博物館建設で浮上した 「慰安婦は抗日英雄か日帝協力者か」論争

黒田勝弘
博物館建設で浮上した 「慰安婦は抗日英雄か日帝協力者か」論争

「挺対協」の反日執念はすごい。日本政府がいくら「おわび」や反省をしても、あるいは元慰安婦に対する日本の民間基金による慰労資金計画や、韓国政府の手厚い(?)生活支援が行なわれても納得しない。毎週水曜日、元慰安婦の老女を連れ出しての日本大使館前での反日デモは、もう10年以上も続けられている


元慰安婦のなかには、彼女らを支援する反日活動家たちの影響で、自らの過去を独立運動に関連させて物語る例まである。これに対し民族団体側には「日本軍の従軍慰安婦は基本的には日帝協力者だった」とする見解も存在する。
 
 時代の流れから「女性の人権」という名分には誰も反対できない。慰安婦支援団体はこの大義名分を振りかざし、慰安婦問題を「抗日独立運動」の領域にまで格上げしようとした。しかし今回の対立で、慰安婦問題をめぐる彼らの"無理(歴史歪曲?)"がはからずも表面化したかたちだ。

歴史なんて どうでもいい連中の言い分の 破綻なのだ
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