ロシア部隊展開でナゴルノ停戦 アルメニアが領土引き渡しへ

よっぽどの オタクでないと ピンとこないでしょ?

この記事 なんとなく 分かったような気分にしてくれます

 

陳胡痒さん

 
5年後「アメリカ軍展開で日中停戦。日本が尖閣諸島引き渡しへ」
 
今回のアルメニアの惨敗ですが、アルメニアはナゴルノカラバフを巡る領有権問題で一貫して同じキリスト教国であるロシアの後ろ盾を頼りにしてきました。しかし世界に離散しているアルメニア人がいて、彼等は銀英伝のフェザーン商人みたいな人達で、アメリカではユダヤほどではないですがそれなりの政治力を持っているため、国内ではこのままロシアの保護国でいることが経済的に正しいことなのか?EUに加盟したり、アメリカとの経済関係を強化するべきではないかという勢力がいるわけです。そんなアルメニアで2018年に政変が起きて、不承不承ではありますが親ロシアの姿勢を取ってきたセルジ・サルキシャン政権が倒れて、親米・反ロシアのニコル・パシニャン政権が誕生したわけです。このことが理解できていないとなぜアゼルバイジャン側が攻勢に出たのか理解できなくなります。
ロシアにとっては、自分の属国がアメリカやEU側に寝返ることは許さないということです。アルメニアはロシアの平和維持軍の展開でようやく全ナゴルノを喪失して住民が包囲虐殺されることを免れたからです。アルメニアの現政権は総辞職し、親ロシア派が政権を取るでしょう。そうするしか残りのナゴルノを確保する方法はないからです。
これはそっくりそのまま日本・アメリカ・中国・尖閣の関係に置き換える事ができます。
日本は国土防衛問題で一貫してアメリカを頼りにしているにも関わらず、中国にシンパシーを感じる野党・政治家・官僚・財界人・マスコミを国内に抱えているからです。アメリカにとっては日本をアメリカの属国に留めておいてアメリカの国益に奉仕させようと思えば、基本的には日本が中国の脅威に怯える状態で居続けさせるだけでよいのですが、日本が中国の脅威よりも経済的利益に魅力を感じて親中政権が誕生するなら、ロシアがアルメニアとアゼルバイジャンにしたように、中共を尖閣に攻め込ませたらいいのです。ほら、第一次湾岸戦争でアメリカの駐イラク大使がフセイン大統領にアメリカは貴国とクウェートの領土問題に関しては関心がないと言ったみたいに言えば、中国は大喜びで尖閣奪取の行動に出るでしょう。日本は憲法9条を守って遺憾砲だけでことを済ますか、中共にいる日本人と日本企業の財産を人質にされて自衛隊が戦うかの二択になりますが、まあおそらく遺憾砲ですますでしょう。
しかしどちらにせよ親中政権は総退陣に追い込まれますし、日本はさらにアメリカに依存するようになってアメリカの無理難題をなんでも聞き入れないといけなくなり、武器も買わせることができるようになるわけです。そして日本人は尖閣は取られたけど沖縄本島はミサイルをうちこまれる程度ですんだ。アメリカのお陰や、アメリカ万歳!となるでしょう。
まあそうなったらようやく憲法9条の改正もできるかもしれないですね。
俺がいいたいのは、こういうことです。小国は後ろ盾になっている国を無視してイキったことをするなということです。日本は憲法9条があり、核兵器ももたない状態でアメリカから離れて生きる道なんてないということです。
ロシアから離れようとしたアルメニアを見たらわかるだろ。それが現実です。
そして韓国と日本の問題もロシアとアルメニアとアゼルバイジャンの関係見たら、現実問題としては日本が忍従するしか無いんです。アメリカにとって日本と韓国の関係はロシアのそれと同じだからです。喧嘩してないで大人しくしてろ、それにつきます。そしてそのために譲歩を求められるのは双務的に戦争をすることも出来ない日本です。
日本が韓国との関係を清算できるとしたら、それは米韓同盟が完全に破綻して韓国がレッドチームに行ってしまったときでしょう。
 
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