管理栄養士K氏とたけみの面談シリーズ第四弾「夜の炭水化物」
このシリーズは4月28日に管理栄養士K氏の栄養相談を受けた私が、皆様のご質問も一緒に聞いてきちゃおうって企画です。
ご質問くださった渉さん、随分長い間回答をお待たせしたので、もうブログにいらしていないかもしれないですよね。
遅くなったことをお詫びします。
でも、もしまだ読んでいらっしゃったら、何故記事が遅くなったのかご理解いただけると思います。
では、K氏との会話形式で質問と回答を出して行きます。
文章は記憶を元に書かれています、文言は全文同じではないものの趣旨にずれはありません。
「ダイエットしたいなら、炭水化物を食べないと痩せるって話がありますよね。
栄養学的にはどうなんですか?」
「炭水化物は、糖類と食物繊維なんですが、基本的に糖分イコール太るってイメージがありますね。
ですから、ダイエット情報では食べない方が痩せるとするものが多いです。
でも、炭水化物を食べない分、他のおかず類をお腹一杯食べれば意味が無いですよ」
「やはりそうなると、一日分の総合摂取カロリーって計算になるんですね」
「そうですね、単純にカロリーが低ければ痩せるんですよ。
だからこそ、一品目のカロリーが高い炭水化物を避けようとするのは解るんですが、
それでも、ご飯を食べない、パンを食べない、って、続かないですよね。
続かない事は減量にはむかないと私は考えています」
管理栄養士K氏のいう「減量」は治療としての食生活や運動管理で痩せることを意味している。
生活習慣病一般の患者を対象にしていると思って欲しい。
つまり、短期的にダイエットをして生活習慣そのものを変える気が無い人は対象ではない。
現在の生活習慣とは違う習慣を身につけるのが「生活習慣病の治療」だからだ。
「それでも、ダイエット情報ではご飯抜きって多いですよね。
私の知人でも、痩せようと思って運動もして夕食ではおかずだけでご飯類は抜いてる人がいます。
でも、物足りなくて辛いといいます。
夕飯では炭水化物を抜く、それに関してはどうですか?」
「そうですね、ご飯を食べない分夕食のカロリーが減って痩せますが、
足りないと思う気持ちがあるならば、夕食後についお菓子を手にするとかなってしまうと思うのですよ。
そうなると、何のために夕食を減らしたのかって事になります。
そんなことなら、きちんと食べた方がいいです。
ご飯を減らしてお菓子を食べるなんて、本当に意味の無いことですから」
「そうですね、そんなことになるならご飯(炭水化物)食べたほうがいいですよね」
「ただ、基本的には夜は物凄く少なくてもいいと思います。
もう眠るだけになっているのに、栄養をとる必要は無いんです。
人の(代謝)活動は太陽とともにあると思います。
日があるうちは動くけれど、暗くなったら動かない。
ですから、朝しっかり食べて、昼夜と少なくしてゆく方がダイエットには有効です。
それでも「夜は食べない」って日本の生活ではなかなか出来ないですよね。
家族が揃うのは夜だけだったり、そうなると夕食は団欒の意味もあるので、
単純に食べ物を口に入れるだけってわけではないですから、食べずにいるのは無理がかかります。
そして無理な事は」
「結局続かない」
「そういうことです(笑)」
痩せたいと思ってする行動は、否定はしないが、続けられるかどうかが判断の分かれ目なのだ。
夕食に炭水化物を食べないことも、それが日常的に負担が無いなら続けてゆけることで、一日分の栄養は他の食事で得ればいい、そういうことだと思う。
そして、夕飯は食べないくらいの勢いでも構わない。
その分朝昼を食べれば痩せてゆくのが「早い」のは、代謝効率の問題。
夜には消費活動が落ちてしまう。
だから、夜食べるより、昼までに食べておけばいい。
ご質問くださった渉さん。
運動後、夕食を軽くすると心もとなくて足りない、つまりそれが辛いなら、朝昼に食べるものを夜に回して少し夜を増やしてみてください。
一日分のトータルで考えて、摂取カロリーが消費カロリーを大きく超えなければ、夜に食べても必ず痩せて行きます。
