日本民族は、長い間、一過性の流行に取り憑かれてきた

加瀬英明
物事を判断する価値観とは。世論が風によって左右される

日本民族は、長い間、一過性の流行に取り憑かれてきた。江戸時代も、今もあまり変わっていない。江戸時代には先の都議選と同じような、お蔭参りや、流行(はやり)神(がみ)現象が存在した。

だが、武士階級はお蔭参りに参加しなかった。日本は戦後、士農工商のうち、士が否定されたために、庶民ばかりしかいない無責任な国となった。

日本は成人(おとな)がいない、子供ばかりの国となった

マニフェストにせよ、料理名にせよ、カタカナ語を意味がよく分かっていないのに乱発するから、幼児語と変わらない。日本が幼稚になっている。

兇々しい風は、いつもマスコミがひき起す。騒動や、流行はテレビ局にとっても、新聞社にとっても、売りだ。

 かつて大新聞は満州事変以後、戦争熱を競って煽った。戦争は部数拡張の絶好の機会だった。今日では軍人が暴走したために、日本を無謀な戦争に導いたと信じられているが、軍人も多分にマスコミによって煽動されたのだった
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