自民党が撒いた「怪文書」に見る自民党の質的劣化

森永卓郎
自民党が撒いた「怪文書」に見る自民党の質的劣化

自民党本部が制作した「知ってドッキリ民主党 これが本性だ!」
当の自民党代議士の平沢勝栄氏が「怪文書」と呼んだ代物である。あまりのすさまじさ 

「第3章 日本人尊厳喪失進行中」というタイトルも大仰だが、中身も尋常ではない。
その本音は、在日米軍をそのままにして、日米地位協定も堅持するというものだった

民主党政権が実現すれば『日本』や『日本人』が消滅の危機に直面してしまうに違いありません
ここまでくると、チープな右翼団体のビラ 

「子ども手当」を支給することで、地方公務員の担当者が増員される。地方公務員が増えれば、違法な組合活動や政治活動が横行する、というわけだ。ここまで飛躍した論理も珍しい。

これを読んでわたしは、「ああ、自民党は労働者が嫌いなんだな」ということがよく分かった。しかも、自民党は労働者を嫌っているだけでなく、労働者をまったく信用していない。

「労働組合が日本を侵略する日 民主党にだまされるな!」とサブタイトル

もちろん、自民党の候補者でも、このパンフレットにあきれた人は多いようだ。わたしが出演した『テレビタックル』に登場した自民党候補者は、冒頭で述べた平沢勝栄氏のほか、下村博文氏、河野太郎氏も「こんなもの配らねえよ」と吐き捨てるように言っていた。そして、その3人は見事に小選挙区で当選したのである

私もたまたま この場面をみていました
私は 
反対の意味で これじゃ 自民ダメ
お前たちが 戦犯!
と 思いましたけどね

森永さんは 経済は 一流だけど
外交は ナンセンス

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