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真言を持する

2020-05-22 09:07:30 | 日記
真言はただ唱えるのではなく、持念するという。

これは自分の中心となる真言を決めて日々唱えていると、だんだん自分と離れることがなくなってくる。

日常生活のなかでも、無意識的に心の中で真言を唱えているようになる。

朝起きた時に寝床の中ですぐに真言が出てくる。

そうすればしめたもので、真言の功徳が身についてきている。

故上山春平氏は、虚空蔵菩薩の真言百万遍唱えた経験からこれはまるで、貝の中に真珠の核ができたようなものだと言っている。

後は修行を積み続けていけば段々とその核が大きくなっていく。

ちなみに中心となる真言以外の縁のある真言も唱えて良い。

それはその真言を助けるという意味がある。

しかし、初心者は中心となるものが決まっていることが大切である。