コラーゲン 飲んで効くは ホント?

 

医学常識も ちょっと目を離すと 変わっているという いい例?

でも 結局どうなんでしょうかね

NHK ガッテン!決定版!コラーゲン100%活用SP  2017年3月1日

より詳しくは Youtubeで

 

コラーゲンは食べても、胃や腸などでバラバラに分解されてしまいます。「じゃあ意味ないのでは?」と思いますが、実は「食べたコラーゲンは体の中で興味深い働きをするらしい」ということが、最近の研究で分かってきました。
それは、胃や腸で分解されきらなかったコラーゲンの破片(ペプチド)が体に吸収され、それが、体にキズや肌にダメージがある人の場合、体内でコラーゲンを作る線維芽細胞(せんいがいさいぼう)の増殖に役立っているのではないか、というものです。

 

実は今、褥瘡(じょくそう)(床ずれ)を患ってしまった人たちに、コラーゲン食品を食べてもらう取り組みが一部で始まっています。日本褥瘡学会のガイドラインでも、2015年に、コラーゲン加水分解物(コラーゲンを細かくし吸収率を上げたもの)が取り上げられました。「コラーゲンを摂取すると傷の治りが早い」という現場の声もあるそうです。

ドイツの病院では、関節の痛みなどを抱える患者さんに、コラーゲンが使われ始めています。
また、大学駅伝のある強豪校は、コラーゲンを食べることによって、酷使される関節のケガや痛みが軽減した、という実感を得ているそうです。

今回、コラーゲンを製造するあるメーカーにその作り方を教えてもらったら、その中身は「ほとんどゼラチンと変わらない」とのこと。もちろん、いわゆるコラーゲンサプリなどは、体に吸収されやすいように精製されています。しかし、お料理に使うゼラチンを食べることでも、体の中で分解され、”コラーゲンの破片”(ペプチド)が体に吸収されることが期待できるのです。
そこで番組では、ゼラチンをおいしく使ったお料理を紹介しました。


伊与原 新

「コラーゲンが肌に良い」はニセ科学か、それとも…ひとつの答え

なぜ人は「ニセ科学」に心惹かれるのか

コラーゲンは肌に張りや弾力を与える働きをしている。だから、それを食品やサプリとして摂取すると、美肌効果があるはずだ。きわめて直感的で、わかりやすい理屈である。実際、コラーゲン鍋を食べた翌日は肌がぷるぷるだという女性たちの声は多い。

だが、コラーゲンはタンパク質の一種だ。いくら摂取しても、胃や腸で分解され、アミノ酸として吸収される。それらが体の各部位でタンパク質として再構成される際も、コラーゲンになるわけではない。摂取は無意味、つまり、ニセ科学である。専門家を含む多くの人が長年そう指摘してきた。私もその一人だ。

ところが近年、話はそう単純ではないらしいということがわかってきた。コラーゲンに特有のアミノ酸を含む化合物を摂取すると、体が「コラーゲンが壊れている」と勘違いし、その生成を促す。そんなメカニズムが働いている可能性を示唆する研究結果が報告されているのだ。

断っておくが、コラーゲンが美肌に効くという強いエビデンスは今も得られていない。商品の宣伝文句に使うべきではないだろう。ただ、コラーゲンを摂っても胃の中で分解されるから無意味だという説明は、やや乱暴に過ぎたということだ。

さっそく 

より詳しく解説しながら プラセンタをPRしているサイト

学術的には

 

医学書院/週刊医学界新聞

栄養疫学者の視点から

をどうぞ

 


 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 米国ですら、... 日本国憲法は... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。