小池知事が好きなバンクシーは日本では”ただの犯罪者”刑務所にぶち込まれて終わりです。
この国から芸術家は生まれようがない
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画像引用:https://www.msn.com/ja-jp/travel/news/ 神出鬼没!謎の画家 バンクシー(Banksy)が描く世界の路上アート



日本には”芸術家”が1人もいない問題

東京五輪はよく分からないまま終了したが、中でも分からなかったのは開会式と閉会式だった。

どちらも評判は悪かったが、特に閉会式は眠くなったなど悪評で、途中で帰った選手や関係者も多かったという。

オリンピックの開閉会式はだいたい退屈なものですが、日本のは別格にレベルが低い気がします。

国際的なイベントが日本で開催されるたびに、それに合わせてショータイムのような事が行われる。

各国は伝統芸能や現代芸術家、舞台アーティストらが起用され、退屈だがそれなりに美しいと感じる。

ところが日本の場合こうしイベントは「お遊戯会」レベルで、今回の東京五輪はそのレベルにも達しなかった。


コロナで予定した演目ができなかったという理由もあるが、予定通りに実施しても酷いものだったでしょう。

当初の予定では女性芸人の渡辺直美にブタの着ぐるみを着せて、「オリンピッグ」というギャグをやる予定だったとされている。

あまりに酷いのでこれを提案した人は首になったが、別な人は天皇をクイズに出演させてクイズ番組をする提案をしていた。


こんな風になる理由は日本では舞台芸術がなく、テレビ屋とかイベント屋しか依頼する人材が居ない事があげられる。

アメリカにはハリウッドを始めとする舞台芸術があり、欧州はギリシャやローマ時代から大観衆を集めてショーをやっていた。

日本にも能や歌舞伎や演劇の伝統はあるが、とにかく「テレビ屋」「イベント屋」が幅を利かせている。

テレビ屋はせいぜいジャニーズやAKBらを登場させ恥ずかしい歌を歌うとか、その程度しか思いつかない。


日本には芸術家がいない

現代の芸術の中心地はアメリカのニューヨークとフランスのパリで、この2都市で活動したことがある芸術家はジャンルを問わず多い。

ロンドンやローマでも良いがすべて西洋の都市、東京や北京で育った一流の芸術家は居ない。

なんでそうなるのかはNYやパリを見れば一目で分かり、路上でパフォーマンスしたりその辺の地面に座って絵を描いたりしている。

東京で同じ事をしたら迷惑防止条例や道交法違反で警官隊に包囲され、逮捕されて全国ニュースに出るでしょう。

「非常識な若者が迷惑行為、自称芸術家の住所不定無職」などの見出しでしょうか?

同じように創作活動してもNYやパリでは芸術家として存在を認められ、東京では逮捕、北京や香港では死刑でしょう。


香港では去年香港安全維持法が施行され、自由や表現が全面的に規制されました。

その時1人の青年が日本製バイクに乗って「光復香港 時代革命」の旗を掲げて逮捕された。

先日この裁判で懲役9年の実刑が言い渡され、香港では旗に字を書いただけで懲役9年になるのが判明した。


同じ事をNYやパリでやったら称賛されるか、つまらなければ無視されるかのどちらかでしょう。

中国や香港には表現の自由がないので、旧ソ連と同じように今後いかなる芸術も生まれません。

日本は中国よりちょっとマシだが、地べたに座って絵を描いたら警官に連行され、写真を撮ったら迷惑罪で逮捕されます。


NYやパリでは誰がどんな創作活動をしようが自由で、芸術の権利が保障されている。

その結果日本のオリンピックの開会式は「見るのも恥ずかしい幼稚園レベル」、中国のは管理された独裁国家のように感じます。

こうして見るとオリンピックの開会式は、開催国の本当の民度を図る絶好の機会かも知れません。


日本人は芸術をばかにするが芸術は巨大産業であって、フランス人やイタリア人は芸術で飯を食っています。

芸術的センスのないイタリア人やフランス人は、ただの怠けものに過ぎませんから