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舞台やテレビの話題を中心に、アンテナに引っかかった事柄を勝手気ままに書いていきます♪

地球ゴージャス「HUMANITY」

2006-07-09 | 観劇日記
地球ゴージャスプロデュース公演vol.8
HUMANITY~モモタロウと愉快な仲間たち~
◆2006年6月30日(金)13時~/大阪フェスティバルホール/2階N列

はっきり言って、空っぽな感想文でございます

大千秋楽公演に行ってきました。
う~ん、ぶっちゃけ語ることないんですが(爆)。舞台まで遠かったし映像は上半分は見切れてたので笑いについていけなかったし、まぁ楽しい場面もありましたが、期待していたほどではなかったです。終演後に友人達とお茶したのですが、普通だったらあーだこーだ盛り上がるのに「語ることないよね…」でおしまいだったし。なんかキャストも回り舞台もゴージャスだったわりには話が物足りない気がしました。(この舞台を絶賛している方、ほんとゴメンナサイ!)

ストーリーは、妻(戸田恵子さん)も愛人(高橋由美子さん)もいる順平(唐沢寿明さん)が、クビをかけた新商品開発チームのメンバーになるという現実と、順平が見る“桃太郎”もどきの夢の世界がリンクしながら進むといった感じ…でしょうか?正直ストーリーに全く入っていけてなかったので、よく分かってません(爆)。気が付いたら唐沢さんが「すみませんでした!!」って謝ってました…。

寺脇さんと岸谷さんのやり取り、唐沢さんの機敏な動き、戸田さんの安定した演技&歌、由美子ちゃんのドスの効いた力強い歌声はよかったです。戸田さんソロ、最初は普通の爽やかな歌詞だったのが途中からオドロオドロしい内容に変わっていったのがウケた!ラストのソロもいつ怖い詞になるかと集中して聞いてたんだけど、フツーに終わったのでちょっとガッカリ(笑)。そのラストシーンで唐沢さんとセットを昇っていくのですが、途中で腕立てやってましたね(笑)。
あと雉役の蘭香レアさんの腹筋がすごかったです!舞台中にさらに割れてきたとか(笑)。フライングもやり、しなやかな動きと色っぽさは目を引くものがありました。PaniCrewの植木豪さんのダンスも見応えありました。

大楽ということでカーテンコールで挨拶ありました。由美子ちゃんが酔っ払いサラリーマンみたくネクタイを頭にまいてでんぐり返りしたのが可愛かった♪唐沢さんも久しぶりにマジメなことしゃべったらしいし(笑)。まぁ、間延びしたような気もしたようなカテコでしたね
私としては、なにか物足りなさを感じた舞台でした。


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Red Shoes,Black Stockings

2006-04-03 | 観劇日記
今月のシアテレ・ショウアップステージは『Red Shoes,Black Stockings』です。昨年の12月に上演されたショーで、出演は大浦みずきさん、畠中洋さん、風花舞さん、浦井健治さん、ゲストに中川晃教さんなどなど。

以下、ネタバレ(見た人にしか分からない、感想になってない感想)。


ザーッと見てみたのですが、大人~なショーでしたね(笑)。
一幕はシアテレの宣伝文句を使わせていただくと「悪魔と天使に惑わされながら愛をつかむ」ストーリー仕立てのもの。正直ちょっと分かりづらかったかなぁ。悪魔と天使は大浦さんだったのかな。畠中さんがサンタさんのジャケットと帽子をかぶってコミカルだったのが印象的でした。浦井くんと風花さんのカップルがなかなか自分の気持ちに正直になれず(悪魔のせいだったのか?)、ちょっとヤキモキしましたが最後はハッピーエンド。台詞がまったくなく、ダンスメインで歌と表情や仕草で感情を表現していたので、「ダンスで感情表現を理解する」というのが苦手な人はちょっと苦痛かも

二幕はガラッと変わってバンドも後ろにいて歌&ダンスショー。音楽を担当しているのがゴダイゴでギター弾いてた浅野孝巳さん(←遠目でみると、さとしさんソックリで笑っちゃったよ~)だったためゴダイゴメドレーがあったり、ゲストの中川アッキーのコーナーがありました。アッキーは自身の曲を含め3曲披露。思わず「え~、これだけ~?」とボヤいてしまいましたけど、やっぱり歌上手いわ~♪キューティクルなサラサラヘアが羨ましいです(笑)。畠中さんの歌も堪能できました~
どちらかというと二幕の方が楽しめました♪♪たしか月ミューに大浦さんたちのインタビュー記事が載ってたと思うので探して読んでみよう。

え~、つらつら書きましたが、本日一番言いたいのは・・・

浦井くんの二の腕は(思っていたより)太かった!!

