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親の介護から自分の老後へ

母の介護には私がいた。自分の老後はさて?さて?どうしたものか?

グループホーム退所の日

2014年04月09日 | グループホームにて

グループホームから特養へ引越しの日!

グループホーム入った当時は、髪は自宅で白髪染めし、毎日お化粧も欠かさなかったので見た目にも元気そのもの

歩き方も早く、スーパーで買い物用の押し車を渡すと更にスタスタと歩いていた

子供の成長も誕生から中学生くらいまで目に見えて早いが、年寄りの老化も最後の10年くらいは目に見えて早い気がする。

今では入所時から比べ10キロ痩せ、白髪で車椅子にちょこっと座っている母と、数年前の母では別人だ。

引越しは少しの荷物と、痩せた母を自家用車で移動するだけなので簡単だった。

グループホームの施設長さんやスタッフの皆さんへは本当にお世話になった。

グループホームも色々だと思うが、母の施設は、狭さと外の景色が見れない事を除けば、凄く良い方だと思う。

いつも笑顔で声かけてくれる働き者のオーナーは、自家栽培の野菜を作ったり、お年寄りの送迎、買い物などいつも忙しいそうに働いている。

最初、入所したときはスタッフも50代・60代の叔母ちゃんが多かったが、今では男性スタッフや若いスタッフも入り、バランスがとれてきた。

やはり女性だけより男性スタッフがいる方が、雰囲気が和らいだ感じがする。

大変お世話になったので、本当はもっと感謝の気持ちを表したいのだけど、なんせ退所時は超金銭的に厳しかったので、気持ちだけ感謝の気持ちを贈る事にした。

いづれ金銭的に余裕ができたら、何かの形で贈りたいと思う。

オーナーご夫婦とスタッフに見送られて出発!

「本当にお世話になり、ありがとうございました!」感謝

 

 

 

 

 


祈る特養入所

2014年04月07日 | グループホームにて

気持ちの良い季節だが、何故か?毎年この時期は私の体力と気力が落ちてしまう。

今年こそは母をお花見に連れて行こうと思ったけど、寒い・・風強い・・雨が・・と、言っている間に桜は散ってしまった。

先日も介護疲れから、息子が母親を殺して無理心中するというニュースを見た。

世間は行楽シーズン・ゴールデンウイークなどと楽しそうなのを見るにつけ、「フー」とため息でる経験あるが、この男性もきっと先の見えない不安と恐怖に負けたのだろう。

介護&生活苦のダブルパンチ・・・・気持ちわかるなぁ~

特に男性は、他に相談したり、愚痴こぼしたりしないから、かえって行き場を無くしてしまうのかも?

誰もがこんな危険性持っている人は多いと思うが、”今”楽しむ事だけを考えて「先はどうにかなるのよ」と甘く考えていると、いづれ自分も体験する可能性は高い

自分と親の現状・将来設計・生活設計をキチンと早くに考えた上で、ゴールデンウィークも楽しもう 

いづれ誰もが通る道・・・

母がグループホームへ戻ってから、頭頂部に床ずれ?が出来始めた。

寝かせている時間帯が長いか?寝ている間の体位移動していない可能性があると聞いた。

やっぱりグループホームでの限界が近づいているが、グループホームに入っていると特養には中々入れないらしい。

一人暮らしのお年寄りを優先させるから、施設入居者は後回しになる。

でも、諦めずに毎月特養の担当者へ電話した。

「今、何番目でしょう?」

「この施設に入れたいので、他の施設へは申し込みしていません。」

今度こそ!後悔したくないから、自分の想いを切々と訴えた。

担当者も”しつこいなぁ~”と思っていたかも?

