西尾幹二  安部を斬る

西尾幹二:北朝鮮核問題(二) 

”安倍氏・・権力は現実に触れると大きく変貌する
「戦後っ子」の正体暴露
「中国とうまくやれ」という米国のサインに過剰に応じた
中国にではなく、米国に顔を向けて、言わずもがなの発言

安倍内閣・・竹中氏がアメリカのエージェント・・米政府の内部・・金融政策・・ゴールドマンサックス系・・民営化された郵便貯金銀行の運用権
・・日本国民の永年の勤勉の結晶が、米国投資家の手をぐるりと回って中国大陸の荒野に吸いこまれて空しくなる

この国の資本家たち・・自由民主党は、日本の伝統や歴史を尊重する、言葉の真の意味における保守政党では もはやない

「教育改革」はたゞの掛け声に終る・・本気で何かをしないための時間稼ぎ

米国が日本にMD(ミサイル防衛網)を押しつけ、大金をまき上げ、軍事情報の中枢・・日本を押さえこみ、中国にその分だけ恩を着せる
米国がどう最終政策・・本当の腹が読めない。その点では悲しいことに金正日とわれわれはある種の仲間

中国の勢力圏としての北の位置づけを 米国がどう保証するか が、中国にとり 問題の中心

安倍首相はひとつでもいい、米国の指令ではない独自の外交政策を打ち出し、東アジアのリーダーの実をみせて欲しい
 そうすれば100個の教育再生会議をつくるより、はるかに効果的な、はるかに強く国民を鼓舞する「教育再生」の有効な役割を果す”

<要するに>
郵貯 と MDで 日中を おさえる 米国の戦略
これに 迎合する 安部政権 

最後の 
米国の指令ではない独自の外交政策 こそ 真の教育再生 
との指摘は まさに 正論 

実現することを 祈る



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