これでしょうか(爆)。最近いろんな意味で貫禄が出てきた浦井くんですが、やはり細いイメージがあるので「あら~、結構太いじゃん!」と思ってしまいました。歌声も厚みが出てきて成長著しいなぁと感じましたね

そして、来月は『ダウンタウン・フォーリーズ vol.4』オンエアだそうですよ!これって今月上演じゃなかったですか?早いなぁ~。吉野さん見たくなってきたー。好評だった『ハゲレット』もオンエアだし楽しみです♪♪


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アンナ・カレーニナ

2006-03-06 | 観劇日記
◆2006年3月5日(日)17時~/シアタードラマシティ/25列下手

上演前から追加公演が決まったりして大人気だった『アンカレ』。当然のごとくチケット取りも激戦だったのですが、あかねさんが頑張ってくれたおかげで観に行く事ができました。ほんと、ありがとうございました♪最後列でしたが、ここの劇場は後ろでも見やすいので全体が見渡せてよかったです。もちろんオペラグラスは必要ですが(笑)。

いつもの如く原作も読んでないし話の流れをなんとなく頭に入れてる程度で観たわけなんですが…。まぁ何ていいますか、暗いミュージカルでしたね。ちょこちょこ笑いもあってウケた所もあったけど話に波がないというか「不倫もの・昼ドラミュージカル」と聞いていただけに、もっとグチャグチャな感じを期待していたんですが、帰りにもあかねさんと話したんだけどスタイリッシュにまとめすぎて失敗というか中途半端な感じがしました。淡々と進んでいくので1幕がすごく長く感じてしまいました。

でもセットは綺麗でしたね。レミゼみたいに盆舞台で場面によってグルグル回って椅子やテーブルなどを使って、汽車の車内だったりアンナの家だったり狩猟場(?)になったり。ちゃんと周りの風景が浮かんできたので良かったです。あと本物の雪を使用していたんですよね?紙とは違ってハラハラ舞い落ちる感じが、より冬の寒さを感じさせてくれて、これもよかったです。音楽は綺麗な旋律だなとは思いましたが、いかんせん私の頭が「ヴァンパイアモード」だったためかもっとドカーンと胸に響くナンバーがあれば良かったのになと思いました。

アンナ役の一路真輝さんと不倫相手のヴロンスキー役・井上芳雄さん。エリザベートでは親子でしたから、どうなのかなと思いましたが違和感なく見れました。そりゃぁ~、旦那が優しくしてくれない状況で井上くんみたいな美男子が現れたらフラフラ~と心動かされる気持ちはよく分かる(笑)。問題はそこから先ですよね~。結局彼女は転落していったけれど、あの時最後に手をさしのべてくれた夫の厚意を受け入れていれば展開は違っていただろうに(非難されるの覚悟で)。

キャストでは男性陣が良かったと思います♪井上くんの軍服姿(特に白)はカッコよかったし、若さ故に恋に突っ走ってしまった感じが似合っていたかと。ニコライ役の山路和弘さんは不器用ながらも言葉の節々に愛情が感じられたし、結局ヴロンスキーとアンナの娘を引き取って育てていくんでしょ~。懐の深さを感じます。スティーバ役の小市慢太郎さんはハジけてて笑いを提供してくれて眠気を吹っ飛ばしてくれたし(爆)、それぞれステキでございました
でもなんといってもビックリだったのがレイヴィン役の葛山信吾さん!!歌が上手いというのは東京公演に行った方の感想で知ったので期待していたんですが、あれほど歌える方だったとは!!別所哲也、上川隆也に続く『映像で見てた人が歌ってみたら実はスゴかった』部門の3人目ですよ!!高音がちょっとキツそうでしたが、鍛えたらスコーンと甘い歌声が響くのではないでしょうか。バーベルをホイホイ持ち上げるシーンでは笑わせてもらったし、キティと黒板でのやり取りも面白かったし(分かるわけねーだろ!とツッコミ入れてました)コメディもイケますよ、葛山さん♪♪この舞台の清涼剤だったかなと思います!