一生懸命願えば叶う

 

 

 


介護度アップ・費用もアップ・年金ダウン(^_^;)

2014年03月31日 | グループホームにて

介護度のアップ・往診2回・おむつ代 etc

車椅子になってから負担金がアップ、とうとう年金額超えた!キツっ

病院は毎日通ったが、仕事もあるのでグループホームは距離もあり回数が激減。

寂しいだろうけど、「ちょっと待っててね」

ん~~やっぱり世の中、お金だー

親孝行もお金ないとできない

と、嘆いていても始まらない 仕事頑張らねば

退院して数ヶ月後、母の後頭部が赤くなっているのに気づいた。

あれっ??

もしかして?床ずれ??

そう言えば、以前より寝かせてある時間が長い。

車椅子だけでも疲れるだろうから、仕方ないのかな?

それにしても寝たきりではないのだから、床ずれ早すぎ?

看護師で介護職の妹へ相談すると、

「介護5レベルになるとグループホームでは対応しきれないと思う」との事。

やっぱり~~だよね。一難去って、また一難!

    


リハビリ中断・・グループホームへ戻る

2014年03月30日 | グループホームにて

今日は施設内にある桜並木散歩中!

風が強くて、ちょっと寒かった・・・

   

骨折入院の回想録へもどる・・・

急遽、リハビリ中断してグループホームへ戻ることになった母

やっとリハビリ担当のお兄さんに慣れていい感じだったのに残念!!

リハビリお兄さんも「残念です。もう少しで自力で車椅子からベッドへ移動できる可能性あったのですけど」との事。

ま~~しゃ~ないそれも運命

グループホームへ帰り、また元の生活へ戻った。

入院前はいつも動き回って目が離せなかったが、退院後は随分大人しくなったので、

「ず~とここにいてくださいね」と・・・

あれっ?「他の施設探してください」と言われてたのに??

確かに動けない認知症は楽だろうが、あまりに露骨

そうは言われても、車椅子の母を「物忘れ外来」へ連れて行くのも一苦労

主治医が独立?されて個人医院に変わってから、その建物が変??

元は喫茶店と?個人の家を改造したようで、

なんと!段差があって車椅子では行けない。

数回チャレンジしてみたが、特に雨の日は無理!

なぜ?高齢者だけのはずなのに、この施設なのか?不思議

一度理由を聞いてみたかった。

結局、通院は断念してグループホームへ往診をお願いした。

退院後、早速申し込みしていた特別養護老人ホームへ電話して、申し込み時と状況が変わった事を報告。

介護度も介護4→介護5  へ変わった。

しかし、車椅子になっても元気なので、さほど順番が変わる事はないそうだ。

狭いグループホームでの車椅子生活から、なるべく早く広い施設へ移したいという気持ちが大きかったが簡単ではない。

ま~状況を見守っていこう。

 

 

 

 


風邪の思い出

2014年03月29日 | グループホームにて

母の施設面会禁止令(インフルエンザ防止)→長期出張→帰ってきたら風邪をこじらせたりで、この2ヶ月面会がグッと少なくなった。

だいぶ体調も回復したが、まだ咳が少し残るから、まだ行くべきでないかな?

長く行かないと母の表情が固い気がする。

でも、私が疲れた顔をしていると、母も疲れた顔をする。

認知症は相手の心を敏感に読み取り、愛想笑いは通用しない。

だから本当に元気にならないと行く気がしない。

しかし久しぶりに体調崩してみると、自宅介護なら悠長に寝ていられないだろうと思う。

まだ母が認知症初期で在宅介護の頃、39度の熱があってウーウー唸って寝ている私に「お腹すいたよ。ご飯まだ?」という言葉に情けなさと腹立たしさを感じた。

以前なら、「ご飯出来たよ。起きて少し食べないと元気ならんよ」と言ってくれたのになぁ~と思い出し涙がこぼれた。

本人に悪気なんて全くないのだけど、身体と心が弱っている時の介護ほど辛いものはなかった。

久しぶりにブログ書いたら無性に会いたくなったから、明日は会いに行こう。

天気の良い日はお花見でも行こうかな?

