現場に押し寄せた群衆はスマホで記念写真を撮りSNSに投稿した
報道されなかった言葉とは
2022年10月29日土曜日22時15分ごろに発生したソウル梨泰院の雑踏事故は最終的に156人がなくなり197人が負傷しました
当初から韓国メディアの報道では「XXX(放送禁止用語)、押せ押せ!」などの表現が見られ日本メディアも同様に伏字にしていました
だが日本の週刊誌などの報道では伏字の部分で何が言われていたのか詳細に書かれていて、想像以上に群衆が関与していた
現場は細い坂道で降りてくる群衆と昇ってくる群衆が交差する坂の下で最も狭くなり、上下から押されて数百人が動けなくなった
坂の下からは上が見え上からは下が見えていたので、最初は「戻れ、引き返せ」と言う声が人々から発せられていた
だが圧迫が酷くなったころ坂の上で「押せ押せ!もっと押せ!戻れ」という声を出して押す集団が現れ、この集団が直接の引き金になった
坂の上から下に群衆を押す波が生れ坂下の最も狭い部分の群衆が圧迫され倒れたが、この後の出来事のほとんどをマスコミは報じていなかった
大勢が倒れたのを知った群衆数百人から数千人が見物しようとして坂に押し寄せ、さらに押した事で300人以上が強く圧迫された
現場にいて倒れた人の手当てをしていた人ははっきりと「なにこれ笑える」のような嘲笑する群衆の声を聴いたという
見物のために現場に押し寄せた群衆はスマホで倒れた人との自撮りをしたり、記念撮影をして笑っていたそうです
事故当日には救急車の前を塞いで踊る集団の動画がネットに投稿されていたが、動画には音声がなく静かでした
実際にはノリの良い音楽が大音量で流されていて救急車の音もかき消され、踊る人々は放送禁止用語を叫んでいた(広告基準に抵触するので自粛)
数千人の見物人がさらに押した
救急車から降りた隊員の前を塞いだり邪魔をする行為も確認され、蘇生を試みる隊員らを群衆が取り囲んで「超おもしれえ」のような言葉を発していた
さらに現場にいた人らの証言によると蘇生を試みるふりをして倒れた人に触ったり撮影しようとする行為も目撃されていた
メディアは坂の上から「押せ!押せ!」と号令をかけて押した集団を探そうとしているが、それだけではなく数千人もの群衆が事故を見物する為にさらに押していたのです
ただの群衆心理にしては非常に悪質で、現場周辺にいた多くの人が事故を誘発し拡大して行きました
なくなった多くは20代の若者だったが、その周囲にいた20代の若者達が「ウヒョー、笑える、うける」のような言葉を発しながら倒れた人をもっと押していました
倒れた人からスマホや財布を抜き取るのも目撃されていて、押し寄せた群衆は「戦利品」のようにスマホ動画や写真を撮りSNSに投稿した
その夜韓国のSNSでは無修正の倒れた人々の写真が大量に投稿され、それを見た多くの人が面白がって「いいね」を付けていた
これら一切は大手マスコミでは「なかった」事になっていて、時間の経過と共に綺麗ごとになっていくでしょう
ソウルでは数万人が集まって追悼集会を開いているが、現場を見ようと押したのもそうした一般の人々なのです