女性陣では一路さんは安定してたかな。ラストナンバーの絶唱はグッとくるものがありました。ここだけの話なんですが、なぜだか私は、アンナは断崖絶壁から身を投げると思ってたんですよ(爆)。2時間サスペンスの見すぎですかね?自殺すると知って思い浮かんだのが、チラシの一路アンナとそんな絵だったんですよね~。だから「あ、そうだったんだ」と思ったんです。
キティ役の新谷真弓さんも芝居の間とかは良くて笑わせてもらったんですが、皆さん仰るように歌が…。キティの声でそのまま歌うのはまだ許せる範囲でした。高音がキツかったのですが、思っていたほど酷くはなかったかと。問題は一路アンナとのデュエット!!はっきりいってダメダメでした。。。声の相性もあるのか音程が取れてないのか、ハモってるんだろうけど不協和音でしたよ。「こりゃアカンわ」と思いました

期待が大きかった分、ちょっと残念な舞台でしたね。今日『月ミュー3月号』が届いたのでパラパラ見ていたら、扇田昭彦さんがこの舞台の感想を書かれてました。演出の問題もあると思いますが、ミュージカルではなくストレートプレイだったら、一味違った舞台になるかもしれませんね。映画も見てみたいなと思いました。CD&DVDは見送りましたがパンフレットは購入したので、じっくり読もうと思います。白色で画用紙っぽい材質なので、手をきれいにしてからじゃないと汚れてしまいそうです。袋に入れてしまっておかないとね(笑)。


↓長文、読んでくれてありがとう~。気が向いたら押してやってください♪

贋作『罪と罰』

2006-02-16 | 観劇日記
シアターBRAVA!で観てきました。
ここ一週間、副業の方がバタバタしてまして観劇する気分ではなかったんですが行ってきました。まったく予習もしていなくて休憩なしということと、この前『笑っていいとも』で松さんが「古田さんのアドリブが徐々に長くなっていってるので、終演時間が遅くなってきている」ということくらい(笑)。パンフ買って始まる前に読もうかなと思ったけど、チラシの束の中に『メタルマクベス』のチラシを発見してしまい、「先行の案内があるかも!」とチラシチェックをしていると開演時間になってしまいました(爆)。

通常舞台の所も客席があり、簡単にいうと前後で舞台を囲んでいる感じかな。私はI列のセンターで観たんですが前から2列目だったので、前方の席を潰して舞台にしていました。なのでよく見えた
とにかくセットがシンプル。椅子やポール(?)を効果的に使っていて、想像力を駆使して観る舞台でした。効果音も舞台に上がっていない役者さんが一段下がった所にいて演技に合わせて出しているんですよ~。例えば、白いポールを玄関の引き戸にして、横にサッと動かすとガラガラッという音を段田さんが出していたりするんですね(笑)。役を演じるだけでも大変なのにね~。なんか新鮮でした。

三条英の松たか子さん。ラスト近くの雄叫び…というか嗚咽はスゴかったなぁ。「こんな演技も出来るんだ…」と思いました。才谷(古田新太さん)との関わりだったり、司之助(段田安則さん)に追い詰められた時の表情や震え方は見応えありました。

才谷梅太郎(坂本龍馬)の古田新太さん。ちょこちょこアドリブで笑わせてくれました。英を元気付けようと(?)言ってたのは「ここは大理石で出来ているんですか~。あ、ワンちゃんもいるんですか~、ワンちゃんのお名前は?」みたいな、なんかどこかのお屋敷に招かれた客という感じだった。わりと短めでした(笑)。

段田さんも動きがシャープでカッコよかったし、野田秀樹さんも英の母親役などで出ていて結構ブッ飛んでましたねぇ。

ラストシーン、よく菓子箱に入ってるプチプチのシート(私はよくディスク送るのに使ってます)が舞台一面をブワーッと覆いました。その上で流刑場(って言うのかな?)で英が才谷に語りかけていて、その横ではプチプチのシートの下で暗殺されてた才谷という見せ方はすごくせつなかったです。それにしてもあんなに大きい1枚のプチプチは初めて見ました(笑)。

心情についての感想は全く書けてませんが(1回で把握するのは無理です~)、想像力を働かせて観るのも新鮮で、舞台の面白さの一つかなと思いました。後ろ向いた役者さんの声が聴き取りにくかったのは残念でしたが、またじっくり観たいです。来月WOWOWでオンエアするそうですよ!
こんな感想しか書けなくてスミマセン~


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◆2006年2月16日(木)14時~/シアターBRAVA!/1階I列センター

【キャスト】
三条 英:松たか子/才谷梅太郎:古田新太/郡 司之助:段田安則
溜水石右衛門:宇梶剛士
美波/マギー/右近健一/小松和重/進藤健太郎/村岡希美
中村まこと/野田秀樹

オペラ座の怪人(四季版)

2006-01-31 | 観劇日記
オペラ座の怪人
◆2006年1月25日(水)18:30~/電通四季劇場[海]/2階10列

【キャスト】
オペラ座の怪人:高井治/クリスティーヌ:沼尾みゆき
ラウル子爵:北澤裕輔/カルロッタ:諸英希/メグ・ジリー:荒井香織
マダム・ジリー:戸田愛子/アンドレ:林和男/フィルマン:小林克人
ピアンジ:半場俊一郎/レイエ:立岡晃/ルフェーブル:鈴木周/ブケー:岡智

