漫画屋の離れ

本ブログ「漫画屋日記」の離れブログです。構想中の作品メモに利用。

ZガンダムⅡ

2005-11-09 23:51:16 | 日記
ガストでパチスロコンテ5Pあたり。攻略誌を買って、今回取り上げる台を確認したりするが、ここ数日の諸雑事等々で脳も疲れてるようで早くも過熱気味。

そんなタイミングで、いつの間にか公開になっていた「ZガンダムⅡ」を見に行く。もちろんレイトショーだ(安いから)。1日を終えるには早いが、くたばっていたのでちょうど良かった。

全体的に1作目より、ええ感じにエンジンがあったまってきた印象。尺を縮めてるなあ、というのは免れないんだけど、ガチガチ、ガキガキだった前作よりずっと良い。カミーユは主役っぽくなってきたし、役者もそろってきてファイナルが意外に楽しみな気分になれた。

懐かしさたっぷりのガンダムだけど、中学生の時はてんでにわからなかった政治の部分とか、あの頃とは存在感の違う香港とか、違うところに感じるモノがあったり結構新鮮でもあったなあ。

でもガキの頃はさして何も感じなかったんだけど、カミーユとフォーの下りは短縮の酌量をおいてもテレビのほうが良かった。声も(エンディング見て、フォーの声が好きな「あずきちゃん」の人と知ってbeショックド。)。ジェリドはイケメンなのに加速つけて3枚目街道まっしぐら(やさぐれてるあたりに、なんか共感を感じてたりして・・・。)。レコアの、己の滑稽さを笑う演出とか端々の小気味よさもリズム感を出している。なんかガンダムの群像劇としてのテンポの良さが出てきた印象です。

ノスタルジーでオーライトだと思っていたZだけど、最終作は「ガンダム」を外れて結構面白くなるんじゃないかな。でも、一見さんお断りな作品なのはなんとも皮肉で残念なところ。すでに出来上がったクリエイターやファン達が楽しめるもので、はたして未来の玉子達にアピールはできるているのか・・・監督の願いはそこだろうから、そうあることを思ってみる。