下の段が1回目。上の段が2回目。
オーシャンがお産した時に、生まれたパピーたちを区別するためにつけていた色分けのヒモ。
1回目の時は毛糸やリリアンで鎖編みしていた。
でもすぐにほどけちゃったりしていたので、2回目は色ゴムを使った。
パピーたちはそれぞれ付けられた色で呼ばれたの。
そしてそれぞれファミリーさんのもとへ巣立つ日に、これからは名前がつくのだし区別も必要なくなるから、ヒモを取ってお渡しした。
後に残った薄汚れたヒモたち。
でも私にとっては大事な宝物で、とても捨てるなんてできなくて、ずっとしまっておいたの。
これらと一緒に、へその緒を縛る時に使った木綿糸の残りまで一緒にして。
昨日はあのコ今日はこのコと愛おしいパピーたちが巣立っていく度に、寂しくて心が痛くて、でも幸せになるために行ったのだからと、ヒモを撫でたりしていたっけ。
昨夜、ボックスちゃんにお別れしにファミリーさんのお宅へうかがった時に、お花とキャンドルと、そして彼女が付けていた白いゴムをお渡しした。
飼い主さんはとても喜んで下さったの。
ちょうどこのゴムの事を考えていらしたそうで、そして実物を目の前にされて…泣かせてしまいました。
でもホントに喜んでくれた。
(ノ_σ)
他の人が見たらただの汚れたゴムだけど、ファミリーさんと私にとっては、確かに彼女が存在していたというとても重たい宝物。
想いを共有できて私もホントに嬉しかった。
捨てないでおいて、よかった。
ボーちゃん、オーシャンとスカイに会えたかな…。