外国人観光客で京都市は儲かるどころか負担が増えただけだった
外国人観光客は助けにならなかった
京都市市長が「10年以内に財政破綻しかねない」と発言し、メディアでも注目され話題になっている。
京都市は人口147万人で高収入な人も多く、他県がうらやむような観光資源を山のように持っている。
特に安倍政権が推進した外国人観光客誘致は最も成功し、2019年に886万人に達した。
外国人宿泊数で380万人、外国人の延べ宿泊者は829万人にも達した。
それが2020年のコロナ流行で後半はほぼゼロになり、21年も外国人観光客ゼロが続いている。
だが市長によると京都市の財政破綻は観光客とは関係なく、コロナで悪化したのでもない。
また外国人や観光客が京都市の財政に貢献したという事実もなく、着々と悪化しつづけた。
外国人観光客は1人当たり京都で28,825円消費したが、その金はどうなったのだろうか?
政府と安倍首相は「インパウンドですごく儲かっている」と言っていたが、その期間日本のGDPは増えていない。
安倍首相が就任する前も辞任した後も日本のGDPはあまり変わらず、外国人観光で日本が豊かになったという事実が無い。
ここに嘘があり、外国人観光客がたとえ年間1億人になったとしても、日本は儲からない仕組みになっています。
外国人観光業とは貿易(経常)赤字国が外貨を稼ぐもので、日本のような黒字国は普通はしない。
大阪府は同じ問題を解決した。
京都市の財政は将来負担比率で全国政令指定都市のワースト1位、債務残高は8500億円ある。
市長によると赤字の一番の原因は市バスと市営地下鉄の維持費で、赤字なので京都市が負担している。
数年前「京都市バス運転手の給料が1200万円」と話題になり、その後改められた話も聞かない。
しかも市バスは大阪市と同じでや外国人問題を抱え、労働者を解雇できない仕組みになっていた。
地下鉄も同様で左翼団体や労働組合の力が非常に強く、そのうえ在日外国人問題もからんでいるので合理化できない。
あまり知られていないが京都は大阪と並んで在日韓国人が多く、橋下大阪知事が騒いでいたのと同じ問題を抱えている。
大阪府と大阪市も財政破綻しかけたが、橋下知事になってたった1年で財政黒字化した。
京都府ももっと有能な知事や市長に変われば、案外解決できるのではないでしょうか?
京都地下鉄はバブル期に計画され、利用見積もりが甘く2017年までに京都市が1000憶円を支援している。
観光客が京都に何億人来ても京都市には金を払わず、かえって観光客の為のサービスや施設で金を使う。