オペラ第2弾です(笑)。映画は2回観てDVD購入、舞台版は初めてなのでどんな感じの演出なのか楽しみでした。B席なので2階の後方。劇場に入って舞台を見た時は「高いなぁ~」と思いながら席につきました。

もうね~、一幕の途中から寒くて寒くて凍え死にそうでした(爆)!!というのはオーバーか…。右後方から寒気団が襲ってきて、膝掛けにしていたコートを羽織りたかったんですがゴソゴソするのは迷惑だし、とにかく「一幕、早く終わってくれんかなぁ」と思う始末…。おかげであまり舞台に集中できませんでした。「きっと保守点検後すぐの舞台だったので、埃も取れて風通しがよくなったのだろう」とA様と分析(笑)。それにしても寒すぎだよ~。もしかして冷房と暖房を間違えてたっとことはないよね?2幕からはコートを羽織ったので何とか大丈夫でした♪

肝心の舞台ですが、映画版から入ったので「あ、ここは映画だとこんなんだったなぁ」とか「ここは映画にはなかったなぁ」とか、「あの猿のオルゴールは映画の方がカワイイな」とか、「ファントムが被っている中国チックな帽子は何なんだ!」とか(笑)、いろいろ比べながら観ていました。シャンデリアが昇って落ちるのも「おおーっ!」と感動!やっぱり映画の方が迫力満点だけど舞台は実際に見てるわけだから、そのへんは舞台ならではの感動がありました。
ファントムがクリスティーヌをボートに乗せて連れて行くところも神秘的で美しかったです。スーッと蝋燭が湖底から出てくる演出が結構気に入っているので、生で見れて嬉しかった!
視覚的にも楽しめたのですが、唯一「ちゃっちい…」と思った場面がありました。それは、ファントムとラウルの対決シーン、ファントムから赤い光が放たれるんですがスピードなさすぎ(爆)!!吹き出しそうになっちゃいましたよ~。直線でビューッとなってればいいのに放物線を描いてるのでゆっくりに見えてしまうんですよね~(と、A様に指摘されて納得)。まぁそれも舞台の魅力ということで(笑)。

キャストでは北澤ラウルが男前でステキでございました。開演前にパンフに載っている顔写真を見て、ラウル6人衆の中で一番顔が好みだったので「ラッキー」と思ってしまった♪蓋を開けてみると、やっぱり男前でした(それしか言えんのかいっ!)。あのひざまずいた時の伸ばした片足が色っぽかったんですよね~。ちょっと遅いお年玉をありがとう!ってな感じです。久々に私のイケメンリストに新しい風が吹き込みました(なんじゃそりゃ!)。

やはり舞台から遠かったので、ちょっと薄暗い場面や表情はよく分からなかったのですが、休み明けだからかファントムを初めみんなの声量がすごくて聴き応えありました。
すごく漠然となのですが、映画のクリスティーヌはファントムを愛する部分が大きくて、舞台のクリスティーヌはどちらかというとファントムよりラウルを愛している気持ちが大きかったような感じがしました。どことなくファントムに対してあっさりしていたような気が…。今度観る時はもう少し前の方で観たいですね。久しぶりにオペラ座の曲を聴いたけど、いいですよね~。全部日本語で聞いたのも初めてで(『ベストミュージカル』での岡さんファントムとフジの軽部アナが歌うワンフレーズしか聞いたことなかった)、新鮮な気持ちで聴くことができました。
できることなら快適な空間でオペラ座の世界に浸りたかったです~。ほんと、寒かった!!


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ベガーズ・オペラ

2006-01-30 | 観劇日記
ベガーズ・オペラ
◆2006年1月25日(水)13時~/日生劇場/1階I列センター
◆2006年1月26日(木)13時~/  〃  /1階H列センター

【キャスト】
マクヒース:内野聖陽/ピーチャム:高嶋政宏/ロキット:村井国夫
トム(フィルチ):橋本さとし/老役者:金田龍之介
ルーシー:島田歌穂/ポリー:笹本玲奈/ミセスピーチャム:森公美子

両日とも上流階級席で観劇(笑)。内野さんとさとしさんの2ショットが見たいがために遠征しました!
後半戦ということで、行かれた方の感想をちょこちょこ読んでの参戦でしたが、ボックス席に誰がいるとかチェックするよりも、メインステージを楽しむといった感じでした。
ストーリーは「乞食一座が一日だけ劇場を借りてオペラを上演する」という話。舞台上と下にステージサイドシートが設けられ、役者さんを近くで見れるし、いじられ放題というおいしい場所でした(笑)。でもそれは主に舞台上の席かなぁ。舞台下はすごく見えにくそうな感じがしました。

