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親の介護から自分の老後へ

母の介護には私がいた。自分の老後はさて?さて?どうしたものか?

老後資金は底なし沼??

2014年04月29日 | 介護問題

昨日お客様から、”聞くだけで恐ろしい老後資金の話”を聞いた。

友達のお舅さんが亡くなり、一人になったお姑さんには3000万円の預金があったので、豪華な有料老人ホームで余生を楽しんでもらおうと、前金1,000万円以上、月々15万円以上のホームに入ってもらった。

しかし、予想以上にお姑さんが長生きされたらしく毎月の施設代が足りなくなってしまい、ホームを退所しなけらばならなくなったとの事。

すでにお母さんの預金はスッカラカン

さて、子供たちは誰が面倒みるか?で悩んでいるという話。

3000万円の老後資金でも足りなくなるのか??

何歳まで生きるか?なんて、本人も誰にもわからない

どこかのCMではないけど・・・「ご利用は計画的に!」


多忙過ぎる介護職

2014年04月24日 | 介護問題

私の周りには介護職に就いてる知人が沢山いる。

介護職の待遇の悪さは周知の事実で、ハードな労働の割に給与が安いと聞く。

介護職の知人はいつも疲れた顔をして、休みも日も急に出勤したり、深夜の呼び出しがあったりで、「目の周りがパンダになってるよ」と言うと、「アイラインした目をこすって黒くなったの」

最近では、在宅介護が多いので、訪問介護のニーズは増える一方。

疲れて化粧落とさずに寝ることもあるという。

でも、化粧なしの日は、目の周りはクマさんだらけ

「たまには遊びに行こうよ」と誘っても乗ってこないし、約束してもドタキャン多い。

休みくらいは家でノンビリしたいのだろう

でも遊びに行っても疲れがたまっている感じで”トロ~~ン”としている。

グループホームや特養スタッフさん達の働き振りを見ていても納得できる。

病院なら患者は大人しいが、認知症患者は手・足・口が常に動いている!

怪我をさせると大問題

報告書?記録?も多そうだ

勤務時間内は食事の時間もゆっくり出来ないと、仲良くなったスタッフさんがツブヤク。

女性は家に帰ってから、家事もしなければならない。

その上、ご自身の母親を在宅介護している人もいた。

50代以降には、肉体的・精神的にもキツイ仕事だと思う。

でも、殆どの人が「楽しいよ大変だけどやり甲斐ある」と言う。

有難たい 本当に感謝

私も頑張って働こう

 

 

 

 

 


独身者の老老介護

2014年04月21日 | 介護問題

昨日、友達と高速バスで遠出をする事になり、道中が長いので彼女は本を持参していた。

しかし、「あ~読書用メガネ(老眼鏡)を忘れてきたから読めない」と言うので、私が借りて読んだ。

それは、”アルツハイマーと介護”について書かれている本で、彼女の近づく不安を物語っている。

彼女は今年で60歳独身、今でもご両親健在、若い時から親との同居なので何不自由なく暮らしている。

しかし、問題はこれからだ!

県外(遠方)へ弟さんが一人いて、今後実家へ帰る見込みはない。

これから両親の介護は彼女一人の肩へかかってくる。

昨年、お父さんが車の免許を返納して、買い物・病院・など老老介護が徐々にスタートしているが、どちらかが倒れた時からドッと介護生活が本格化してくる。

うちの親も、夫婦揃っているときはお互い喧嘩しながらも、二人で行動していた。

しかし、父が亡くなってからは、母が一人でいることを寂しがり、私の行動へ全神経を注ぎ、外出する度に「何時に帰ってくるのか?」「どこに行くのか?」と聞くようになり、一緒に行動する事が多くなった。

認知症になる前に、私の自由は無くなった。

だから彼女には、親が元気なうちに出来うる準備をしておく事をいつも勧めている。

親の介護中は自分の老後問題など後回しになる。

私の場合は、私の家へ両親が住んでいたのだが、彼女は両親の家へ住んでいるから主導権が違う。

老老介護は、親の介護が終わった時、自分も老後に入っている。

介護100%したのだから当然相続は自分に!と勝手に思い込んでいるが、いざとなると相続問題は別と考える兄妹も多く、トラブルになり裁判している話を耳にする。

この問題が解決していないと、最悪土地・家売って分配しなければならない可能性もある。

だから、土地・家などの相続は両親が元気な今!ご両親・弟さんと話し合い正式な手続きまでする事を勧めた。

友達は、直ぐに両親・弟と話し合い、公証役場で手続き完了した。

家だけでもあると、どうにか彼女の老後住まいは安心できる。

いつか・・そのうち・・と、嫌な問題を後回しにするから、問題が大きくなりトラブルが起こる。

また、彼女は若い時から親が倒れるまで家計費を知らないで過ごしている。

電気代・ガス代・電話代・水道代・浄化槽代・地区会費・固定資産税・etcそれらが、両親倒れた後60代で初めて経験する支払いだと思う。

だから、今のうちから一体毎月いくら位生活費が必要なのか?をキチンと知る事を口酸っぱく勧めるが、まだ現実的に考えられないようだ。 そうだろうな~~

友達と言っても、私の方が4歳年下だが、経験していることは私が先輩だから色々アドバイスする。

介護に入る前に、親の老後・自分の老後の現実(特に金銭面)をきちんとシュミレーションする事が凄く重要だと思う。

嫌なことを先延ばししないこと


自分の老後はどうなる?

