ひとまわり年上の従姉のおねーちゃんがいる。
小さい時、
よく家に来て遊んでくれた大好きなおねーちゃん。
大人になってからは、
年賀状のやりとり以外は冠婚葬祭の場でしか会わなくなっちゃったけれど、
久しぶりに会っても
「やっぱり好きだなぁ」
って思う人なの。
あ、そういえば
ライブに2度ほど来てくれたことあったっけ。
おねーちゃんはフラワーアレンジの仕事をやっている。
私の結婚式には生のブーケを作ってくれた。
私は世界で一番ステキなブーケを持って結婚したと、
今でも思っている。
で、そのおねーちゃんが何度か言った事があるの。
「私のお葬式の時は、黄色いバラを飾ってね。」
縁起でもない話だ、という観点から受け取らないでね。
おねーちゃんはとても元気だし。
軽い会話。
なんか、私はわかるのよね。
そういう、自分の事だけれど自分でできないところへのこだわり…。
実は私もそういうの持っているし。
とにかくおねーちゃんはそれくらい
ダントツで黄色いバラが大好きな人なの。
今回買った写真のイエローローズはスプレーバラだけれど、
もしももしも、この先、
彼女を見送らなければならない時がきたら、
私はとびきり美しい大輪の黄色いバラを
大きな花束にして贈ろうと心に決めている。
…という訳で、
私は黄色いバラを見たら、
従姉のおねーちゃんをいつも思い出すの。
(〃⌒ー⌒〃)