舞台上では老役者の金田さんがお客さんに掃除させたり、物を運ばせたりさせてました。携帯がどうのこうのとかの注意事のあと後ろからベガー達がゾロゾロ入場~。私達はセンターの下手側でほんとに近くで玲奈ちゃんや森クミさんを見ちゃいました。残念ながら、さとしさんは反対側の通路から出てきました。結局そっちばかり見たけど
トム(さとしさん)が作・演出ということでご挨拶。ストーリーや役は関係なしで、センターでさとしさんがしゃべって歌ってることに大感動♪♪ボロっちいけどカッコよかったです。

三幕構成と聞いてはいたけど、はっきりいって長かった~。一幕も内野さんが出てくるまでが長かったし。いつ出て来るんだろうとボックス席などを見ていたら、下手の上の方に赤いものがチラチラ。すぐ内野さんだと分かりました(笑)。赤いコートが似合いすぎ!階段の昇り降りもすばやくてカッコよかったです。階段の途中で「行こか戻ろか」してたのはウケた!
二幕最初の隠れ家での豪遊も面白かったです。特にミセス・ヴィクセンの時の「お願いしま~すは言い方が可笑しくてヒット!そんなやりたい放題のお楽しみも束の間、ピーチャムに捉えられ監獄送り。この辺りから見せ場というか話が動いてきたかなと思いました。鎖に繋がれたマクヒースも素敵でしたね。声がお疲れという話を聞いていたのですが、復活されたようで声量もあって安心しました。お色気度はトートの方が高かったかな。

ポリー役の玲奈ちゃんも頑張ってましたね~。実は、聴いてると少し力入りすぎた声が疲れちゃう時もあって…。でも「♪デリデリデリデリ~」という魔法の言葉は耳に残りました。
ルーシー役の歌穂さん、思っていたより小柄な方でした。2幕からの登場でしたが存在感あってサスガ!ポリーとの対決は面白かったです。
2役演じた森クミさん。存在感ありすぎ(笑)!ダイアナ・トレイプスはすごかったです。パンフよりシワが増えてて怖いーっ!ピーチャムとロキットと3人でのオドロオドロしいシーンは怪しすぎて笑えました。

男性陣は皆さん安定してたと思います。あんまし書くことない…(爆)。
トム役のさとしさん。終始後ろの方でみんなの芝居をチェックしていました。劇中ではフィルチですがいろんな事やってましたね~。ちょっとコメディ入ってたかな。なんと言ってもラスト、ホール出てまで叫んでいるのは笑ったよ~。25日は出た後通路後ろから出てきてちょうど私達の横で止まって、歌穂さんになだめられてました!!もう近すぎて思わず「うわっ!」と声出ちゃいました(周りの方スミマセン)。見つめるだけで精一杯でした。そうそう、25日は森クミさんと同様にお菓子をたくさんもらっていて人気者でした(笑)。
あとは二幕で「♪乾杯~」と歌っていた原田優一さんの美声がよかったのと、全員での大合唱も迫力ありました。

ミュージカルと言っても心に残るナンバーもなくて、最初はぶっちゃけ「曲がちゃっちい…」と思いました(これは私の好みの問題ですので~)。アイリッシュっぽい楽曲もあったけど、なんか曲の統一感を感じませんでしたねぇ。回を重ねて観ればお芝居も歌も身体に染み込んできて、いろいろ発見もあるんじゃないかと思いますけど。2回観ただけじゃちょっと物足りなさもあるかなぁ。
パンフレットを読むと乞食たちの関係性が分かりますね。「だから最後、歌穂さんはトム(さとしさん)を追いかけていったのか」とか。風刺がすごく効いてる作品で、まだパンフは途中までしか読んでませんが、18世紀のイギリスは私の想像を遥かに超えてる時代だなと思いました。

結果的にはそこそこ面白かったです。でも「DVD予約しよう!」とは思わなくて、ちょっと様子見でしょうか(笑)。カーテンコールで内野さんとさとしさんの2ショットが見れて嬉しかったです~

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クレイジー・フォー・ユー

2006-01-19 | 観劇日記
昨日、岡山市民会館で劇団四季の『クレイジー・フォー・ユー』を観てきました。A席だったので2階の後ろの方。満員御礼でございました。

