尊敬する獣医学博士であり
動物行動心理学の権威、
ブルース・フォーグル先生著の
『ドッグス・マインド』。
なにがソンケーだっ!
と言われそうなほど表紙がボロ気味。
これはちょうど10年前の今頃、
わが家に来たばかりだったオーシャンのしわざ。
小型犬を飼った経験はあったけれど、大型犬は初めてで、
しかも自分の全責任下に於いて動物を迎えるのも初めてで、
それが“やんちゃ”の代名詞とも言われるフラッティだった…。
『大型犬=おっとり♪』 という思い込みがガラガラと崩れ落ち、
目の前を絶えず何かを企みながら走っている小悪魔と
どう向き合おうかと模索していた私が初めて手に入れた、
犬の体と心をまるごと解説してくれている“バイブル”。
家の中のどこにいても携帯していたし、
すぐ届く所に置いていたので、
当然オーシャンのオモチャの対象になって、
気づいたらカジカジされたこともしばしば。
中を開くと、
ページがびろろ~んってなっていたりもする…。
この本のボロ具合は、
当時オーシャンをきちんとシツケできなかった私への戒めである。
……ってカッコつけて言っちゃったけど、ホントは、
このカジカジの跡を見るたびに、
体が弱かったくせにパワー全開でキラキラしていた頃のオーシャンを思い出し、
懐かしく胸がキュンとなる。
10年経った今、オーシャンの横にゴロンとなってこの本を開いても、
彼女はただじっと私に寄り添っているだけ。
深い信頼感が伝わってきて嬉しくはあるけれど、
ちょっと物足りなさを感じるのはゼイタクかな…。
私はきっと、そう遠くない未来にオーシャンを見送った後、
このカジカジを見て涙するんだろうな…。
この本がキッカケで、私はブルース・フォーグル先生の大ファンになり、
著書をいくつも読んだし、
雑誌のコラムをスクラップしたりして、本当に勉強になった。
オーシャンは“調和と信頼”を、
私は“受け入れて理解してそこから始める”という事を、
それぞれ『学習』したあの頃だった。
動物行動心理学の権威、
ブルース・フォーグル先生著の
『ドッグス・マインド』。
なにがソンケーだっ!
と言われそうなほど表紙がボロ気味。
これはちょうど10年前の今頃、
わが家に来たばかりだったオーシャンのしわざ。
小型犬を飼った経験はあったけれど、大型犬は初めてで、
しかも自分の全責任下に於いて動物を迎えるのも初めてで、
それが“やんちゃ”の代名詞とも言われるフラッティだった…。
『大型犬=おっとり♪』 という思い込みがガラガラと崩れ落ち、
目の前を絶えず何かを企みながら走っている小悪魔と
どう向き合おうかと模索していた私が初めて手に入れた、
犬の体と心をまるごと解説してくれている“バイブル”。
家の中のどこにいても携帯していたし、
すぐ届く所に置いていたので、
当然オーシャンのオモチャの対象になって、
気づいたらカジカジされたこともしばしば。
中を開くと、
ページがびろろ~んってなっていたりもする…。
この本のボロ具合は、
当時オーシャンをきちんとシツケできなかった私への戒めである。
……ってカッコつけて言っちゃったけど、ホントは、
このカジカジの跡を見るたびに、
体が弱かったくせにパワー全開でキラキラしていた頃のオーシャンを思い出し、
懐かしく胸がキュンとなる。
10年経った今、オーシャンの横にゴロンとなってこの本を開いても、
彼女はただじっと私に寄り添っているだけ。
深い信頼感が伝わってきて嬉しくはあるけれど、
ちょっと物足りなさを感じるのはゼイタクかな…。
私はきっと、そう遠くない未来にオーシャンを見送った後、
このカジカジを見て涙するんだろうな…。
この本がキッカケで、私はブルース・フォーグル先生の大ファンになり、
著書をいくつも読んだし、
雑誌のコラムをスクラップしたりして、本当に勉強になった。
オーシャンは“調和と信頼”を、
私は“受け入れて理解してそこから始める”という事を、
それぞれ『学習』したあの頃だった。