静かな朝。。。
朝起きると必ず聞こえていた大ちゃんの「ズビーッ」という鼻息はもう聞こえない。。。
「ご飯~」とおねだりする声。。。
気持ちよさそうに眠る大ちゃんの寝息。。。
いつもどこかで感じていた大ちゃんの気配。。。
今はまだ感じることができない。。。
3年という長い腫瘍との闘い。。。
徘徊が始まってからの体調の傾きは急激だった。
多分原因は腫瘍の脳への転移。。。
どんどん体力が消耗していくのに動き、鳴く事を止めない身体。
動くのをとめても空を蹴り、必死で動こうとする。
呼吸は荒く、身体が限界を感じて倒れて動きが止まる。
その繰り返し。。。
体力の消耗と共にどんどん口で呼吸する時間が長くなった。。。
大ちゃんの意思ではない、脳の暴走によって操られ、動かされている身体。
左目の腫瘍をあちこちにぶつけ、腫瘍がえぐれて出血していても痛みを感じず繰り返しぶつけ続ける。。。
獣医さんからは呼吸困難に陥って、窒息する可能性もあると言われた。
頑張って、頑張って、病気と闘ってきた大ちゃんに窒息死なんて苦しい思いなんてさせることはできない。。。
「もう可哀相や。。。」との旦那の一言。。。
「そうやね。。。」
大ちゃんとのお別れを旦那と決断した。。。
本当なら腫瘍が破裂したあの日に大ちゃんは死んでいたのかもしれない。。。
出産の為、入院していたので、大ちゃんとはもう会えないと覚悟していた。。。
でも。。。大ちゃんは待っていてくれた。
待っていてくれただけではなく、驚くほどの回復をみせ、また以前のように甘えた声でご飯をおねだりするようになった。
私の都合のいい思い込みなのかもしれないけれど。。。
この回復は大ちゃんが全力を使って作ってくれた最後の時間だったように思えてならない。
腫瘍が破裂した日から3ヵ月。。。
三女もすくすくと育ち、私の身体も回復し、身体も心もお別れを受け入れられる状態になるまで大ちゃんは最後の力で頑張ってくれたんだと思う。
ありがとう。。。大ちゃん。。。
こんなにも家族みんなを思ってくれて。。。
お母ちゃんは大ちゃんの頑張りを忘れない。。。
優しさも。。。強さも。。。その想いも。。。
ずっと、ずっと。。。
沢山の想い出をありがとう。。。
ゆっくり身体をやすめてね。。。
大好きだよ。。。
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大ちゃんは最後の数日間、恍惚の猫になって痛みも苦しみも無かったんだね。
一方通行だけど、大ちゃんと知り合えて良かったよ。
子供達とゲームして気を紛らわしてます。
はぁ…って感じです。
最近、改めて思うことが一つ、それは大ちゃんがいたから出会えたお友達がいっぱいだなぁ~って事です。
チンロビさんともそうですもんね。
これからもよろしくお願いします!
大ちゃんはいつも一緒だよ。いつも近くにいるよ。これからはお出かけの時もどこにいくにも一緒だよ。
暑さには負けそうだけど元気してるよ。
頑張らないとね大ちゃんに笑われちゃうよ。