こんなCDを買った!聴いた!

最近購入した、または聴いたCDについて語ります。クラシック中心です。

ややっこしいテイトのハイドン

2007年12月29日 16時51分51秒 | ハイドン
あっという間に今年もあと三日となりました。クリスマスが終わったら、御用納め、年越しと慌ただしく過ぎていきますね。25日には、神戸大学交響楽団の定演にも行ってきました。甲南大に続いての学生オケの演奏会でしたが、奇しくもメインは同じチャイコフスキーの交響曲第5番。なかなかよかったです。500円でこれだけ楽しめたら、満足ですね。また年末のせいかよくわかりませんが、いつもHMVにCDをネットで注文しているんですが、十日前から「出荷準備中」になってそのままなんです。なんでも注文が殺到しているので遅れているということらしいですが、この遅れは尋常ではないですね。HMVさん、大丈夫ですか。けっこう贔屓にしているので、頑張って下さいよ。ほんと。
そんないろいろな年末でありますが、今回は久しぶりのハイドン。今年の前半はハイドンがマイブームでした。そんなに最近は聴いてなかったのですが、ベートーヴェンを聴いていたら、なんやら聴きたくなりました。音楽的には近い存在なんですよね。やはり、ハイドンの作品の頂点は、12曲からなるロンドン交響曲ですよね。なかなかこの12曲はいいですね。演奏もたくさんあるのですが、カラヤン、ヨッフムからアーノンクール、ブリュッヘンまで、多士済々なんですが、そんな中で私が密かにこれが一番!と思っているのが、ジェフリー・テイトがイギリス室内管弦楽団を指揮した演奏なんです。けっこう中古でも出ており、安く入手できるのですが、問題は現在は5枚に分かれているのです。①93.96.98 ②94.95.97 ③99.101 ④100.103 ⑤102.104 という構成になっています。うちにあるのは、②と96.100.103なんですね。ということで、①~⑤以外の組み合わせのCDもあるので、お店で買うときに「はて?はて?」と悩んでしまうんですね。あと3枚、特に93・99・102番なんかは好きなんで、買おうと思っているんですが、迷ってしまいます。出来たら、セットにするか、第×集とかの表示をつけて欲しいと思ってしまいます。EMIさん、ご一考をお願いします。
さて、テイトの演奏、今回は②です。テイトはモーツァルトもすごくいいんですが、ハイドンもたいそう充実したものです。心地よいテンポ、それでいて軽くならず、腰のすわっている。明快で見通しがよく、音楽が生き生きと流れる。そんな感じでしょうか。イギリス室内管弦楽団も、昔のバレンボイムのモーツァルトのピアノ協奏曲の演奏などでも思っていましたが、管楽器なんかは実にいいですね。テイトの指揮でも同様で、この機能的なオケを存分に生かした快演であります。
テイトさん、最近あまり聞きませんけど、お元気なんでしょうか?

コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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TB有り難うございました (mozart1889)
2008-03-19 04:25:37
トラックバックを有り難うございました。
テイトのハイドン、良かったです。イギリス室内管も実にイイ演奏でした。管楽器のニュアンス多彩なこと、聴いていて田の仕方です。
記事を拝見すると、テイトのハイドンは何枚もあるんですね。ダブらないように気をつけながら、他の演奏も聴いてみたく思いました。
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