燃えよ剣
2009年12月05日 | 本
ここのところずっと推理小説(というか東野圭吾ばっか)だったもので、何だか時代小説が読みたくなり、ふと目に付いたのがコチラ。
’62-64
いやぁ~まいった。
私は通勤時間帯に本を読んでいるんだけど、
久しぶりに号泣してしまいました。
「東京タワー」以来かな…。
名前だけしか知らなかった「土方歳三」
彼がどれだけかっこいいか、それを描いた作品と言いたい。
もし、この時代に生まれていたら、
私は絶対、彼を好きにならずにいられないだろうね(笑)
何といっても、この壮絶な生きざま。
難しいことはわからない。俺は剣士だ。喧嘩あるのみだ。
どんなに時代が変わりつつある乱世の時にも頑固に貫いた意思。
すごいっす。
そして、史実とは異なるんだろうけれど、
唯一愛された女性「お雪」
羨ましい。
でも、私は彼女のように凛とした女性では全くないので
こんな風に土方を愛せなかっただろうな。
彼が今の日本を見たらびっくりするだろうね。
草食男子とか(笑)
司馬遼太郎作品は「新撰組血風録」を読んだことあるけど、
こちらも面白そうな本ですね。
次に読む本を探していたところだったので、今度買ってみることにします。
司馬さんの書かれる歴史小説は昔から大好きでした♪
こちらこそ、ご無沙汰しています…。
さて、司馬さんの小説は、一ひねりあるセリフ回しがとても興味深く、またキャラ設定も大変際立っていて、あっという間に読んでしまいますね~♪
「血風録」は未読なので、今度読みたいと思っております。私の中で今さら新撰組がブーム到来です(笑)