理路整然と嘘をつく米大統領としどろもどろの日本正直首相

田村秀男
理路整然と嘘をつく米大統領としどろもどろの日本正直首相 

オバマ大統領はうまく言うけど、肝心の金融バブル処理は遅々として進んでいないし、財政大盤振舞いも次第に長期金利への重しになるだろう。公共投資効果も何年かかるか不明だ。理路整然と嘘をつき、有権者の支持を得る政治家としての能力は確かに抜群だ。

対象的なのが、麻生太郎首相だ。19日午前の衆院予算委員会で、中川昭一前財務・金融担当相が失態により辞任したことについて「G7(先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議)会合後の記者会見での中川氏の態度が、世界に不安、不信を招いた」と陳謝した。正直な人ですね。G7会議で中川氏は役割を果たした、と縷々説明でもすれば「理路整然と煙に巻ける」だろうが、麻生さんはそうしない。消費税引き上げも正直に言ったまでだが、これでは消費者心理が冷える。理路整然と嘘をつくのが嫌なのか、それとも嘘つき能力がないのか。

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