2014年04月15日 | 介護問題
ところで、自分の老後問題も真剣に考えなきゃ と、朝に突然思った。
 
私が年金もらう年は「2025年問題」と言われ、5人に1人が後期高齢者になり、介護保険制度が破綻してしまう可能性があるとの事。
それは、自腹で介護を受けないといけない??
 
年金もグングン減り、まだ・まだ減る!?
今の年金制度は、126兆円もある積立金を、100年間かけて取り崩しながら給付を続ける仕組みなので、自公民は「100年安心」と言ってきた。
しか し、楽観的に想定された経済前提が崩れ、早ければ2030年代には枯渇する恐れがあるとの事。
 
怖い~~怖い~~怖すぎる~~
 
私はあと10年で66歳!
「年金はアテにはできない」が現実になる。
年金は減り、医療費・介護費・物価はインフレで上がり続け、貯蓄なかったら、収入源は少ない年金だけ。
 
振り込め詐欺・送り付け詐欺・色々あるけど、一番凶悪な詐欺は万国共通”国家”ではなかろうか?
言ってる事が数年でコロコロ変わる!
 
いつの時代も、どの国でも、被害を受けるのは民。
 
自分と家族は、自分で守らねばならぬ時代
 
それに早く気づいて将来の準備してきた人だけが”笑顔”で暮らせるのかも?
 
他力本願では、幸せになれない
 
            
雲ひとつない空にお隣の”鯉のぼり”が気持ちよさそうに泳いでいる朝・・・平和だなぁ
 
 

介護は他人事ではない!

2014年04月12日 | 介護問題

母が特養へ移転したのが昨年11月30日。

このブログ書き始めたのが次月12月29日から、ふっと思い立って始めてみた。

           特養での初クリスマス

母が認知症なってから5年?を駆け足で振り返ってきた。

この期間まだまだ沢山の大変な事があったが、施設に入るだけの年金があった事が家族の人生をも大きく左右したと思う。

自宅介護できずに、親を施設へ入れる為にご夫婦で一生懸命働いている友達も多い。

国民年金だけなら、到底足りるものではない。

母は若い時は苦労したが、まだ恵まれている方!?

介護問題はわからないことが多すぎる。

また介護に直面した時にならないと、先に知ろうとしない現実が更に悪循環を引き起こす。

2035年には、独居老人が762万人になるそうだ。

特に女性が一人になる確率は高い。

これからの時代、子供は自分の生活で手一杯だと思う。

時代はドンドン変わっていくのだ!

「子供に頼らない」と言っていても、

介護の経験がない人には、何の準備をしたらよいのか?

どんな心構えが必要か?イメージが湧かないと思う。

もう私も真剣に考えるときだ。

 


リハビリ途中で退院

2014年03月23日 | 介護問題

認知症&高齢者をリハビリさせるのも悪戦苦闘な様子。

それでも、リハビリ担当者によると、かなり順調に進んでいるようだ。

途中リタイヤを心配していたが、骨粗鬆症もないので、車椅子とベッドへの移動くらいは自分で移れるくらいになるのでは??というところまで回復

さすが幾多の病気から完全復活してきた母、またも復活!?

と期待していたが、ここで問題発生

あとリハビリ期間が1ヶ月残っているところで、グループホームから戻ってきて欲しいとの事。

部屋をこのまま空かしておくことが出来ないらしい。

断れば、退院後他のグループホームを探さねばならない。

リハビリ担当者も、もう少し続けたら”いい線”までいくかも??との事。

結果的に、”日常の生活もリハビリになるから”という事で、退院することになった。

”年をとる”ということ、自分の意思で決められないことばかり。

周りにお世話になりながら生きるので、周りの都合に左右されるのは仕方ない事なのだ。

寂しいことだけど・・・・


母の誕生日はいつ??

2014年03月12日 | 介護問題

骨折入院中に母88歳誕生日を迎えた

妹や姪っ子たちと、ささやかな誕生日パーティー

      

ケーキを食べてご満悦な様子(*゜▽゜*)

母の誕生日は曰くつきで、

本人の誕生日の記憶は、大正15年12月だと言う。

戸籍上は、大正13年8月??

