自分のモノサシ

~日々のあれこれを感じたままに~

さよなら、Alex…

2005-09-04 | 犬との暮らし
Alex今日、ハワイのリサちゃんから、
愛猫のAlexが
息をひきとったと
連絡があった。


Alexはこの18年間、
リサの人生の傍らに
ずっといた。


学生から社会人になり、
いくつかの恋愛を経験し、
本当の愛を見つけ結婚して家を持ち、
夢だった仕事を自分の力で始めて……
というリサにとって最も変化に富んだ活動的な時期を、
彼女を癒し、励まし、元気づけながら
スペシャルな友達として無償の愛を注ぎ続けていた。


英会話講師として仕事をしていた札幌での3年間も一緒だった。
部屋に遊びに行くとスリスリして歓迎してくれた。
全体が濃いグレーで足先と首の周りが白く、
まるで白い靴をはいて白いバンダナを首に巻いているように見えた可愛い猫。


「アレックス!」と呼びかけると
「にゃあ!」と返事をした。


ハワイへ帰ってからも、リサと電話をするたびに受話器を通して
「アレックス!」
「にゃあ!」
とお喋りしてくれた。
ホントにおりこうさんだった。


今年に入って腎臓がだいぶ弱ってきていた。
永遠には生きられない、
しょうがない事だからとリサは覚悟はしていたけれど、
深い絆を作った友との別れは
どんなに悲しいだろうかと察するに余りあって、
上手い言葉で慰められなかった。
私も、スカイを見送った時の
あの気持ちはまだ鮮明に覚えている…。


Alex、18年間もリサに愛を送り続けてくれてありがとう。
リサが望む通り、
やがて彼女が旅立つ日まで
天国でゆっくり待っていてあげてね。

コメント
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