点ノ記

青森県青森市在住。日々あったことを若干適当に書いています。月10回更新します。

M-1グランプリ2018感想

2018年12月03日 21時05分31秒 | 日記

M-1グランプリ2018を観た。今年も、敗者復活から本戦、そして大会終了後の「世界最速大反省会」、深夜の「打ち上げ」まで途中で寝落ちしちゃったもののしっかり堪能した。今年もどのコンビも面白くて、やっぱりお笑いって最高だなあと思えた素晴らしい大会だった。

敗者復活はウエストランド、からし蓮根、マヂカルラブリーに投票した。中でもウエストランドは、本戦のギャロップにだいぶネタが被っていたがむしろこっちの方が面白かったかも、というくらい笑ったし、またマヂカルラブリーが本当に面白くて。これは行ったかもと思ったが結果9位で敗退になってしまい残念だった。

本戦では自分は去年に引き続きジャルジャルを応援した。去年あまりにも印象に残った悔し涙からのラストイヤーで、一体どんなネタで挑んでくるのかハラハラしながら見守ったが、いかにもジャルジャルっぽいしつこさ満載のネタで、このくどさが毎度のことながら病みつきになり凄く笑えた。

毎年ジャルジャルに低評価を下す中川家礼二が、今回は93点つけたのが印象的だった。「ここまでで一番ウケてた。何年もM-1出てきてて、形を変えなかった頑固さが凄い」なんて、去年までの酷評に対して何を言ってるんだ、とその場では思ったものだが、とにかく高得点だったことが嬉しい。逆に志らくさんが99点もつけたのは「なんでそんなに!?」と思った。

最終決戦でジャルジャルが出したネタは自己紹介のやつだった。正直、自分はあんまり好きじゃないネタだったけど、二人が最後の最後に放つと決めたものがこれならばファンとしては見届けるしかない。去年に比べて福徳さんがさっぱりしたような顔つきだったので、きっとこれで良かったのだなと思った。

しかしそれにしても、3年連続で2位になった和牛があまりにも、あまりにも気の毒過ぎる。優勝できそうでできないという意味で笑い飯化しつつあると評されてるけど、笑い飯でも3年連続準優勝という経験はない。得票も4-3の僅差だっただけに、川西さんが笑顔で拍手をしていたのが可哀想で見ていられなかった…。来年、もし大会に出るなら今度は和牛を一番に応援していきたい。

別な話題として、番組後とろサーモン久保田とスーマラ武智が上沼恵美子を明確に批判したのが凄い。「自分目線の、自分の感情だけで審査せんといてください。」「格差が生まれたら違うやん。それを、私が好きとか、言い出したら」「和牛が3回2位とってるのは、3回優勝してるから。クソ!覚えとけよ!ハードル上げるなよ」。

言葉は強すぎるが、自分も数年同じ思いだっただけに正直「よく言った!」と思う。上沼さんは点数配分はバランスが取れているという分析もあるが、トム・ブラウンへの「私は歳だからついていけないや」という発言といい、ギャロップの自虐ネタを否定しつつ、ファンだと公言するミキの自虐ネタには98点つける具合といい、主観が強すぎる気がしていた。

この批判を受けてなのかそうじゃないのか、審査員を引退するとのニュースが出ていた。いよいよ、審査員が参加者から評価されるという時代に入ってきたのかもしれない。来年も楽しく、M-1を観て楽しませてもらえたらなあと思う。

                           ~完~
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