自分のモノサシ

~日々のあれこれを感じたままに~

海の子、アクア。

2011-01-04 | 犬との暮らし
Aquathankyou


このコは、アクアちゃん。
オーシャンとスカイの子。
12年前、まだ家から巣立つ前の写真です。


女の子の中で一番大きくて、一番ポジティヴな性格。
そんな明るさがよく出ているこの写真が、
私の一番のお気に入り。


ホントは我が家で、ブルーの妹として暮らしてもらおうと
最後まで残したコでした。
アクアという名前をつけたのも私。


でも、「ぜひ!藤田さんちの子がほしい!」というご家族がいらして、
じっくりとお話を伺った末に、託すことに決めて、
彼女は巣立っていきました。
ファミリーとなったご家族皆さん、温かい方達で、
本当に大事にしてくれると確信できたからです。
私がつけたアクアという名前もそのままにしてくださいました。


同じ市内ではあったけれど、その後あまりお会いする機会はなく、
でも年賀状や、何かの節目に電話で、様子を知らせてもらったり。
パピーを託したお家には、親元ではあっても立ち入るべきではないので
相手が望んでいる距離に合わせて、お付き合いさせていただいてきました。


先月、12月の中頃、
「アクアがひ臓ガンのため、11月18日にこの世を去りました。」
と、おハガキをいただきました。
きっと気持ちを落ち着かせてからご連絡をくださったのでしょう。
薄い墨で書かれた綺麗な文字。
アクアを家族にできたことのうちへの感謝の気持ちが
もったいないほど綴られていました。


すぐにお手紙を添えてお花を贈らせてもらい、
その夜に、久しぶりにファミリーさんと電話でお話しました。


今まで聞く機会がなかった、
ご家族がなぜあの時、犬を迎えようとしていたのかとか、
奥様が毎日アクアと一緒に寝ていたこととか、
ご近所の人気者で、散歩に出ると皆に可愛がられていたこと、
いつも明るくシッポふりふりで、人を疑ったことがないこと…、
彼女がどんなに愛されて生きてきたかということを
いろいろとお話していただきました。


「12年と半年の楽しい想い出を残してくれました。」
って。
それは、ファミリーさんがアクアを愛してくれたから、幸せにしてくれたから、
残った想い出。
本当にありがとうございました。
親元として、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。


アクアちゃんはきっと、
オーシャン、スカイ、ブルー、そして先に旅立った兄弟姉妹犬達と
再会して遊んでいるはず。
持ち前の明るい表情でハツラツと!


幸せな生涯だったね、アクア。
どんな風に暮らしてきたか、
オーシャンとスカイに話してあげてね。

コメント
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