老眼鏡はかけたくない!老眼の治療法4つ

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老眼鏡はかけたくない!老眼の治療法4つ【すこやか生活術】 (04/15)

老眼鏡をかけるのがイヤでイヤで、それなりの金を出してもいいから、老眼を治したいという人が少なくない。最近は老眼治療の選択肢が増えて、自分の目や生活スタイルに合ったものを選べるようになったというが、どういうものがあるのか? 「みなとみらいアイクリニック」主任執刀医で防衛医科大学非常勤講師の荒井宏幸医師に聞いた。
 最も新しいのが「アキュフォーカスリング」という治療だ。
「特殊なリングを手術で片目に装着します。リングの穴から見るようになるので、ピンホール効果で“焦点深度”が深くなり、近くが見やすくなる」
 もともとメガネを使用していない人は、遠くを見る視力は治療後も変わらないので、近くも遠くも見えることになる。
 あくまでも老眼の治療なので、近視や乱視、遠視などでメガネやコンタクトレンズを使っている人は、引き続きメガネやコンタクトレンズが必要。しかし同時にレーシックを行うと、近くも遠くもメガネなしでOKになる。
「向いているのは、“ゴルフなどスポーツをするので老眼鏡だと不便”“ケータイのメールや時計を見るとき、わざわざ老眼鏡をかけたくない”といった人たちです。細かい字を長時間見るような人には、向いていません」
 アキュフォーカスリングは、2005年からヨーロッパで行われるようになった。ヨーロッパでは多くの施設で行われているが、日本での本格導入は「みなとみらいアイクリニック」だけなのが難点だ。費用は30万円(金額は「みなとみらいアイクリニック」のもの、以下同)。

●自分に合うのはどれ?費用は?
 お次は、意図的に左右の目の視力を少し変えることで、老眼でも遠近両方を見られるようにする「モノビジョン」だ。
「老眼鏡を嫌う欧米人に人気の方法です。視力によっていくつか方法があり、『利き目の方にだけコンタクトレンズを入れて遠くを見えるようにする』『片目の視力をレーシックで少し上げる』『コンタクトレンズを使っている人は、利き目でない方の目のレンズを弱めにする』などです」
 モノビジョンのデメリットは、人によっては慣れるまで時間がかかること。コンタクトレンズで調整するなら、金額は通常コンタクトを買うときと同じ。
「CK」は視力の矯正手術。角膜に高周波エネルギーを照射し角膜のカーブを強くして、老眼でも近くを見えるようにする。世界で10万件以上行われているが、切開しないので、安全性が高いのが魅力だ。片目10万円。
 値段が片目60万円と超高額だが、遠近両用の眼内レンズを入れる「マルチフォーカルIOL」という方法もある。白内障手術と同時に行えて、安定した効果があるのが利点だ。
「治療法は必ず医師に相談し、自分にとって、よりベターなものを選ぶことが大事です。目の状態だけでなく、生活スタイルやその人の性格でも、合うものは変わってきます」
 老眼鏡よ、サラバ!

詳しくは ↓
老眼治療の方法(アキュフォーカスリング・CK・モノビジョンレーシック ...
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