ただ、効率が夜食べないでいるよりも、少しばかり悪いのです。
そのため、スピードが落ちますが、夜炭水化物を食べずにいるよりも食べる量を減らしてきちんと食べる方が「習慣化」しやすいです。
K氏とこの話をしたあと、私自身夕食についていろいろ考えました。
私の食事内容は、夕食が重視されています。
これは旦那と一緒に食べるからです。
出来れば二人で美味しく食べたい、そう思うので夕食を極力減らすのは、今はしなくてもいいかなと思っています。
実際に、夕食を減らして朝昼をしっかり、そうしなくても、体重は落ちます。
私の場合、この話を聞いたGW前から比較すると、確実に体重は落ちています。
夜しっかりでも一日分のカロリーを超えなければ大丈夫、それが証明された一例ではあります。
体重が多ければ多いほどカロリー制限で痩せてゆくのは当然なので、私の今までの経過はあまり参考にならないかもしれない、そう思ったんです。
60kgという体重でも減らして行けるのか、それを確認したくて一ヶ月かかりました。
結果として、数値に変化を出す事はできました。
この先は別として、現時点で感じるのは、夜炭水化物を食べても、ダイエットの妨げにはならないということです。
ただし、私が食べるご飯の量は一食分多くても100g以下です。
最近キッチンスケールを買って量るようになったのですが、おにぎりは一つ40gくらいで、二つ食べると満腹です。
パンを食べる時も、ご飯のカロリーと同じ分量を目安にしています。
これが栄養学的に適した量かどうかはわかりませんが、痩せてゆくには適した量で、また、太らない量だとも思います。
我慢して続かない、そうならないためにも、お互いにいろいろ工夫してダイエットを進めましょう!

このシリーズは、他にもご質問いただいているのが、筋力UPに有効な食事と運動のタイミング、肌にいい食材はなにがあるのかです。
4月28日の面談では聞く時間がありませんでした。
次回6月末に二度目の面談を控えていますので、その時にまた聞いてきます。
このシリーズは4月28日に管理栄養士K氏の栄養相談を受けた私が、皆様のご質問も一緒に聞いてきちゃおうって企画です。
ご質問くださった渉さん、随分長い間回答をお待たせしたので、もうブログにいらしていないかもしれないですよね。
遅くなったことをお詫びします。
でも、もしまだ読んでいらっしゃったら、何故記事が遅くなったのかご理解いただけると思います。
では、K氏との会話形式で質問と回答を出して行きます。
文章は記憶を元に書かれています、文言は全文同じではないものの趣旨にずれはありません。
「ダイエットしたいなら、炭水化物を食べないと痩せるって話がありますよね。
栄養学的にはどうなんですか?」
「炭水化物は、糖類と食物繊維なんですが、基本的に糖分イコール太るってイメージがありますね。
ですから、ダイエット情報では食べない方が痩せるとするものが多いです。
でも、炭水化物を食べない分、他のおかず類をお腹一杯食べれば意味が無いですよ」
「やはりそうなると、一日分の総合摂取カロリーって計算になるんですね」
「そうですね、単純にカロリーが低ければ痩せるんですよ。
だからこそ、一品目のカロリーが高い炭水化物を避けようとするのは解るんですが、
それでも、ご飯を食べない、パンを食べない、って、続かないですよね。
続かない事は減量にはむかないと私は考えています」
管理栄養士K氏のいう「減量」は治療としての食生活や運動管理で痩せることを意味している。
生活習慣病一般の患者を対象にしていると思って欲しい。
つまり、短期的にダイエットをして生活習慣そのものを変える気が無い人は対象ではない。
現在の生活習慣とは違う習慣を身につけるのが「生活習慣病の治療」だからだ。
「それでも、ダイエット情報ではご飯抜きって多いですよね。
私の知人でも、痩せようと思って運動もして夕食ではおかずだけでご飯類は抜いてる人がいます。
でも、物足りなくて辛いといいます。
夕飯では炭水化物を抜く、それに関してはどうですか?」