 


認知症&骨折・6人部屋の日常part1

2014年03月04日 | グループホームにて

骨折入院の整形外科病院では

6人の認知症婆ちゃん達が一部屋にまとめて入所させてある。

全員が認知症だ

”トイレ婆ちゃん””入れ歯婆ちゃん””寂しがり屋婆ちゃん”この3人がベスト3

トイレ婆ちゃんは”10分おきに、「看護婦さんトイレ!」と叫ぶ。

10分おきだから、看護師さんも周囲も大変だ!

看護師さんも仕方なく”無視”すると、今度は私をジッ~~と見て「すいません、トイレに連れて行ってくれませんか?」と哀願される。

「ごめんね、もうすぐ看護師さん来てくれるからね」と諭しても叫び続ける。

毎日聞いていると、結構ストレス(^_^;)

こりゃ~~家族は大変だろうな。

どうやら夜も続くらしく、仕事帰りの息子さんが付き添いしているらしい。

多分?病院側から付き添い依頼があったのだと思う。

”入れ歯婆ちゃん”は、入れ歯が気になるらしく、「私の入れ歯を知りませんか?」と目が合うと尋ねてくる。

「さっき、看護師さんが洗ってくれましたよ」と言うと、しばらくは落ち着く。

”寂しがり屋婆ちゃん”は、私や妹達が毎日母のところへ付き添いにくるので、それを見て「うちの娘たちに連絡してください」と看護師さんへ訴えるらしく、夕方に娘さんが来られて「お母さん!みんな仕事しているのだから、毎日来れないの。ワガママ言っちゃ駄目」と怒られて、寂しそうにすねている。

認知症だって、やっぱり寂しいよね・・

 

 

 

 

 

 


母が転んだ!

2014年02月14日 | グループホームにて

今日からまた回想録・・

グループホーム生活3年過ぎた頃、心配してた通りの出来事が起こった。

携帯電話へグループホームから電話があると、「何かあった?」とドキッとする。

案の上、母が転んで救急車で病院へ運ばれたとの事。「やっぱり・・

チョロチョロ動くので、いつか転ぶ可能性は大だった!

病院へ行くと、施設長さんと主任さんが申し訳なさそうに、状況を説明してくださった。

これは施設の責任でもなく仕方のない事。

いつかは通る道と覚悟していた。

その頃、母はレントゲンを撮っていたので、「痛~い・痛~い」と廊下までわめき声が聞こえている。

その母の声は大きい!

認知症になってからのレントゲンは動くので、レントゲン技師がギブアップして撮った事がない。

暗い部屋に一人にされて、「はい、ちょっとジッとしてくださいね」と言って、ジッとしているようなら苦労はしない。

認知症対応レントゲンも必要ではないか?

結果は大腿骨骨折・・翌日手術することになった。

これで母の車椅子生活が始まるだろう!

さて、これから先新たな展開が始まる。どうなることやら?

母は昔から”足腰を鍛えなきゃ”という想いが強かった。

最後まで、自分の足で生活をする事が理想なのだが、先に脳が老化してくると、その想いが逆効果になる。

”人間が最後まで健康で生ききる”というのは本当に難しい。

 


難関の特養申し込み

2014年02月08日 | グループホームにて

特養の申し込みに行ってきた。

もしかしたら?Gホームを出なければいけないかも?等、今の状況を訴えた。

初回順番は109番、それでも少し早いほうらしい。

まっ、仕方ない

2ヶ月に1度、審査会があるらしく、その時に順番が変更されるとのこと。

しばらくは毎回電話して順番を確認していたが、109→98→93→96→??

