無能な国防トップ  亡国の運命

これは わかりやすい解説 ぜひ読むべし

法律だけで 世の中が 収まることなんてないんだからね

トトメス5世

防衛省内紛、現場経験のない「素人」官僚に自衛官が反発

防衛省事務次官とはこんな老人、戦地どころか未舗装路を歩いたことすらない
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引用:http://www.jiji.com/news/photos/photo_news/images/658/0024600146.jpg



自衛隊と防衛省の戦い
一般的には同じだと思われているが防衛省と自衛隊は明確に区別されていて、もっと言えば敵対関係に置かれている。
自衛隊は旧日本軍の残滓を位置づけられ「武官」あるいは制服組と呼ばれ、監視対象になっている
自衛隊がクーデターなどを起こさないように監視しているのが防衛省で、「文官」、キャリア官僚、背広組と呼ばれている。

警察を引き合いに出すと、キャリアとして入省した官僚は省内で出世が約束され、現場で警察勤務などはしない。いわゆる「お巡りさん」や刑事がどんなに優秀だったとしても、官僚を押しのけて出世する事は絶対にない。

防衛省の場合はこれがさらにいびつで、自衛隊は日本軍だから「犯罪者」扱いされ、防衛省の官僚は犯罪者を監視する看守の役割をしている。これが「文民統制」、シビリアンコントロールの実態で、防衛官僚は自衛隊を見下し、自衛隊は防衛官僚を心底憎悪しています。

そしてこんな歪んだ軍隊を作ってしまったのは日本政府と国会で、文民統制という意味不明な日本語を作って国防を破壊しました。欧米でシビリアンコントロールなんかしている国は無く、アメリカは兵隊上がりが大統領になったりしています。(ケネディなど)

米国防総省のトップも「制服組」で、計算機より重い物を持った事が無い事務員が出世する余地はありません。軍隊は兵器で敵を倒す機関である以上、手柄を上げた人間が出世するのは、古代からの原則です。何ゆえに日本では伝票整理をしているような人間が軍のトップなのかというと、日本軍を復活させないためという大義名分が挙げられています。

自衛隊の身分の低さ
キャリア官僚である防衛省が予算の割り振りや人事権など重要事項の決定権を握っていて、防衛方針なども官僚が決定している。武官である制服自衛官も会議に出席するが、決定権を握っているのはあくまで官僚です。
ここで問題になるのが「官僚」は果たしてそれほど優秀なのかという疑問です。

文部省の天下り不正事件を引き起こした当事者である前川前事務次官は、事実上懲戒免職になったが(その前に辞職)退任後に安倍首相への復讐を始めたのは周知の通り。また財務省は消費税を導入したが経済崩壊を引き起こし、責任を逃れるため消費税は正しかった事にして増税まで行い、さらに日本経済を崩壊させた。
これらの例で分かるのは官僚とは無能であり、現実世界で通用しない学校秀才だという事です。

旧日本軍を暴走させたのも、こうした学校秀才の官僚たちだったのだが、その点の制度改革はされませんでした。自衛隊の職員らは防衛官僚にくらべて非常に身分が低く、給与や待遇で大きな格差が存在しています。
官僚の定年は60歳だが、自衛官の定年は56歳、しかも定年に達する前に自主退職するように圧力を掛けている。

官僚は退官後の天下り先を防衛省と軍事企業が面倒を見るが、予算執行に関係ない制服組は退官したらただの失業者になる。さらに一般隊員の任期は2年で(更新可)昇進しない限り30歳には多くの隊員が退官になる。
日本の自衛隊はいつも人手不足で隊員が確保できないが、入隊しても職業として先がないので、集まらなくて当然といえる。

自衛隊による防衛省攻撃
自衛隊職員は防衛省官僚にたいして大変惨めな地位にあったのだが、これが2015年に紛糾した安保関連法で変更された背広組と制服組を対等に位置づけた改正防衛省設置法で、制服組は安全保障政策の意思決定に関与できる事になった。とは言っても防衛省のトップである事務次官には防衛官僚しかなれないのだが、制服組はさらに権限を拡大したいと考えている。

そこで起きた事件が南スーダン銃撃戦で、詳細は全て非公開だが、反政府軍と現地自衛隊の間で銃撃戦が起きたと噂されている。ここで防衛省の官僚らは現場の自衛官に責任を取らせ、日報はなくした事にして一件落着しようとしただが日報問題は国会で追及され、「犯人」にされた自衛隊制服組は防衛省の不正をマスコミに流す事で反撃に出た

結果、稲田朋美防衛相と黒江哲郎事務次官、陸上自衛隊の岡部俊哉陸幕長が退任や辞任をした。
陸自が事務次官のクビを取ったが、騒動はこれで治まらず、官僚による報復や制服組のさらなる暴露攻撃が考えられる。

全ての根源は1954年の自衛隊発足時に「文民統制」という奇怪な日本語を発明して、事務員を軍のトップに決めた事にある。軍隊では勝利に貢献したものや現場で戦った者が出世するのが当然で、これを間違えて滅んだ国は多い

有名な例では日本を統一した豊臣幕府は、武将ではない官僚の石田三成をトップに据えたため、諸大名は従わず滅亡した。仮に日本が中国やロシア、北朝鮮との戦争に巻き込まれたとして、官僚が指揮する自衛隊が機能するとは思えない

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