心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

ウクライナの未来はどこへ?-2.1 自由と独立、民主主義のあり方

2014-08-16 07:14:35 | ウクライナの歴史と悲劇

 

(1) ウクライナにとっての

自由と独立とは? 

 

ウクライナ問題を考えるとき

結局、

どうしても通過しなければならない問題は

国家と国民・民族の自由と独立・民主主義が

如何にあるべきかということに

ぶつかってしまいます。

 

これは自由と民主主義の本質問題ですので

安易に結論を下すのは難しいのですが

避けて通れない問題です。

 

ウクライナ国民は

要するにロシアからの支配、

つまり

歴史的な圧力を精神的・物理的圧迫を

感じながら日々送ってきたということでしょう。

 

この問題は

実は普通に考えればどこにでもあるし、

当然我が国・国民にも常に

重くのしかかっている問題なのです。

 

また、

似たような政治状況は

1960年代・1970年代に

あったのです。

それは

日米安保条約という不平等な条約に

凝縮されています。

 

(2) 50年代、60年代の反安保闘争は?

 

あの時、もし時の政府が

自衛隊を導入していたらどうなっていたか?

あの時も

10万人以上の群衆が国会を

取り囲んでいた時がありました。

 

日本の場合は

ある賢明な方が居たおかげで

「それは危険だ!日本に革命が起きる」と

言ってそれは回避されたそうです。

 

ウクライナは

全く逆の方向に進んでしまいました。

 

共通するのは

どちらにも大国の思惑・圧力

あったということです。

 

(3)真の自由と独立がなぜ求められるのか

 

自国と国民の

自由と民主主義

また

自由と独立

如何に冷静に保持し

如何に

その時々の課題・問題を解決していくかは

何千万、何億という国民が

整然と平和的に

前進していくということですから

至難の業です。

 

しかし、

それを避けて通るわけにはいかない課題です。

私たちは

あらためて今、ウクライナ問題を通じて

学ぶべきだろうと痛感します。

 

もし、

日本が変わろうとすれば

中国やロシアの介入・干渉・侵略の可能性が

多分にあるでしょう。

 

また、

それに対する

USAの阻止、干渉は容易に

推察されます。

 

cf1. ウクライナでも

いつかは再び自由と独立の問題が

歴史の変わり目に再び

表舞台に登場するでしょう。

今度は逆の立場で。

 

それは最近の民主党の政権時代でも

沖縄問題などを

通じて理解された問題です。

 

ただ、

違っているのは

戦後の歴史的事情や

文化・教育・憲法観の差は

大きく国内事情を左右しているようです。

これらは

国民全体の思考の土台となっています。

平和を命を懸けて守りながら

難問を解決していく大きな支えです。

 

http://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2015_03_19/283411594/

 

日本では

左右で

話題がなかなかかみ合うことに

困難はあるのですが

でも、

大手マスコミの報道

ネットの有力情報を通じて

調査・分析・討論などを通じて

かなり深いところまで論議が

可能ということです。

民族として

一致団結することも可能です。

 

これらがなくして

一方的な立場で

日本の政治や経済が進んでいくならば

日本でも悲劇的な親兄弟・家族・親戚を

巻き込んだ内戦も

全くないとは言えないでしょう。

その要素としては

多分に余り変わらないことがあります。

 


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6 コメント

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真摯な意見 (onecat01)
2014-08-16 11:49:33
 花の写真の美しさに惹かされ、久しぶりにお邪魔いたしました。

