今日は睡眠不足。
と、言うのも昨夜、寝る前にTVを見ていて、その内容に唖然として夜、色々考えて
なかなか寝付けなかった。
深夜番組だったのだが、ドキュメンタリーで強い衝撃を受けた。
番組の内容は現在の日本で、餓死する人が増えているというのだ。
しつこいが現在の日本でですよ。北朝鮮の話じゃないんですよ。
それは、生活保護が給付されないため。
一つには生活保護の80年代に詐欺事件が発生し、きちんと調べてから支給しようという
改正があった事もあるが、今では本当に生活保護を必要としている人まで、なかなか支給されない。
ある30代の男性は転職を繰り返し、最後にはリストラをされて職を失った。
病気にかかり、病院のソーシャルワーカーの方の働きにより生活保護を受けれたが、
退院とともに支給が中止された。体調が完全に回復したわけではない彼は再就職もままならず、
のちにアパートの一室で餓死、ミイラ化して発見された。
また、50代後半の男性は高血圧で入院し、生活保護を受けるため、フラフラに
なりながら、役所に行った。入院中は支給されるが、この人も退院とともに打ち切ると
宣言されているそうだ。
退院と共に生活保護を打ち切りにされるケースが多く、入退院を繰返す人が
後を絶たないとその病院のソーシャルワーカーの方が言っていた。
またあるシングルマザーは病気の為、現在、働くことができない。何度、市役所に行っても
生活保護を受けられず、市議会議員に頼んで一緒に行ってもらったら、その場で支給許可が出た。
おエライさんと行くと一発で出るんだぁ。へぇ~。
某市役所では元刑事という強面をわざと福祉課で雇っている。
生活保護を申請しに来た人を威圧して追い返すためだ。
そこの市役所に生活保護の申請をしに来たホームレスに元刑事は
「住所がないと支給できないんだよ。信用がないでしょ。信用がないと支給許可
降りないんだよねー。」と偉そうに言っていた。(たぶん録音機をホームレスの人が
隠し持っていた。)もちろん、ホームレスでも支給資格はある。しかし、こういった人たちは
支給資格なんて知らないだろうし、調べ方も知らないだろう。
はっきり言って、そこの市役所は支給したくないために嘘を教えたのだ。
生活保護を受けるなんて誰でもしたくない。だから、詐欺以外はギリギリまで
なんとかなるんじゃないかと我慢していると思う。だから、申請してきた時点でかなり
命が危ないケースも少なくないと思う。
私達は税金をたくさん払っている。その税金の使い方は政府にまかされている。
私は海外援助も必要だと思うが、自国の人間が最低限の生活保護が受けられず、
餓死する人がいるのに海外を助けている場合じゃないと思うのだ。
私もいつかは老人になる。この先、一生独身かもしれない。
仕事もいつまで出来るかもわからない。しかし、最後は最低限、人間の尊厳を持って死にたい。
約800兆円の借金を抱えている日本。私達が払っている税金を必要としている人・場所に
きちんと使ってくれる政府でないと。その為には日頃からマニフェクトを理解したいものです。
余りに頭に来て、長々とすみません。
@Sydney
・・・だと、いいなぁ。
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餓死の話はちょこちょこ耳に入っていました。
私はとくにオーストラリアに住んでいて、
こちらの福祉を知っているだけに、
本当に日本の現状には、
憤慨以上のものを感じています。
日本国民はもっと怒るべきだと思います。
いろんなことで。
豊かな国なんかじゃありません。
だまされちゃいけません。
生活保護が支給されす餓死する人が出た場合は、当該行政は激しく糾弾されるべきです。
もともと生活保護の敷居が高すぎます。
税金は国民のために還元されるべきです。
不正受給を防ぐことにばかり神経を使っていると、
本当に保護されるべき人々までが、
こうやって漏れていってしまうのです。
「自助努力」などという言葉を
国に便利に使わせてはいけません。
お上からの施しではありません。
国民が人間らしく生きていくための
当然の権利のはずです。
これは日本国民自体がもっと勉強して
さらには反省する必要もあると思います。
海外で拉致や事件に会った人を、
「自己責任」という言葉ひとつで責めてしまいました。
自分達の税金をそんなところで使うなと
声高に言う人が数多くいました。
首を切られても「仕方ない」、
「人騒がせな」そんな言葉が飛びかう国。
そんな土壌が生活保護支給にも反映されているように、わたしには思えます。
拉致事件があいついだとき、
日本の被害者の親族が「申し訳ない」と誤ることを、
海外のメディアは驚きをこめて報道していました。
そうしないと数々のバッシングが
うちひしがれている家族をさらに襲うということも、書かれていました。
ありえない話しです。
生活保護打ち切りで餓死。
これも起きちゃいけない話しです。
担当の行政も国も首相も国民ひとりひとりもみな恥ずべきです。
あ、つい長くなりました。すんません。
みくちゃんの笑顔が最高!
