時の宝箱

大切な思い出一杯の時間を宝箱にしまいながら綴る、ドタバタ主婦のつぶやき日記。

痛い話

2011年10月26日 | 日々のこと

昨夜、三女の咳がしんどそうだったので、夜の10時頃に急病診療所に行ってきたのですが。。。

とても空いていたので待合の椅子に座ってたら、

「ひ~っ」という泣き声をあげた男の子を抱っこしたおとうさんが駆け込んできてました。

すぐそばで話していたので全部聞こえたというか様子がわかったんですけど。。。

 

看護婦さんが様子を聞いていると。。。どうやら舌を噛んだようで、しかも二日前に。

看護婦さんが「何もしないし、口だけ開けてくれる」

と少し離れて後ろで手を組んで絶対に触らないからというジェスチャーをしてるんだけど

痛さのあまりパニック泣きしているから口の中を診れる状態ではなく。

おとうさんにどんな感じかたずねると、

「噛んだ部分が化膿してグチャグチャになってて何も食べないんです。

まる2日何も食べてないんですよ。

すごく痛いみたいで痛みどめの座薬つかってるけどあまり効いてないみたいで」

 

聞いているこっちが痛くて鳥肌がたちましたよ~

 

結局、小児内科では対応できないから小児外科か耳鼻科の診察をしている救急病院を紹介してもらってそっちにって事になったんですけど。。。

なんで噛んだその日に病院に行かなかったかね。。。と心の中でつぶやいてた私。

 

うちの三女も三月に実家のテーブルの角で下唇の真下を強打して口の中と外が貫通したんじゃないかと思うくらい深く口の中を切ったんですけど、

私のかかりつけの整形外科の先生が、形成外科もしているから急いで連れて行ったら、

「縫うのは更に痛い事するだけだから、縫わずに抗生物質の服用とアズノール軟膏を患部に塗る、

食事の後はうがいするで大丈夫やと思うよ。口の中の傷は治るの早いから」と言われその通りにしたら化膿することもなく治りました。

さすがに2日間くらいはゼリーと麺類くらいしかたべなかったですけど、

傷口はすごく見るも痛々しい状態でしたが本人は痛くないようで日に日に治っていきました。

 

子供の治癒力は大人よりも強いからこれくらい大丈夫だろうと思わないで病院には連れていってあげたないとと思います。

「大したことないからこれくらいほっといても治るって」とお医者さんが判断したのであれば「あ~よかった」って思えばいい事で。

それを繰り返していたら色々知識も増えて、対処できるようになるんですよね。

まぁ、「なんでこれくらいの事で病院に連れてきたん」と強く言うお医者さんに当たってしまうと行きづらくなるとは思いますけど、

そんな事言わない先生に出会える事も大事ですね。

 

でも。。。なんで二日も何も食べないのにそこまでほっといたんだろ。。。お母さんは何をしてたんだ?

 


信頼できる先生って。。。

2011年10月10日 | 日々のこと

先月の末から我が家に居座っていたマイコプラズマ肺炎。。。なんとか帰っもらえそうですが。。。

忘れたころにまた「お邪魔しま~す」とやってくるのではないかとドキドキです。

 

今年のマイコプラズマ肺炎は エリスロマイシン、クラリスロマイシン、ジスロマックは効果がなくミノマイシンのみ効果があるようです。

でも、その事を知らない小児科の先生も結構いるようでうちの娘と同じ登校班の男の子は 

クラリスロマイシンを処方されて効果がなく、

ジスロマックに変えても効果がないといっている間にどんどん症状が悪化して入院となり、

入院して初めてミノマイシンしか効かないと知らされたそうです。

 

幸いうちの娘たちの先生はミノマイシンしか効果がないと知っていたのでミノマイシンを処方してくださりすぐに熱もさがり、

咳こそ長引いているものの重症化することなく回復に向かっています。

 

娘たちの主治医の先生は長女が生まれた時からかかっている先生で、

いろんな事をまめ知識として話してくれたり、今、流行している病気についてだったり、娘たちの心の成長の悩み、身体の悩み、

学校生活での問題、些細な事なんでも相談にのってくれます。

話が長くなりそうな時は診察が終わってから時間をとってゆっくり話を聞いてくれます。

 

子育てをしていて一杯知らないことがあります。

心配な事も。。。沢山あります。

誰に相談したら解決するのか。。。悩みながらの子育てです。

でも、我が家のかかりつけの小児科の先生、看護婦さんは本当に親身になって相談にのってくれ、アドバイスしてくれます。

子育てをしていくうえでどんなにその存在が心強いことか。。。

 

三女が9ヵ月の時、突然意識をなくし痙攣を起こして救急車で運ばれた事があります。

無熱性の痙攣だったので原因がわからないので入院となりました。

この時は救急だったのでかかりつけの先生がいる病院ではありませんでした。

何が起きたのかわからず、不安で不安でたまらなかった時に担当の医師に言われた言葉

 

「お母さんがちゃんと生んであげないからこんなことになって。可哀そうに」

 

この言葉に頭の中が真っ白になって、言葉がでませんでした。

ちゃんと生んであげないって。。。何?

ちゃんと生むって何?

私が悪い?

私が原因?

???

 

検査後、薬で眠っている時の方が入浴させやすいからと連れていかれ、なかなか帰ってこないので詰所に行くと看護婦さんが

「可哀そうにね。可哀そうに。 ●●●ちゃんは悪くないのにね。可哀そうに。ちゃんと生んでくれたらよかったのに」

この言葉にまた絶句。。。

 

どこまでもどん底に突き落とす言葉。。。

 

あまりに辛いので転院さしてほしいとお願いしたら、「退院して何があっても知りませんからね。好きなようにしてください」と。

結局、脳波の検査のみ受け、「入院しててもMRIの検査は2ヵ月待ちだから退院していいですよ」と言われ退院。

入院しているのにMRIの検査に2ヵ月も待たないといけないって何?

何がなんだからわからず、ただ心を傷つけられ何も原因はわからずのまま退院しました。

 

その後、かかりつけの先生の所に行き、必要な検査をすべて数日ですませてもらい乳児良性痙攣と診断がでました。

予後は問題なく。1歳6ヵ月までには完治するといわれ、その通り完治しました。

 

同じ小児科医なのにどうしてこんにな差があるんだろうと思った三女の入院経験です。

 

よい小児科医、悪い小児科医、そんな区別をつけたくはないけれど子育てする母親にとって信頼できる先生に巡り会えるかそうでないかで子育ての不安は減ると思います。

熱が出ても高熱であれば不安です。

風邪であっても咳が長引いたり、熱がすっきり下がらず何日も続けば不安です。 

その不安に対してちゃんと説明してもらえる事はとても重要だと思います。

 

受診してもしその先生の診断に?と思ったり、不安になったら、どんどん質問した方がいいです。

もしその質問にちゃんと答えてくれなかったり、話を聞いてくれないような先生であるのなら他の病院に代わる勇気も必要だと思います。

何より子供が安心して信頼してかかれる先生が一番です。

うちの娘は3人共、主治医の先生が大好きですよ。

 

よい小児科医が増えるといいな。。。心からそう思います。