「古き良き時代のアメリカ」というか「これぞブロードウェイミュージカル!」を観たなぁという感じ。キメキメのダンス&タップはすごかった~。四季はフォーメーションが綺麗ですね。後ろからバーンと全体が観れたので堪能できました。レミゼのパロディ(笑)もあったけど、隊列は四季の方がまとまってたよ。あの赤旗、もうちょっと大きくてもOKです♪

ボビーは荒川務さん、ポリーは樋口麻美さんでした。荒川ボビー、可愛かったです。くるくるターンがすごく綺麗で見惚れてしまいました。この2人、やたらキスしてたなぁ(笑)。

ドリフのコントを思い出させるような感じで(おい!)、ハッピーエンドで笑えるミュージカルは久々だったので楽しかったです。客席からも子供の笑い声やお兄さんのガハハ笑いも聞こえてきて楽しんでるようでしたね
今日一日は「I Got Rhythm」が頭の中で鳴りっぱなしでした
(一幕最後のこの曲で、センターでぶっ倒れている本物のザングラーさんがヒットでした)


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レミゼ大阪(2回目)

2006-01-12 | 観劇日記
レ・ミゼラブル
◆2005年12月29日(木)12時~/梅芸メインホール/1階10列下手

【キャスト】
ジャン・バルジャン:石井一孝/ジャベール:岡幸二郎/エポニーヌ:坂本真綾
ファンテーヌ:シルビア・グラブ/コゼット:河野由佳/マリウス:岡田浩暉
テナルディエ:コング桑田/テナルディエの妻:瀬戸内美八/アンジョルラス:岸祐二

今さらでスミマセン。あー、やっぱり観劇後に書いておかないとダメだなぁ~。というか、別所バルジャン観る前に書いとけばよかった…。ほとんど記憶が薄れているのですが、覚えていることだけ簡単に書いておきます。

この日はキャストの何人か、アンサンブル12月組、指揮の井村さんが楽ということで、熱のこもった気迫を感じる舞台でした。
すごくまとまってたと思います。

【キャスト感想】
石井バルジャン…きゃぁー、7ヶ月振りの石井バル!11月に『マイ・フェア・レディ』のヒギンズ教授を観たけれど歌い上げる曲がなかったので、あのバズーカボイスが梅芸に響き渡っただけで感動。相変わらず熱いです(笑)。この日の石井バルは終始「歌<芝居」という感じがしました。もちろん、ちゃんと歌ってるんですよ。今まではメロディに乗せていた言葉もセリフ口調で言ったりしていた部分があって、「あ、前(5月帝劇)と違う…」と思うことが何回かありました。岡さんもブログで仰ってましたが、ヒギンズ教授を演じたことで何か新しく見えてきたものがあったんじゃないかなぁと偉そうに思ったりしてます。あぁ、今度はいつ会えるのだろう…。
え~、以下は一ファンの痛い戯言です(笑)。
●『仮釈放』の前、ボロのコートを着る時、ちょっと手こずってましたね~。「え?何か引っかかってる?」と見てる私がアセアセしてしまいました。無事に着れたのでホッとひと安心。司教様とのバトルも熱かったです。
●『独白』も絶好調!最後の方、歌いながらだんだんセンター奥に下がっていくでしょ、それから仮出獄許可証を破って紙吹雪パーッとやるでしょ、めっちゃカッコよかったーーっ!!もう紙がすごい綺麗にヒラヒラ落ちるんですよ~(笑)。もう石井さんだとそれさえも素敵に見えてしまう(爆)。かなり重症ですな。その中を消えていく…去る姿がカッコいい!
●森でコゼットと出会うシーン、「コゼット!」と言ってガバッと抱きしめてた…マンガみたく「ガバッ」という字が見えた(爆)。リトコゼちゃんが羨ましかった。
●『彼を帰して』、最後のファルセットがすごく綺麗だった。余韻が心地よかったです。(音響さん、グッジョブ!)

岡ジャベール…「岡さん、芝居してる~」と思いました(ファンの方、スミマセン)。私の中では、岡さんって歌い上げちゃうというイメージがあって、声でガンガン押してくる感じだったのですが、今回は相手が石井さんだったからなのか、セリフ口調なとこもあって心情が分かりやすく伝わってきてよかったです。
バリケードでバルジャンに逃がしてもらうシーン、バルジャンの前を通る時、えらいへっぴり腰だった気がしたんですけど(爆)。その後バルジャンを見てピッと襟を正してスタスタ歩いていきましたけど、なんか笑いのツボに入りそうでした。

真綾エポニーヌ…お初でした。思ってたより声量ありました。バルジャンに手紙を渡すシーンで、手紙落としたらしいです。えー、私はバルジャン見てたので気付きませんでした(爆)。

シルビアファンテーヌ…安心して見れて聴けてよかったです。(これだけ?)

