二つの南京大虐殺ー「1926年」は本物です!

二つの南京大虐殺ー「1926年」は本物です!

 中国共産党が統治の正当性確保の為に現在掲げている捏造の南京大虐殺(1937年)はこの実録の「1926年版」からヒントを得たのであろう。いずれも自らの戦争文化の表現である。両方に伝道師マギーが絡んでいることに注目したい。

 中国大陸での布教活動にあたる伝道師にとっては、米本土からの「送金」は命綱だった。送金を絶やさない為には、シナを悪者にする訳にはいかない。「中国の不幸は全て日本の侵略が原因」-という具合に日本が悪者の役割を担わされたのである。伝道師の主張が米国内での反日気運の増大につながった。

 中国共産党の存在意義は今や靖国参拝反対ではなく自国の経済成長にある。第一日本と中国共産党は戦っていない。日本が戦ったのは蒋介石の国民党である。それ故、全国各地にある平和記念館の日本関連の戦争史料を国民党関連に差し替えさせる必要がある。

 自らの「ミッション」貫徹のために日本軍を悪者にした宣教師。自らの「統治」を正当化するために日本軍を悪者にした中国共産党。中国共産党は宣教師から生き延びる術を学んだのである。以下引用。

 〈1926年の南京虐殺は国民党に潜む共産勢力の仕業〉
 1926年、宣教師たちはこの政府が最後の盟友と持ち上げた。ところがどうであろう。数ヶ月後、その第一軍が南京を制圧した時の模様をこう述べている。

 「南京虐殺に関する声明文」
 南京虐殺の真相を広くアメリカ人に知ってもらわんがため、外国人の生命財産に危害を加えられた3月24日に南京に在住していた我々アメリカ人は、署名のうえ、ここに声明文を記す。

 この残虐行為は、上官の承認の下、制服着用の兵士によって行われた。南京在住の我々アメリカ人全員がこの目で見たのであるから断言できる。彼らは、外国人の私邸、領事館、学校、病院、会社の事務所を略奪しただけではない。家にも学校にも火を放った。外国人と見ると老若男女構わず撃った。誤射ではない。殺意を持って撃った人殺しである。ある若いアメリカ人娘などは二発も銃弾を打ち込まれ重傷を負った。アメリカ女と見ると強姦する。その他、外国人女に、言葉にできないほどの侮辱行為を加えた。こうした事件の多くをこの目で目撃したのである。その他さまざまなことが、疑いの全くない事実である。北伐軍の兵士や中国人の友達の証言によれば、南京入城に際して命令ではないにしろ、「略奪、外国人殺害許可証」の類のものを持って南京に入城したようである。外国人の家に押し入る。金庫を開けさせる。着ているものまで剥ぎ取る。女は犯す。すべて計画通りだったことは部隊の行動からして明らかである。我々の中には、「隠れても見つけ出して殺してやる」と言われた者もいる。中国兵だけでなく、匿ってくれた中国人までもがそう言ったのである。ところが、この虐殺がピタリと止んだ。英米の軍艦の艦砲射撃が始まったからである。とたんにあちこちでラッパの合図があり、組織的破壊行動が止んだ。これで兵士の暴虐、破壊活動へ上が命令した組織的行動だったことが証明された。以上は嘘偽りのない事実なのである。

 この南京虐殺を画策したのは誰か。外国人と中国人双方の意見であるが、首謀者はロシア共産党指導者の指導を受けた国民党政府内に潜む共産主義活動家である。これらは外国人だけでなく、中国人にとっても敵である。根絶やしにしないと中国の統一どころではない。我々は中国の国家目標に心底共鳴してきたし、これまで危険に晒されてはきたが、今後とも気持ちは変わらない。故に、現在、国民党政府の政策に強い影響を与える陣営を抑えねば、中国のみならず世界の行く末は安心できないものがある。

                      署名者

 法学博士 メソジスト派伝道師 南京大学長    A・J・ボウエン
 名誉神学博士 南部長老会伝道師         P・F・プライス
               同               ドナルド・W・リチャードソン
 フレンド派伝道師                    W・R・ウイリアムス
     同                         C・R・マッティ
 南部長老派伝道師                   ジョン・H・ライズナー
     同                         J・C・トムソン
     同                         C・スタンレー・スミス
     同                         ハリー・クレモンズ・ジュニア
     同                         G・W・ロース
 南京大学出納局長                   L・J・オウエン
 ディサイプル教会伝道師                エドウイン・マーク
 名誉神学博士 アメリカン監督教会伝道師     L・B・リッジリー
 アメリカン監督教会伝道師               W・P・ロバーツ
     同                          J・G・マギー
     同                          C・L・ピケンズ
     同                          N・D・ギフォード・ジュニア(304頁)(「暗黒大陸 中国の真実」 ラルフ・タウンゼント著 芙蓉書房出版より)

 ≪日本を非難し、中国人を弁護する宣教師≫
 宣教師は別にして、中国にいる外国人で中国人に同情する者はまずいない。「自業自得だ」というのである。考えても見よ。商品略奪事件が何年も続くのに、政府には保護策を打つ素振りもないのである。それでもなお、中国人に憐憫の情を示す者がいるだろうか。我々アメリカ人は国際法に則って、あくまでも公平に商品の売買をしているに過ぎないが、中国の正統政府とされる国民党政府は、中国人の生き血を吸う「帝国主義吸血鬼」と罵倒している。上海と天津以外のアメリカ人の役人は詐欺、反米運動に忙殺され、日本軍の行動を見て涙を流す暇などない。日本軍は世界各国が幾度となく明言していること、つまり「やるべきこと」をやったのである(264頁)。

 宣教師が日本に抗議するとは誠に奇妙である。中国人の暴虐に、それも政府援助の暴虐に最も長く苦しめられているのは他ならぬ宣教師である。「中国人の誇りが傷つけられた」と抗議した宣教師がいたが、窓の外を見よ。数年前、校舎は放火され、焼け跡が今でも残っているではないか。焼いたのは誰だ。同僚と信頼を寄せた中国人教師でないか。教え子ではないか。校門を見よ。放火事件の頃、可愛いはずの中国人のギャングが対立ギャングをパーティ等と偽って誘い出し、隠し持っていたマシンガンでなぎ倒し、死体の山を築いたのではないか。三年前、自宅の西では、一生を神に捧げた高齢の女宣教師が二人「帝国主義者の手先」とされ、拷問のあげく、殺されたのではないのか。拷問され殺されたり虐殺されたりした米英人の墓だらけである。一晩で九人も虐殺された人たちの墓もある。あの抗議文を送りつけた宣教師の住む住宅で、「有望な中国人」に裏切られ、命からがら逃げ延びた経験がない人はいないはずである(265頁)。(「暗黒大陸 中国の真実」 ラルフ・タウンゼント著 芙蓉書房出版より)

真中 行造のページ  2008年2月21日より 引用
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