久しぶりに、本のレビュー。
会社のIちゃんが、この本を購入して読んだと言う。
貸してくれるというので、読んでみた。
私は『ひとり』くんのファンである。
彼の一人芝居は大好きだ。
コメンテーターとかではなく、彼のネタをじっくりと見てみたいと
常日頃より思っている。
さて、そんな彼が本を出したことは知っていた。
まぁ、タレント本のソレだろうって思って軽く読み始めたところ…、
すっごくおもしろかった。
内容は、あえてここでは話さないが、
どのキャラクターも生き生き?と書かれている。
随所に愛情が溢れている。
読んでいるうちに、場面が想像できる。
これが私の好きな作家の条件。
それを見事に表現している。
是非、映画化とかして欲しいと思っていたら、
どうやら岡田君主演で決まっているらしいね。
他のキャスティングにも注目だな。
タレントが書く本というと、自伝的なものが多いんだけど、これはまったくの創作?
最近は純愛モノとか、昭和のあの時代、つうのが流行ってますが、それだけ現代が世知辛い世の中になってしまったということなんでしょうかね。。。
あっ、その前に、私、陰日向って読めないんですけど・・・(失格)
最初手に取る前は、私も自伝ものかと思っていたのですが…、創作物ですよ~。それもかなり、上質です。
陰日向、確かにムツカシイ!
実際、本の中に陰日向って言う表現が出てくるんだけれど、それはちと違和感があった。
陰日向って…、いったいどういう意味で使われるのが正解なんでしょうか?
私もよくわかりません(笑)
話変わりますが、職業柄、小説でも主語、述語、修飾語が正しい位置(学校教育上)ないと落ち着かない私としては、芥川龍之介がいまだにフェイバリットだったりします。
もっと自由に世の中の小説を読み散らかしたいんですが・・・。
本の虫と言われてみたいもんだ; ^へ^ ;
『職業柄』…。どんな職業なんでしょうか?(笑)
芥川は教科書でしか読んだことがないので、是非読んでみたいですね…。
読みたい本はたくさんあるのですが、目の老朽化が進んでいるのと、毎日の疲労でなかなか読めないのが現実です。
あと何年かしたら、本の虫になろうかな(笑)