 貴方の真摯なご意見に心を動かされました。

 グローバル思想の恐ろしさと、非人間的企業の思考につきましては、貴方のご意見と重なります。

 敗戦後の日本は、現在も独立国でなく、アメリカの属国であると、国際的にはそう理解されています。

 マスコミがキチンと伝えなかったから、国民が知らないだけのことで、アメリカの支配は政界だけでなく、各界に及んでいます。

 問題は、どうすれば「真の独立」が手に入れられるかですが。
不幸にも、わが国は不毛な左右の対立が、議論を深める障害になっています。

 どこかに貴方との接点があるのでしょうが。本日はこれまでとし、いずれまた、美しい貴方の写真に誘われましたおり、

 続けさせて下さい。

 逃げているのではなく、年なのでしょうか。真摯な思考に、体力がついていかないのです。

 ご容赦下さい。

返信する
Unknown (mikki-)
2014-08-23 23:37:59
誠実なコメントに感謝します。

全てが一致しなければ何事も進まないというのでは

法治国家として成り立たないでしょうから、一致する

事で協力し合っていくことが何よりも大切なことでしょう

。ようく話し合えばそれなりの解決策も得られるかも

しれませんね。忍耐と寛容が不可欠でしょうね。
返信する
はじめまして! orz (がんばれマスオさん2号)
2014-09-17 22:21:32
日米安保は、必要だったのでは?
今ですら、自衛をする能力ないので!
竹島、北方領土、海洋資源、離島の防衛、
所有権の管理、国内の水源、農地、
治安、防衛上の重要な土地、
各種重要機関の防衛すら、自前で出来ず、
スクランブル発進でも発砲の権限がなく、
警察も、柔軟な発砲の権限がなく、
各種問題集団をいまだに始末もできず。
現実逃避な運動で、何がしたいのやら?
スイス民間防衛でも読んだらどうかと!
朝鮮進駐軍などをお忘れか? と!
こんな有様ですからねえ。。。
返信する
初対面で長文でごめんなさい。 (がんばれマスオさん2号)
2014-09-17 23:43:48
さて、
立て続けで、申し訳ないのですが、
私自身、何度もウクナイナの政府機関と連絡を
自己負担で取り続け、いろいろと働きかけを
してきたものの、相手側も都合がつかず、
なかなか連絡がつかず、こまっています。
個人的に、ツイッター、フェイスブックは、
嫌いで、使いたくない、使いこなせないw
ので、
在日ウクナイナ人のブログ、ホームページを
探してみたものの、ろくにないのに絶望。
ここまで、事態が悪化したら、
ほんの少しの在日ウクナイナ政府関係者だけでは、
対応し切れるわけもなく、
民間人も含めた、多方面、多チャンネル、
多面的な連絡、話し合い、今後の対策づくりが
必要だと、思うのですが、
抗議デモに日本国内でウクライナ人がそれなりに
集まった割には、にほんご、英語のブログなどが、
国内にない。
民間人での多人数のネット上のホットラインの
拡大に協力してもらえんか?
台湾は、成功したので。

返信する
心配事とその理由 (がんばれマスオさん2号)
2014-09-18 08:30:21
ウクライナ政府機関の関係者に、情報戦の重要性、
世界中の各報道機関の報道、
似たような紛争の事例、世界各地のもの、
欧米などでも同じ事が起きている事、
現状での被害の減らし方、応急的な対策、
EU、ロシアの抱える、現実的問題、暗部。
スイスなどでは、どのように対策しているのか。
日本でも、侵略、外患誘致から自衛するための
参考書として、スイス民間防衛などを
見て、民間人が学んでいる者が多い事などを
伝えたのだけれど、あまり、真剣に行われていない、
アメリカ万歳!、EU万歳!ばかりで、
まあ、それは、仕方が無いという事にしておくとして、
情報戦などで、一般人と、武装勢力との引き離し、
武装勢力の包囲、孤立化させ、内部で争わせ、
内部崩壊、自滅の方向にもっていく事は、
欧米ならば、十分に可能、指導可能なはずなのに。
北米警察、FBIや、英国警察のネゴシエーション術など
を徹底出来るはずなのに。
ウクライナ側も、なぜ、求めないのか?

現状で、どうやって、経済面で、生活を維持出来る方法、
復興時期などで、旧東ドイツのように、
世界中から、詐欺師、集団が押し寄せたり、
脱税や資金洗浄などの道具にされたり、
などが、問題だし、それを心配しているのです。
だから、働きかけを熱心にしている訳で。
返信する
ウクライナに不可欠なことは? (mikki-)
2014-09-19 16:46:26
私はウクライナ問題を正しく判断するには
先ずウクライナの歴史を正しく緻密に見ること、
ウクライナの経済構造を詳細に縦横くまなく
分析しその縦の流れがどのような傾向をもって
進んでいるか。
対外的関係が政治経済的にどのような関連を
持ってこれまで進行してきたか。
国民の地理的・歴史的な位置・役割の軽重を
注意深く検証しながら現実に即しながら
一歩一歩堅実に国民と国家を導いていくことが
欠かせないと思っています。
偏見と独断、海外の干渉はウクライナの政治経済の
正しい発展の見地からは禁物と確信します。
その為にはウクライナの民族の団結と信頼の獲得、
それに必要な忍耐と寛容の精神、東西の相互の
歴史の特殊性の尊重、スラブ民族としての統一性の
調和と共生などが求められると思います。
返信する

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