河野コゼット…可愛かったです。(これだけ?)

岡田マリウス…頭に馬のシッポが生えてました、さらさらストレート(笑)。いや~、一幕はあまりにも純粋すぎて笑いが止まらんかったです(爆)。エポニーヌに「♪その髪好きだわ」と言われてものすごい後退りするんですよね~。もう飛んでたよ(笑)。その後もコゼットに出会ってからは地に足がついてないというか、えらいオーバーアクションで「落ちつけよ!」と言いたくなりました。
二幕も笑えたらどうしようと思ってたのですが大丈夫でした。『バルジャンの告白』シーン、「コゼットに言わないように~」みたいなやり取りの時、岡田マリはバルジャンを見ないんです。バルジャンを拒んだのか、秘密を守り通す強固な意志なのか、ん~どうなんだろう。やっぱり原作読まないとダメだな。
あと、ベガーズの「♪下向け~、恵んでくれ~」で岸アンジョとセンターで並んでる立ち姿が2人セットでカッコよかったです。背のバランスがよかった(笑)。

コングテナ…コングさん、歌上手いなぁ。人が良さそうだけど、ふてぶてしい感じがしました(笑)。

瀬戸内テナ妻…迫力が増したなぁと。結婚式でマリウスからお金をせびるとこが面白いです!

岸アンジョルラス…お初の岸アンジョ。「兄貴っ!!」って感じで、ついていってもいいわ~と思いました♪なんか優しい印象。最期も頑張って反ってましたけど、ちょっとしんどそうだったかな?(笑)。

レミゼ大阪(1回目)

2005-12-23 | 観劇日記
レ・ミゼラブル
◆2005年12月16日(金)13時~/梅芸メインホール/2階5列

【キャスト】
バルジャン:今井清隆/ジャベール:今拓哉/エポニーヌ:新妻聖子
ファンテーヌ:井料瑠美/コゼット:河野由佳/マリウス:藤岡正明
テナルディエ:佐藤正宏/テナルディエの妻:田中利花/アンジョルラス:小鈴まさ記

観劇から1週間経ってしまいました(汗)。約7ヶ月ぶりのレミゼ。それからほとんどCDも聞かず、新鮮な気持ちで見れるかなぁとバス酔いしながら劇場へ(苦笑)。ケチってA席にしたので、席は2階通路のすぐ上のセンター。「お~、ナイスビュー!」と喜んでいたのも、ほんの束の間でございました。
最初は、「♪ジャ、ジャーン」と聴いただけで懐かしくて、レミの世界に浸れると思っていたんですが、私の分までお隣の方が浸ってくれてました(爆)。時にジャベモード、時に民衆モード、時に学生モード…。ノリノリでございましたよ…。拳振り上げるんじゃないかと気になって仕方なかったです。歌うんなら私に聴こえないように歌ってくれーーーっ!!はぁ。。。

話を舞台に戻して、まず思ったこと。「照明、暗っ!!」。こんなに暗かったっけ?春に帝劇で観た時は、すごくキレイで感動したんです。劇場によって明るさや暗さの度合い(?)が違うんでしょうね。それとも私だけに紗幕が下りてたんだろうか(笑)。バリケード陥落シーンもジャベールの自殺シーンも暗闇に紛れていて、せっかくの見せ場なのにもったいないなぁという印象が残りました。
まぁ、もともと照明が暗い舞台ですが、暗いなりにもある程度の明るさは必要なのでは?『スターズ』の星空もセーヌ川の渦も、ゴチャゴチャしてたというかモア~ッとしていて綺麗ではなかったように思いましたね(私の視力のせいもあろうかと思いますが…)。

では簡単にキャスト感想♪
今井バルジャン…やっとお会いできましたよ(笑)。ほんと「パパ!」って感じで、とても優しい温かいバルジャンでしたね~。個人的に「へぇ~」と思ったのはファンテーヌの死の場面、ファンテ「♪この手、冷たくなる~わ」 バル「♪温めよう~」の時、今井バルはファンテの手を握りしめ、はぁはぁと自分の息で温めてあげてるんですよ~!!必死さが伝わってきてよかったです。

今ジャベール…この日は初日だったそうで。そのせいか?えらい熱いジャベールでした(笑)。対決でも結構動いてて、遠くから見るとフェンシングしているように見えました(爆)。『スターズ』も最初聞き入ってたら、どこからか今さん以外の歌声が聞こえてきて、誰かと思ったらお隣さんがハミングしてて…(苦笑)。せっかくの今さんのスターズなのに~(泣)。でも、カッコよかったです♪♪

新妻エポニーヌ…安定していてよかったです。最初は坂本真綾さんとどちらか分からなかった(キャスト表チェックしろよ…苦笑)。

井料ファンテーヌ…ビブラートはあまり気にならなくなりました。儚さ加減がグッドです!

