なぜ「横田めぐみ奪還!」「対中援助を中止せよ!」との声を上げなかったのか

青木直人
参議院選挙が終わりました。

選挙の結果、象徴的なことがありました。左右のイデオロギー小党の凋落です。それは社民党、共産党、そして「立ち上がれ日本」「創新党」の議席数となって現れています・・・・

私はまた、後者の二政党に一定のシンパシーを表明してきましたが、残念ながら、選挙中、取り立てて、強い訴求力を感じませんでした。
なぜ「横田めぐみ奪還!」「対中援助を中止せよ!」との声を上げなかったのか。これでは民主党の事業仕分けを笑えません。国民全員とは言わなくても国を愛する我々には戦う用意はあるのです。
安全保障を語るのなら、あるいは中国の軍事的脅威を問題視するのなら、この2つのテーマこそ大々的な論争軸にすべきだったのです。政治は具体的テーマをめぐる論争であって、漠然とした言葉では国民には伝わりません。
いまは少数派でもいい。だが一点の火花も荒野を焼き尽くすことが出来る。

もう抽象的な「保守」は結構です
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