実は、私も病院で医療ソーシャルワーカーをしていますので、生活費や医療費に困っている患者様の保護申請を何度も経験し、その度に役所と良く押し問答をししました。申請を出すまでに調べないといけない事が幾つかあり、一日遅れるだけでその日の医療費が宙に浮いてしまい全額自己負担になりますので必死です。喧嘩腰になる、と言っても過言ではありませんよ。
生活保護を不正に受給している人が一部いるので、それを是正しなさいと国が地方に要求しているのですが、実際にはとてもじゃないけど素人地方公務員では無理、無理。それこそ元刑務官や元殺人課刑事クラスの人でないと対処できない保護受給者もいるのです。
日本は特にひどいのではないかと思います、宗教のない国は...。現実に家族崩壊があちらこちらにありますよね。保護を受ける前に、家族を頼るという事を考えない民族。「身内から言われるのが嫌!」「身内には頼りたくない!」と言って、社会(他人)の世話になる事には抵抗がない、っていうのもどうなんだろう...。見栄を張るからこうなるのかもしれませんね。恥ずべき事は身内で止めておく、という事にはならないのでしょうか。
根本の問題は、実はそこにあると私は思っています。家族崩壊...危険過ぎる!!!
やはり世代が近いと思うところが近い(笑)?
私もシドニーに住んでいた頃、福祉が充実しているのは
びっくりしました。今はどうかわかりませんが失業保険が
無期限に支給されると聞いて。
まあ、これはこれで問題もありますが、弱者が
きちんと生活の保障をされている証拠でも
あると思います。
小泉さんは、海外に向けてのパフォーマンスが多すぎ。
自国民が餓死しているのに海外にアピールしてる場合ですか?
私は選挙で今の与党に入れた事がありません。
この状態が続くようでしたら、この先も入れないでしょう。
弱者が安心して生活できる国になって欲しいなぁ。
でも本当に生活保護が必要な人には、国の社会保障制度としてしっかりと対応していかなければならないと思います。
本当に大変で大切なお仕事ですよね。
TVで少し見ただけですが役所の対応のひどさと言ったら!
一と知さんが喧嘩腰になるのも無理ありません!
「あんたから金貰うわけゃねーんだよっ!」って
言いたかったです。何であんなに偉そうなの!
気の弱い人なら、それだけで申請するのを躊躇してしまうでしょう。
家族・親族に頼るのも限りがあるでしょう。
たとえば両親も年金暮らしで、やっと生活しているなど。
日本憲法には
第二十五条【生存権、国の生存権保障義務】
1 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
ときちんとうたわれています。家族に頼る・頼らないは
別として事実、必要とされる人は給付されるべきだと
思うのです。
でもそれに至るまでに、①年金収入は少しでもある?、②持ち家?、③株や民間保険等資産にあたるものはある?、④クライアントの三親等まで何らかの扶助が行える人はいない?等々確認事項はたくさんあります。嘘をついてり隠したりする人も中にはいます。
多額な借金をしている場合、自己破産が優先され、財産の処分を行ってから保護を受ける事になります。
騙そうとする人もいました。不正受給をしている人もいました。でも本当に必要な人には私も喧嘩腰になりますね。当然の権利を損なうわけですから。もしこのクライアントに何か起こったら「あなたがそうしたんだからね!」と言わんばかりに...。
餓死するに至るなんて...周囲の関わりのある人は無視!?ひど過ぎます!反省しなさい!と言いたくなります。人の命を軽く見るんじゃないよ!って。
でもね、その人の身内は一体何やっているの!?って誰もが思うはず。そうならない為にもちゃんとしないといけないと思うのです。
わかったでしょう(笑)。
一と知さんが、ソーシャルワーカーの方々が真剣に
取り組んでいらっしゃるのは、あの番組を見ればよくわかります!
患者さんの命に関わる問題ですものね。
不正受給をしている人は許せません。そのせいで
本当に必要な人まで受給できなくなるのはもっと
許せません!!