よっぽど何か変わった状況がないと無理なんだ  やっぱり難関だなぁ~~

 

2年目に入って認知が進んだのか?諦めなのか?少し以前より大人しくなってきた。

Gホームでは家族会が1年1回あり、家族と入所者が一同に集まって交流会がある。

幼稚園の発表会みたいな感じで、各棟で練習してきた?成果を発表する。

うちの母だけ、演技そっちのけで家族が並んでいる席をずーと眺めて私を探しているのがわかる。

私を見つけると家族席にトット・・・と歩いてきた。

仕方がないので、母は私の隣で見学することに・・・

他のお年寄りにはそのような行動は見られない。

以前、前世占いを見てもらったら、前世では母が私の子供だったらしい・・・

なんとなく納得!

 


ホーム・ギブアップ??

2014年02月07日 | グループホームにて

入所半年の頃、施設長さんからさ・り・げ・な・く「お母さんはグループホームまだ早かったかもね?」と言われた。

「えっ??」出なきゃいけないの?とドキっとしたが、私もさ・り・げ・な・く聞き流した。

やっぱり、動く・怒る・目が離せないから大変なんだろう。

ホームで大変なんだから、私一人では到底無理!

それから、また半年後に今度は主任さんからも「特養の申し込みも、されていたほうが良いですよ」との事。

特に、グループホームから特養へ入るのは難しいと聞いていた。

地域の特養は、200人から300人待ち状態で、中々入れないらしい。

でも、”申し込みだけはしておこう!”


 

特別養護老人ホームを一言で説明すると、生活の拠点として最期まで生活することができる施設ということです。

 有料老人ホームなどより、比較的低料金のため、希望者が多い。

厚労省の昨年のまとめでは、在宅で要介護度4、5の待機者が7万人弱。

申し込みは、各施設や行政の窓口などで行われる。

入所は申し込み順ではなく、スタッフらによる委員会で判定。要介護度、介護者の有無などを点数化し、必要性の高い人から順番を決める例も多い。


 

次の特養選びでは、戦略をたてた。

希望施設は、1箇所に絞り込んだ。

通常は3~4件同時に申し込むらしいが、グループホーム選びの教訓から、”自分が後悔しない施設選び”をする事にした。

希望の施設は、母がディサービスを利用していた病院経営の施設。

以前ボランティアへ行った事とき、スタッフの入所者への対応もチェック☑していた。

友達数人集めて、施設主任へ介護問題についての勉強会も開いてもらったり、施設長の福祉や介護問題に対する考えも聞いていた。

しかし、この施設は地域の一番人気で待機者300人

「強い信念で願えば叶う!」と思い、とりあえず申し込みに行った。

 

 

 

 


ホーム・スタッフは大忙し

2014年02月06日 | グループホームにて

それにしてもスタッフさん達は忙しいそうだ

私は夕方から面会へ行くことが多いのだが、目が回るような忙しさだ。

そんな忙しい中でも、家族が行くとお茶やお菓子を出してくれる。

お爺ちゃん・お婆ちゃんはちょっと目を離すと動き出すので、転倒の危険がある。

お年寄りの転倒は骨折しやすいから、スタッフは時に注意するようだ。

食事を食べるスピードが早いのに驚いた。

あっと、いう間に食べ終わると、寝る前に飲む「ミルクまだ?」

飲み終わると、トイレ・歯磨き・就寝だが、

これでちょっと静か?と思うと、とんでもない!

夜勤は一人だが、あっちこっちの部屋からスタッフを呼ぶブザーを押すみたいで、

夜勤スタッフは部屋から部屋へ走り回っている。

母はブザーを押す事がわからないので、自ら呼ぶことはできないが、歩ける頃は夜中でも「何か食べたい」と起きてくるので、”おむすび”を食べさせてくれるらしい。

昼勤務のスタッフさんが帰る前に一言

「これから帰って、家にいる義母に食事食べさせなきゃ~フー」

「ひぇ~~、自宅でも介護ですか??」

そのスタッフさんも60代!そんな時代なんですね。

入った頃は、女性だけのスタッフさんだったが、途中から男性も入ってきた。

男性スタッフが入った事で、スタッフ間の空気感が柔らかくなった気がした