「そうですね、ご飯を食べない分夕食のカロリーが減って痩せますが、
足りないと思う気持ちがあるならば、夕食後についお菓子を手にするとかなってしまうと思うのですよ。
そうなると、何のために夕食を減らしたのかって事になります。
そんなことなら、きちんと食べた方がいいです。
ご飯を減らしてお菓子を食べるなんて、本当に意味の無いことですから」
「そうですね、そんなことになるならご飯(炭水化物)食べたほうがいいですよね」
「ただ、基本的には夜は物凄く少なくてもいいと思います。
もう眠るだけになっているのに、栄養をとる必要は無いんです。
人の(代謝)活動は太陽とともにあると思います。
日があるうちは動くけれど、暗くなったら動かない。
ですから、朝しっかり食べて、昼夜と少なくしてゆく方がダイエットには有効です。
それでも「夜は食べない」って日本の生活ではなかなか出来ないですよね。
家族が揃うのは夜だけだったり、そうなると夕食は団欒の意味もあるので、
単純に食べ物を口に入れるだけってわけではないですから、食べずにいるのは無理がかかります。
そして無理な事は」
「結局続かない」
「そういうことです(笑)」
痩せたいと思ってする行動は、否定はしないが、続けられるかどうかが判断の分かれ目なのだ。
夕食に炭水化物を食べないことも、それが日常的に負担が無いなら続けてゆけることで、一日分の栄養は他の食事で得ればいい、そういうことだと思う。
そして、夕飯は食べないくらいの勢いでも構わない。
その分朝昼を食べれば痩せてゆくのが「早い」のは、代謝効率の問題。
夜には消費活動が落ちてしまう。
だから、夜食べるより、昼までに食べておけばいい。
ご質問くださった渉さん。
運動後、夕食を軽くすると心もとなくて足りない、つまりそれが辛いなら、朝昼に食べるものを夜に回して少し夜を増やしてみてください。
一日分のトータルで考えて、摂取カロリーが消費カロリーを大きく超えなければ、夜に食べても必ず痩せて行きます。
ただ、効率が夜食べないでいるよりも、少しばかり悪いのです。
そのため、スピードが落ちますが、夜炭水化物を食べずにいるよりも食べる量を減らしてきちんと食べる方が「習慣化」しやすいです。
K氏とこの話をしたあと、私自身夕食についていろいろ考えました。
私の食事内容は、夕食が重視されています。
これは旦那と一緒に食べるからです。
出来れば二人で美味しく食べたい、そう思うので夕食を極力減らすのは、今はしなくてもいいかなと思っています。
実際に、夕食を減らして朝昼をしっかり、そうしなくても、体重は落ちます。
私の場合、この話を聞いたGW前から比較すると、確実に体重は落ちています。
夜しっかりでも一日分のカロリーを超えなければ大丈夫、それが証明された一例ではあります。
体重が多ければ多いほどカロリー制限で痩せてゆくのは当然なので、私の今までの経過はあまり参考にならないかもしれない、そう思ったんです。
60kgという体重でも減らして行けるのか、それを確認したくて一ヶ月かかりました。
結果として、数値に変化を出す事はできました。
この先は別として、現時点で感じるのは、夜炭水化物を食べても、ダイエットの妨げにはならないということです。
ただし、私が食べるご飯の量は一食分多くても100g以下です。
最近キッチンスケールを買って量るようになったのですが、おにぎりは一つ40gくらいで、二つ食べると満腹です。
パンを食べる時も、ご飯のカロリーと同じ分量を目安にしています。
これが栄養学的に適した量かどうかはわかりませんが、痩せてゆくには適した量で、また、太らない量だとも思います。
我慢して続かない、そうならないためにも、お互いにいろいろ工夫してダイエットを進めましょう!

このシリーズは、他にもご質問いただいているのが、筋力UPに有効な食事と運動のタイミング、肌にいい食材はなにがあるのかです。
4月28日の面談では聞く時間がありませんでした。
次回6月末に二度目の面談を控えていますので、その時にまた聞いてきます。