でも多少厳しくなっていて、受給しつづけるためには、求職活動をしている証明とか、ボランティア活動をしている証明、または英語の勉強や各種勉強の証明などを定期的に出さなければいけません。
ようするに「がんばって自活できるように努力してます。しかしいまだその状況にありません」ということであれば手当てをもらい続けることができるわけです。
また生活保護に該当すると思われる各種援助も、決められた用紙に記入をして自己申請。
それで条件に該当すれば即刻振込みが開始されます。窓口の係員が、横柄な口をきくことはまずありません。かれらは申請された援助の用紙の記入に不備がないかどうか確認するだけです。
ましてや「頼める親戚はいないのか」などと聞かれることはありません。持ち家でも援助は出ます。もちろん保有財産が多い場合には援助を受けることはできませんが、それも、持ち家の場合で1000万までとか、借家住まいの場合は2000万まで、とかそんな数字が決められていて、ちょこっと簡易保険が満期になったからといって打ち切られるようなものではありません。
オーストラリアの基本コンセンサスは、バス料金などの支払方法もそうなんですが、「正しい申告を人はする」というスタンスにたっているんですね。これはやはりキリスト教が底辺にあるのだろうと思います。
まずはシステム的に疑うことをしません。
で、たまにいろんなところでランダムに事後チェックをして不正バス賃金や、保護の不正受給がばれることは多々あるんですが、
とりあえず、税金もふくめて、申告されたものは真実として受け取るシステムになっています。ですから生活保護等の申請をして振込みが開始される期間はあっというまです。書類が整っていれば、1~2週間でしょう。
もちろん不正受給している人は少なくないと思うんですが、そこに目くじらたててチェックしすぎて、必要な人が援助を受けられず、餓死する国民がでるよりははるかにいいシステムだと思うんですよね。
オーストラリアの場合、生活保護、児童手当、幼児児童保育手当て、母子家庭手当て、出産手当、三つ子手当て、大家族手当、障害者手当て、寡婦年金、病気手当、看病手当て、大人の学生手当て、若い学生手当て、失業手当、家賃手当て、老齢年金のような様々な福祉が、すべて一本化されていて、「センターリンク」とよばれる福祉事務所に行けば、事足りるんです。
で、この福祉事務所が、まったく敷居が高くない。普通にだれもが顔を出して自分に必要なものをすぐに申請できます。必要なら電話通訳というものもいつでも利用できます。ですから、いわゆる生活保護のような種類のものを申請する際に、屈辱感を味わうなどということがほとんどないんです。
また、この福祉事務所主催の無料の職業訓練コースも各種揃っていたり、専門学校と連結していたりもします。また求職活動のためのPCもおいてあり、ハローワークのような役目もになっています。
オーストラリアでは、税金、医療保険、各種福祉、職業訓練、ここいらがつながっていて、なんというか、不自由な生活を強いられている人も見捨てられてない、どこかですくいあげられる、というシステムが完備しているように感じます。
わたしは日本国籍のままですが、オーストラリア政府からは、すでにたーーーーくさんお手当ていただきました。子どもを産んだときには病院の出産費用は全額無料、そのほかにも出産手当てをいただきました。いまは、一人産むと、30万程もらえます。
それから世帯の収入にあわせた児童手当が連動してはじまり、家賃手当てや、子育て手当てなどもたくさんもらいました。
「よくお金あるな~」っとあきれるくらい国民にお金を使っています。とくに国政選挙前になると、なにかしら受給名目が増えたり、額が多くなったりします(苦笑)
毎年新学年前には、「新学年準備費用」という名目で、小中高に就学している子ども一人に50ドルずつ、うちの州はだしてくれます。小切手が自動的に子どもの家に送られてくるんです(苦笑)
オーストラリア政府のこのような福祉への予算の使い方をみると、「日本の税金はどこに消えてるんだ~!」と、思わずにはいられなくなるんですよね。
またまた長くなってすみませんでした。
Sydneyさん、レス気にしないでください。
文化の違いでこれだけの差があるのだと思いました。人を信じるという事が苦手なのでしょうか、日本人は(私も含めて)。確かに保護を必要とする人が制度や申請書類にうといのは事実です。行政において制度説明を懇切丁寧にされているとも思いません。これは貧困救済という制度の歴史にも関係あるからでしょうね。
行政窓口での対応...申請はあくまで申請、申請に至る過程で責めるような事はしてはいけませんよね。不正受給は厳しく取り締まってもいいでしょうけど。