2位でも良いが浪費を辞めたから不況になり科学技術で中国に抜かれた
無題-13




政府はもっと無駄遣いをしろ

コロナ対策として日本政府は2020年に57兆円の補正予算を組み、21年も早々に20兆円以上の補正予算を組む。

これとは別に日銀は2020年に数十兆円の資金供給を行い、金融機関に貸したり社債を買い取ったりした。

日銀から金を借りた、あるいは押し付けられた銀行は政府の指導で無利子無担保の貸し付けを行った。
 

コロナで休業したり業績不振になった企業は間接的に日銀から金を借り、とりあえず延命している。

これとは別に日銀はETF購入を行ったので、政府の補正予算と合計すると優に100兆円を上回る。

こうして政府がばら撒いたお金が有効に使われるかと言うと、どうせ大半は湯水のようにどこかに消える。


2020年に政府が配った全国民10万円は、貧困層はすぐ使ってしまい富裕層は使わず貯金しました。

麻生財務大臣に言わせると「無駄金」で「あんなものはやらない方が良かった」となるが確かに有効に使われてはいない。

では有効な使い方とは何かというと、大半の人は「節約して無駄に使わない」どうしても必要な支出に限るなどと言います。


ところがこの考え方が大間違いで、日本を30年間不況に陥れ、今もコロナをきっかけに大不況にしようとしています。



「お金の浪費」を辞めると不況に、浪費すると好況になる

昔民主党が与党になった時、「仕分け人」のレンホーが「いかなる場合も無駄は許さない」と大ナタを振るった。

ダム工事や治水中止はその後の水害を引き起こしたと非難されたが、仮に水害を起こさなくとも最悪でした。

公共事業の本質は治水ではなくお金を無駄遣いすることにあるからで、無駄遣いを辞めた国は破綻してしまう。


バブル崩壊までの日本は毎年数十兆円を公共事業に使ったが、無駄遣いをなくせと言って数分の1にしました。

建設業は崩壊し労働者は失業し、都会から田舎に金が流れなくなり、地方の貧困化や超少子化も引き起こした。

「無駄をなくす」とは金の流れを止める事で、日本経済は無駄をなくしたら崩壊してしまった。


橋本政権、小泉政権、民主政権、安倍政権はこれでもかと無駄をなくし、経済を縮小させました。

良く日本政府はむだ遣いが多いという人が居るが、それは逆で日本政府ほど無駄遣いをしない政府は無い。

アメリカや中国や欧州の無駄遣いは目を覆うほどで、何の役にも立たない宇宙ロケットや核ミサイルに何十兆円もかけている。


それでも米中欧の方が経済好調なのは「無駄遣いによって社会にお金が回っているから」で、くだらない宇宙開発を辞めたら宇宙産業が崩壊します。

NASAはくだらない宇宙産業に膨大な予算をかけて宇宙人探しをしているが、辞めたら産業崩壊で税収が減りかえって財政悪化します。

それをやっているのが日本政府で、「宇宙開発は無駄」と言って種子島の発射場では錆びついて耐用年数も過ぎている機材を使っている。


なぜ日本経済は30年間ずっとダメで世界の落ちこぼれになっているのか?

それは他でもない日本人が「無駄をなくせ」「節約しろ」と言って経済崩壊させたからです