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【日本を守る】“アメリカ様”による“保護呆け”によって気概が失せた日本 「かわゆーい」で国は守れない
国民が幼児化
ZAKZAK
加瀬英明
【日本を守る】“アメリカ様”による“保護呆け”によって気概が失せた日本 「かわゆーい」で国は守れない
戦後75年がたつなかで、日本は国の体(てい)をなさなくなっている。平和呆(ぼ)けが、原因ではない。“アメリカ様”による“保護呆け”によって、独立国としての気概が失せた。
私はこの連載の第2回で、茂木敏充外相が、中国の王毅国務委員兼外相と共同記者発表を行ったときに、王氏が「一部の日本漁船が釣魚島(沖縄県・尖閣諸島の中国名)周辺の敏感な水域に入る事態が発生している」「われわれは主権を守っていく」と恫喝(どうかつ)したにもかかわらず、しまりのない笑顔を浮べていたことを咎(とが)めた。
戦前の日本の外交官は、このような時には「外交が戦争を抑圧する戦争」だと心得ていたから、お世辞笑いを浮べることはなかった。
もっとも、茂木氏だけ咎めるのは、公平を欠く。国政から自治体まで選挙ポスターの写真をみると、候補者全員がもみ手をしながら、まるで客引きを演じているように、卑しい笑みを浮べている。
国会では首相、閣僚から議員まで、全員が百貨店の高級品売り場の店員のように、丁寧(ていねい)な言葉を使う。つくりものだから心がこもっていない。
もっと、べらんめえ調で話してほしい。安倍晋三前首相が辞職を発表したときに、「痛恨(つうこん)の極み」と言っても、心を打たない。
今日の日本では、何でも「可愛ゆーい」ものがもてはやされる。英語でいえば「キュート」だ。熊本県の「くまモン」から、全国のゆるキャラは、そろってかわいさを売り物にしている。
日本のコミックの主人公は決まって大きな頭に、目が異常に大きく、鼻が小さい。かわいい赤子に似ているから、キュートで抱きしめたくなる。日本を代表するキャラは、ハロー・キティ、ポケモンとか、みんなかわいい。国民が赤ん坊のように、かわいがられたいからなのだろう。このようなキャラはみな、日本人が期待する自画像のようだ。
30、40年前まではかわいい絵や、人形は、幼児のためだけに存在した。いまでは、大人にも広がっている。国民が幼児化している。このような国は、世界の中で日本しかいない。
日本から雄々しさが消えた。自衛隊が軍に昇格できないのも、軍がかわいくないからだろう。どのような国家であれ、戦うことによって存続する。国防も外交も、戦争を抑止するための戦争なのだ。 =おわり
■加瀬英明(かせ・ひであき) 外交評論家。1936年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、エール大学、コロンビア大学に留学。「ブリタニカ百科事典」初代編集長。福田赳夫内閣、中曽根康弘内閣の首相特別顧問を務める。松下政経塾相談役など歴任。著書・共著に『米陸軍日本語学校』(ちくま学芸文庫)、『新しいナショナリズムの時代がやってきた!』(勉誠出版)
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