
パーゴラ付きのウッドデッキが完成しました。
面積がそれほで大きい訳でないので、柱や梁のサイズを落とし、
全体にスマートになるように設計しています。
ただ・・・、強度は十分。
(軽くはない)僕が懸垂しても、ビクともしません。
この材木は、水に沈む程重く、緻密なもので、
ヤング係数という曲げに対する強さの目安でも、
ヒノキなんかの2倍以上の数値を持っています。
外で使う木材は耐久性が第一。
耐久性以外のこだわりとして、
扉を除き、ビス以外の金物を使わないようにしています。
よく、金物全開のデッキを見かけますが、
見栄えが悪いどころか、おいおい錆びるだろ~っという代物まで色々です。
当然、制作は難航するのですが・・・。
大工さんには、いつも耐えてもらっています。
最近は、樹脂製のノーメンテのデッキが全盛ですが、
ただ、木の香りがする空間は何者にも変えられない魅力があると思います。僕は。
家のレッドシダーのウッドデッキも木のにおいがとっても良く、樹脂とは比べようが無いと思います。
しなりとかもいい感じです。
踏んでも少しもびくともしないのよりも、少ししなりがある方が木らしくていいと思うのは自分だけでしょうか?
先日東京に出張のときに囲炉裏がある居酒屋に行きました。
前からゆくゆくは囲炉裏のある家がほしいと思っていた自分にとってはものすごい楽しい呑みでした。
反ったり、しなったり、経年変化で味が出る所がまたいいんですよね。
新建材を使う事ももちろんありますし、批判してる訳ではないですけど、やっぱりそんな美しく歳を重ねる素材が好みです。僕は。
囲炉裏居酒屋いいですね!最近の高気密住宅では、実現が難しい所ですが、囲炉裏付きウッドデッキなんていいと思いますよ。