令和6年度が始まって、一週目が終わった。毎年度のことだが一週目はいつも忙しいし、慣れないことも多く発生するから本当に疲れる。
年度末までは結構時間に余裕があってゆったり仕事してきたのに、4月に入っていきなりMAXだから、体が慣れないしちょっとの残業なのにヘトヘトになる。さらに、旧年度の仲間がほぼ全員、同時に目の前からいなくなって、単身でやり切るしかないという肌寒さ、孤独感も手伝い、尋常成らざる精神状態で5日間を過ごすこととなった。
気合が入って勢いで駆け抜けた月曜日・火曜日。一旦冷静になりつつもまだまだ気が緩まない水曜日・木曜日。ここを経て、本日金曜日は「これで終わりだ」という気持ちを一瞬でも持ってしまったばかりに、午後4時になったあたりで緊張のゴムが完全に緩み、とてつもない脱力感に全身が包まれてやる気というものが完全にゼロとなってしまった。
やる気がゼロなら無理せず帰宅するしかないと思いたいところ、目の前には圧倒的な現実と言いますか仕事は確かにあったので、なんとか手を動かすしかなく、ここから職場を出るまでの19時半までは地獄の思いだった。能率もスピードも低下してたけれども、まずは区切りのつくところまでをやる気ゼロの状態ながらも完遂したから、本当によく頑張ったなと思う。
そんな中なので、本来ならば桜マラソンに向けて断酒を一週間継続して、このまま本番まで行ったれと考えていた自分も、さすがに今日に関してはコンビニでお酒を買って帰ることとなってしまった。イカンなあと思いつつ「自分へのご褒美」でビールとレモンサワー、あげくポテチまで。金曜日は人の決意や努力を平気でブチ壊してくる魔力を持っている。
一週間ぶりに飲んだビールは信じられないほどに美味しい。マラソン大会当日になって今日のことを思い出し「あの時ビールさえ買わなければ」とか後悔するかもしれないが、いやいやさすがに我慢するのは無理だったよと、2週間後の自分に対してメッセージを送る意図を込めて、本日の投稿としたい。
~完~