河野コゼット…こちらも安心して聴けました。可愛かった!

藤岡マリウス…初見でした。やっぱり歌うまいですね~。「ミュージカルな発声してる!」と思ったんですけど(笑)。なんて言うのかな、民衆くささを感じさせてくれる青年というか、ぽわ~んとした感じを受けました。岡田マリウスのぽわぽわ感とはまた違うんですが、はっきり言ってカワイイです♪
『カフェソング』もよかったんだけど、『恵みの雨』がすごく良くて!!その後の戦闘モードになれない喪失感もバッチリ伝わってきてよかったです!今回一番泣きそうになった場面ですね。ちょっと右サイドの髪の垂れ具合が気になりましたけど(笑)。

佐藤テナルディエ…帝劇の時より悪党っぽくなってる!!歌もよくなってる!!相変わらず蟹走りしてた(笑)!!

田中テナ妻…初見。もっと大きい方かと思ってたんですが、わりと華奢な方だなと。あまり印象に残ってないです…。

小鈴アンジョルラス…こちらも初見。真っ先に思ったこと…「歌、上手い!!」(←失礼)。聞くところによると、歌上手くなったとか?
小鈴さんも庶民派アンジョですね~。なんかこう、リーダーなんだけど他の学生と同じ目線・同じ位置で物事を見てくれてるというか、うまく言葉にできないけどそんな感じ。簡単に言うと話しかけやすいアンジョかな(笑)。

全体としては、アンサンブルもよくまとまっていて良かったと思いました。特に合唱部分、どこかのパートが飛び出て聴こえるということもなくバランスよかったなぁと。聴き応えありました!レベル高いなと思ったキャスト陣だけに、入り込めなかった自分に悔いが残ります。
長文のわりにテンション低い感想でスミマセン

ダブリン

2005-11-24 | 観劇日記
ダブリンの鐘つきカビ人間
◆2005年11月20日(日)18時~/シアタードラマシティ/12列センター

橋本さとしさんファンのあかねさんとまたまた観劇デートしてきました♪
「おさえちゃん(中越典子さん)は思ったことと反対のことを言う」「さとしさんは戦士の役」くらいしか知らないまま、まったく予習せずの観劇。大ネタ・小ネタのお笑いあり、せつなさもありで面白かったです。ラストがちょっとブラックだったかなぁ。休憩なしで、中盤は黄泉の国に連れて行かれそうになりましたが(爆)、全体を通して笑いとシリアスな場面のバランスはよかったと思います。

涙がちょちょぎれるほど笑ったシーンは、
・馬…さとしさんとナイスコンビだった!
・聡(姜くん)の「ラブ・ミー・テンダー」
この二つはお腹が痛くなるくらい笑わせてもらいました!姜くんは、ちょっと声がお疲れみたいで台詞が聞き取りにくかったかな。でもあのシーンでの歌は笑えました。涙は出なかったけど面白かったのは、成志さんと山内さんの群馬水産高校の校歌♪♪「2人の出身校?」と思って、終演後にプログラムでチェックしたら全く違うじゃーん(笑)。いや~、この腹黒いコンビも最高でした

さて、お目当てのさとしさんは海ガメ(新キャラらしい)と戦士の役。すっごくカッコよかったです!!海ガメは甲羅しょってますが顔はジャック・スパロウ(byパイレーツ・オブ・カリビアン)だったんですよっ!オペラグラスで見た瞬間トキメキましたよ~。頭に布巻いて目の縁が黒くて、あれで髪にジャラジャラ付けてたらジャック・スパロウでした。私にはそう見えた!!(でも、終演後あかねさんに言ったらご賛同いただけませんでしたけど)。
戦士は登場シーンからハイテンションで面白かったです。初めて生で立ち回りを見たんですが、キレあり・迫力ありでスゴかったです。さすが新感線出身ですね~。ストーリーはせつない展開で、ラストの戦士を見てるとやるせない気持ちになったけど、キレキレのさとしさんが見れて嬉しかったです。

この日は大阪千秋楽だったのですが、カーテンコールは特別だったのでしょうか?ギターに合わせて大合唱だったり(さとしさんも歌ってほしかったな…)、群馬水産高校校歌も歌ってくれたり、カビ人間役の片桐さん(好演してました!)が最後の挨拶をさせられたりと盛り上がりました。