【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】(940) 中国の処理水政治利用、反撃の妙案示した『新潮』櫻井コラム

これしきのこと 関係者がしらないなんて 有り得ない

知らなかったら無能力

担当者を処分せよ 岸田さんよ NHKよ

それとも 岸田さんが指示した???

 

【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】(940) 中国の処理水政治利用、反撃の妙案示した『新潮』櫻井コラム

福島第一原発の処理水放出問題。

政治利用しか考えていない中国政府と、無知蒙昧(もうまい)な中国国民、まともに相手にする方がバカを見るだけだ。

各誌、取り上げているが、『週刊新潮』(9月7日号)、櫻井よしこさんが人気コラム「日本ルネッサンス」で、日本の取るべき態度を明快に指摘している。

〈松野博一官房長官は「丁寧に説明する」と語ったが、一体何を考えているのか。中国政府は福島のトリチウム処理水が極めて安全なことは百も承知の上で、政治的戦いを仕掛けているのである。今更丁寧に説明するなど、無意味だ〉〈直ちに反撃することだ〉

以下、櫻井さんは5項目にわたって具体的な反撃方法を。

〈反撃の第一手は中国にホタテ貝を今後も売らないこと、サプライチェーンから中国を除外することである〉

わが国の農林水産物の中で輸出金額第1位はなんとホタテ。令和4年の実績で見ると中国向け輸出が全輸出量の8割、約10万3千トン、金額にして467億円

〈だが、それら全てを中国人が消費するわけではない。日本のホタテは賃金の安い中国で殻から外され、主に冷凍貝柱として米欧諸国に再輸出されている。その最大消費国は米国

ならば、この際、日本や他国で加工を行い、直接、アメリカや欧州に輸出すればいい。

〈結果として中国は雇用を喪失し貿易量も減る(中略)自業自得である〉

以下、櫻井さんの挙げる4項目の反撃方法は実に具体的で、すぐにでも実行すべきだ。松野官房長官にもぜひお読みいただきたい。

『新潮』でもう1本、「甲子園『慶應優勝』への違和感の正体」。応援についてあげつらっているが、ま、素直に喜んであげればいいのでは。

 

『週刊文春』(9月7日号)は今週も、しつこく「木原事件実名告発元取調官を警視庁二課が狙っている」。

実名告発した警視庁捜査一課の佐藤誠元警部補を、地方公務員法違反で立件すべく、あれこれ身辺を洗っているという。

今、警視庁が洗うべきは、木原誠二官房副長官の身辺だろう。

 

(月刊『Hanada』編集長)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 【大手町の片... 福島風評被害... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。