死人続出! 中国バブル、ついに大崩壊

現代ビジネス 2015年07月20日(月) 週刊現代

死人続出! 中国バブル、ついに大崩壊 このままでは中国全土で暴動が始まる

この1ヵ月で、2億人が1000万円の財産を失った。株価の大暴落が引き金となって、リーマン・ショック、ユーロ危機に続く金融危機がやって来るのか。

「中国株は、中国共産党が胴元になっている賭博です。共産党は配下に 収めている政府機関と官製メディアを使って煽り、2億人以上の国民を株式市場に駆り立てておきながら、あげくその資産を収奪したに等しい。いまや中国全土 が大混乱に陥っていて、夥しい借金を抱えて自殺する人も相次いでいます」

こう証言するのは、元中国有力紙の編集委員で著名コラムニストの丁力氏だ。・・・

2億人以上と言われる中国の「股民」(個人株主)たちが、全財産を失って「跳楼」(飛び降り自殺)するケースが中国全土で続出。「跳楼」という言葉が、にわかに流行語になっている。・・・

私の周囲にも、50万元損したなんていう知人はザラで、1000万元以上損した友人もいます。7000万人以上が、平均30万元から50万元は損したと、中国メディアは報じていますが、これは極めて控え目な数字でしょう・・・

6月の新華社通信の調査によれば、中国の大学生の実に31%(約790万人)が、日々株の売買をやっていて、そのうち26%は、5万元以上つぎ込んでいます。そのため、大学生の破産者が、にわかに社会問題化しています。

それどころか、中国全土で高校生、中学生、果ては小学生まで、株に熱を上げていた子供たちが大量にいたことも問題になっています。親が築いた財産を、子供が成人する前にすっかり食い潰してしまったわけです

 習近平主席の62回目の誕生日・・・一日で200ポイント以上、率にして2%も暴落したのです。まさに『習近平暴落』で、国民はすっかり夢から覚めました・・・

市場は、習近平という稀代の経済オンチの指導者を嫌悪している

今回の株価暴落によって、巨竜の心臓部を直撃された格好です。いま国務院の幹部たちの間で言われているのは、もしも上海総合指数が3000ポイントを切ったら、金融危機の到来を覚悟しないといけないということ

中国市場は政府によるインサイダー取引が日常茶飯事で、一般の『股民』からすれば納得できないことが多い。

それでもこれまでは株価が上がっていたので我慢してきましたが、国民がこれだけ大損害を被ると、デモや暴動が全国各地で頻発するのは必至です

習近平主席のやり方から見て、まずは経済担当の幹部たちを『生け贄』として 血祭りに上げるでしょう。だが今回の株価暴落で、習近平政権に対する国民の信頼はガタ落ちしたので、国民はそれくらいでは納得しない。経済は長期低迷し、 政府に対する国民の突き上げも増していくでしょう

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