<がん>虫下しで退治? 「副作用ない薬」開発できるかも ...

毎日新聞
<がん>虫下しで退治? 「副作用ない薬」開発できるかも ...
すい臓がんや大腸がんの細胞と回虫などの寄生虫で、エネルギーを作り出す代謝方法が同じ可能性が高い ・・・虫下しが人体に影響を与えず回虫だけを死滅させるように、副作用の無い抗がん剤が開発できるかもしれないという・・・「酸素の希薄な場所で増殖するがん細胞の代謝方法を見つけ出せた。他のがんについても調べたい」と話している。

 生物の細胞は一般的に酸素を取り入れ「クエン酸呼吸」でエネルギーを得る。しかし回虫は酸素の乏しい小腸に入り込むとフマル酸から変換したコハク酸を高濃度に蓄積しエネルギーを生産する「フマル酸呼吸」で代謝する。一部の虫下しはこれを応用してフマル酸からコハク酸への変換に必要な酵素を攻撃し、フマル酸呼吸を不可能にすることで、人体に影響を与えず回虫だけを死滅させる。

 一方、すい臓がんや大腸がんなどのがん細胞は、回虫と同様に周囲に血管がなく酸素が乏しくても活発に増殖する。・・・04年に虫下しを悪性のすい臓がんの細胞に投与したところ、がん細胞が死滅した。

・・・・回虫がフマル酸呼吸をした時に見られるコハク酸の高濃度の蓄積が、大腸がんの組織でも起きていることを突き止めた。

 胃がんや肺がんの細胞は血管から酸素を取り込んでおり、フマル酸呼吸はしていないとみられるという。

 ・・・「コハク酸の蓄積から、大腸がんの細胞がフマル酸呼吸をしている可能性が高い。今後さらに研究を進め、それを立証する」

こうした試験管内の実験を 実際に人体に使ってみると
そうは 問屋が卸さない
ということが ままありますが
どうなるか・・・

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