点ノ記

青森県青森市在住。日々あったことを若干適当に書いています。月10回更新します。

ヨーグルトにハマって自己矛盾に陥る

2024年04月10日 22時24分28秒 | 日記


数か月前に福島に住む妹が青森市に帰省した時に、お土産で良い牧場のヨーグルトをくれた。食べたところそれが劇的に美味しかった。

自分の人生におけるヨーグルトの存在意義が一気に高まった感じというか、これまで、スーパーに売っている3個100円とかのがいわゆるヨーグルトだと思っていたものの認識を改めさせられた感じというか。絶妙なちょうどいい酸味と甘みがマッチしてて、脳内が感動で溢れた衝撃的な味だったので、後日福島に帰った妹に頼んで、また1セット送ってもらったほどだった。

以来、自分の頭の中は専ら「美味しいヨーグルト食べたい」欲で支配されてて、今までの人生で考えたこともなかったが土日の休みで「青森_ヨーグルト_美味しい」なんて検索ワードで青森の有力店を探し始めるようになってしまった。福島県で美味しいヨーグルトがあるのは全然わかるが、だったら青森にだってどこかにあるでしょう?という思いだ。

ところがいざ検索してみると出てくるのは新郷村の「飲むヨーグルト」ばっかりなんだよなあ。いや、飲むヨーグルトも非常に美味しいのだが、今の自分が求めているのはスプーンで掬って食べるあの普通のヨーグルトなのに。出てくるのはこの新郷村のやつと、あとは昔懐かしいむつ市は田名部の「ミルク工房ボン・サーブ」のみだ。

ボン・サーブは知っているし昔むつ市に住んでいた思い出補正もあって、食べたら旨さ150%になるのは間違いないが、如何せん遠すぎる。さすがに、ヨーグルトを食べるために車で2時間かけて移動するというのは、ヨーグルトに今最も心酔している自分でもさすがに異常だなと思ってしまう。結果、調べつくしてるわけではないけども青森県内で美味しいところは見つけられていない。

最近だと嫁が買ってきてくれた「至宝のヨーグルト」という、スーパーで買えるかなり高い部類の品をちょっとずつ食べるということでヨーグルト欲を抑えている。この品は固形感があってしっかりしていて、なんなら、柔らか目のレアチーズケーキだと言っても通じるくらいのものでこれも大好きな一品だが、さすがに福島の妹のやつのレベルにまでは手が届くとは言えない。

いつか、自分の生活圏内において手に入れやすい、あの「福島の妹のやつ」クラスのヨーグルトを見つけたい。キノコのことを「菌のかたまりだから嫌い」と公言している自分なのに、同様にほぼ菌のかたまりと言っても過言ではない?ヨーグルトにハマるという、どうしようもない自己矛盾を抱えながらも、明日もヨーグルト探しの旅は続く。

                         ~完~


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