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北海道には既に日本人が住んでいたので、北海道に渡ってきたアイヌ人は不法移民

これは 知らなかった

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

北海道には既に日本人が住んでいたので、北海道に渡ってきたアイヌ人は不法移民

読者の声1)貴誌5998号の(読者の声1)で鈴木秀寿氏が「今では縄文時代の一万六千年前に遡ることができるようになってきました」と書かれました。
 縄文時代の開始はまだ確定していませんが、放射性同位元素の割合による年代推定では1万9千年以上前の縄文土器も見つかっています。断言はできませんが、いずれ2万年以上前というようになると思います。
 縄文遺跡に関しては面白いことがあります。縄文中期の遺跡が北海道で見つかっていますが、同時代のアイヌ人の遺跡は見つかっていません。縄文後期は世界的な気候変動で北海道に人間が住むことが困難になりました。それ以降の最古の北海道移住民の記録は9世紀で、和人が入植したものです。

 アイヌ人の遺跡で見つかる最古のものは14世紀のものです。つまり、アイヌ人は、14世紀になって北方領土や既に和人が住んでいた北海道に移民してきました。北海道には既に日本人が住んでいたので、北海道に渡ってきたアイヌ人は不法移民であり、先住者の和人は彼ら不法移民を平和裏に受け入れて共生・共存したということです。
 明治32年に旧土人保護法が制定され、彼らの身分は不法移民から日本に帰化した日本人となりました。また、当時小学校の義務教育は有料でしたが、アイヌ人の子弟は授業料を免除されました。入植者には開拓地を与えられましたが、アイヌ人には入植者より広い土地が与えられました
 アイヌ人は狩猟・漁労を行っていて、農業技術を持っていなかったので、入植者に土地を貸して地主となりました。このような破格の条件で不法移民であったアイヌ人が日本への帰化を認められたのは、日本の国柄でもあり日本人のやさしさでもありますが、アイヌ人が国会へ請願したこともあります。
 第二次大戦後農地解放が行われた時、アイヌ人活動家が、駐留軍にアイヌ人の地主を農地解放から免除するように請願しましたが認められませんでした自民党が国会に上程しようとしているアイヌ法では、アイヌ人を北海道の先住民としています。荒唐無稽な話です
 まさに、ニーチェが言ったように、「この民族、この国民をみよ」と全人類に向かって云わねばなりません。
偏見と差別は必然ではないということの証明です。
   (當田晋也

 

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