母はド田舎出身で、昔は子供が生まれて直ぐに出生届けを出してなかったそうで、「3人目の弟が生まれてから爺ちゃんが届けに行った」と母が昔言っていた。

きっと逆算して適当に書いたのかも?

昔の事だから、ありっ??

その為、母の誕生日はイマイチ曖昧だったので、昔からあまり母の誕生日を祝った事がなかった。

もしかしたら?今の年齢より2歳若い可能性ある。(^_^;)

これは損   得 

 


意外に快適??車椅子生活

2014年03月10日 | 介護問題

リハビリ病棟へ移って数日後、病院から電話がきた。

「夜いつの間にかベットから落ちていらっしゃいました。頭を少し怪我されましたが、他は検査して異常は見つかりませんでした。申し訳ありませんでした」との事。

上半身の力があるので起きてベットを乗り越えたようだ。

ベットの下にセンサーマットをおいて対応することに。

リハビリ担当の若い男性も疲れきっているように見える。

リハビリ室外の廊下まで聞こえる声で「痛~~い!何すんだ~~」と叫んでいるのが目に浮かぶ」

「大変でしょう??」と聞くと、「・・・・・」苦笑い

認知症の担当になるのは絶対嫌だろうな??ジャンケンで負けたか??

昼・夜の食事介護は私が食べさせ、食事後は口腔ケア担当の看護師さんが口内を洗ってくれるのだが、機嫌によっては口を開けない日が多いから機嫌をみて私が担当する。

夕食後、他の患者さんはさっさと部屋に戻ってTVを見るのだが、母の部屋にはTVが備えてないので、車椅子で夕方の散歩したあと、食堂のTVを一緒に見てから母を寝し、夜8時から9時に帰るのを日課にしていた。

母は、なぜか?車椅子生活を快適に感じている気がする。

ついこの間まで歩き廻っていたのが、急に歩けなくなったのだから騒ぐのではないかと思っていたから意外だった。

人生歩き疲れて、ジッとしている生活も快適かも?と気づいたのかなぁ~

 


リハビリ病棟へ

2014年03月08日 | 介護問題

やっとリハビリ病棟へ移る日がやってきた。

病院の建物は古くて、狭くて、息苦しかったのが、リハビリ病棟は新築なので広くて気持ちいい♥

ここでは認知症患者は少なく、若い人から高齢者まで50人くらいの患者がいる。

トイレ婆ちゃんは、下の病棟で見かけた。ホッ

きっと認知症患者は、病棟ごとに分けられているのかも?

母の病室は、看護詰所横の予備室のような?窓のない部屋だった。

部屋は広いけど、窓もTVも無い。

早速、担当看護師やリハビリ担当者から説明を受ける。

「きっと大変ご苦労おかけすると思いますが、よろしくお願い致します」

リハビリとなると、母が黙っているはずもない。

手に負えない場合は、もしかしたら?リハビリを途中で中断する可能性もあると医師から告げられていた。

食事は食堂で他の患者さんと一緒に食べる。

ここでも一日2回食事介助に通うことにした。

また環境が大きく変わる。

こんな時は先の事をあれこれ考えるより、今だけを考えた方がいい。

グループホームでは面会日も月3~6回くらいだったので、久しぶりに母とゆっくり過ごせる時間ができたので親孝行しよう

 

 


認知症&骨折・6人部屋の日常part2

2014年03月06日 | 介護問題

婆ちゃん達6人の骨折原因は、3人グループホームで、3人は自宅で転んだらしい。

トイレ婆ちゃん・寂しがり屋婆ちゃん・98歳婆ちゃんは一人暮らしらしく、「ここにいると皆もいるし、ご飯もたべさせてくれるから、家で一人でいるより寂しくないでしょう?」と娘さんや息子さんが言っていた。(少し違う気がするが・・・)

トイレ婆ちゃんは、息子さんと暮らしいるようで、「トイレ・トイレ」と叫ぶのが頻繁なので、病院から夜は付き添って欲しいと頼まれていたようだ。

家でもこの状態だったら、仕事から帰って、疲れた身体での自宅介護は凄く大変だろうと想像できる。

他の認知症婆ちゃん達をみると、うちの母が大人しく感じる??

隣の婆ちゃんが独り言を大きな声で呟くと、母がそれに答えて意味不明な会話が始まる。

まったく会話の内容は成立していないが、言葉のキャッチボールをしているから笑える

しかし、この狭い空間で認知症6人と1ヶ月間過ごしているので、私も妹家族たちも疲れてきた

特に、トイレ婆ちゃんのトイレコールを毎日聞くので一番きつかった。

やっと1ヶ月過ぎたころ、リハビリ病棟へ移る事になって「やったー

でも、トイレ婆ちゃんも一緒にリハビリ病棟へ移るようだ・・・

まさか?まさか??また一緒の部屋じゃないよね???