本当は昨日アップしようと思ったのですが、パソコンの機嫌が悪くネットも繋がらないしファイルも開けなくなってしまい、何気に目標にしてた「レポ三連チャン」を達成することができませんでした
。今日、元の電源を入れなおしたら、ちゃんと動いてくれたのでよかった~。
というわけで、9日の夜は渋谷に移動して『人形の家』というお芝居を観てきました。公演は今月いっぱい続きますがちょこちょこネタバレします。
~人形の家~
【9/9(火)18:30~/Bunkamuraシアターコクーン/1階B列センター】
ノラ…宮沢りえ(主人公。ヘルメルの妻)
ヘルメル…堤 真一(弁護士)
クロクスタ…山崎 一(トラヴァルの友人)
リンデ夫人…神野三鈴(ノラの友人)
乳母…松浦佐知子
メイド…明星真由美
ストーリーは公式サイト(こちら)を見ていただいて…(今気付いたんだけど、思いっきり初っ端に結末が書いてありますね~
)。簡単に言うと“女性の自立”を描いた話ですかねぇ。でも、自立というよりは“自分勝手なわがまま”じゃないの~?と感じざるを得ないという…(爆)。なので、共感できなくて最後のノラの決断に「おいおい、ちょっと待てよ」と言いたくなりました。
これはイプセンの有名な戯曲。100年以上前に発表されたものだそうで、当時の時代背景等から考えるとノラの決断は大問題だったそうです。それを思うと今の時代、女性は不自由もあるけど自由なんだなと感じました。
この舞台の演出はデヴィッド・ルヴォーさん。3年前に『ナイン THE MUSICAL』の演出を手掛けた方です。この舞台、別所さんが出てたので観に行ったんですけど、斬新というか水を使った演出がすごかったんですよね~。なので今回の舞台も楽しみにしてました。
中に入ってみると、四角い舞台が中央にあり白い紗幕というか布で覆ってあり、四方を客席で囲んでいる状態。私の席は普段は舞台上って感じかな。席につくのに舞台横を通って行ったわけですが、スネくらいまでの高さでした。中では3人の子供たちが遊んでいるんです。それもまだ開演前ですよ(笑)。時間になったら乳母だったか、子供たちを呼びにきます。4人がいなくなると、白い布がサッと下に落ちて始まりました。舞台上にはソファーや椅子やかわいらしい小物が置いてあるのですが、無駄にゴチャゴチャしてなくて良かったです。
で、その舞台が回転するので、いろんな角度から見えましたね~♪演者も360度見られてるわけだから大変だったと思います。両サイドから出たり入ったりするようになってて、私から見て右側が玄関、左側がヘルメルの書斎、舞台がリビングという感じだったかな。
とにかく、宮沢りえちゃんが出ずっぱりで膨大な台詞の量でした!あの細い体で最初は可愛く、だんだんと声色も変わって自我に目覚めたというか強い女性に変化していく様は良かったですね~。それに衣装がどれも素敵だったんですよ♪全部で3幕あるのですが、幕ごとに衣装を変えて出てきてとても似合ってました。3幕の最後、通路を通るのですが、私の斜め後ろで止まって舞台上の堤さんと会話し始めたので思わずガン見(爆)!本当に可愛くて綺麗でしたよ~
堤さんは、なんかフツーだったなぁと思って(爆)。もちろんカッコよかったですよ~。何気に好きな俳優さんですから
。でも、役柄のせいか何か足りないように感じたんですよね。やっぱり共感できないキャラだからかな(笑)。それでもノラの秘密を知った時の変わりっぷりは良かったです。あとアドリブだったと思うけど笑わせてくれました。
それから、りえちゃんとキスしまくりでしたね~。堤さんファンはどうだったんでしょうか(笑)。濃厚なのもあったけど、外国人なのでチュッ、チュッなのが多かったかな(笑)。歯の浮きそうな台詞を初っ端から言ってたのには吹き出しそうになりましたけど(爆)。
他のキャストさんも良かったです。クロクスタ役の山崎さん、ノラとの対峙シーンは見応えありましたね~。リンデ夫人役の神野さんもノラに適切なアドバイスをしてあげてて良かったです。ある意味この人が“自立”してると思うんだけど。
ノラは夫に秘密がバレてしまっても、自分の思っていた通りに自分を守ってくれると信じていたのに、その通りにはならなかった。夫は自分の気持ちに気付いてくれないし、自分は“人間”ではなく“人形”として扱われていた。親からもそうだった。で、知らず知らずのうちに抑えていた気持ちが爆発しちゃったんでしょうね~。3幕は舞台上でノラとヘルメルが向かい合って座り、ノラが本心をぶちまけるんですよ。結局、自分の足で立って生きていきたいようで、家族を捨て家を出ていくわけですが…。小さい子供がいるのにそう簡単に出て行ってしまっていいの~?乳母がいるにしても、それって無責任すぎやしませんか?なんか、いきなりすぎる感じもして納得できないというか共感できないというか…。
ヘルメルも、ノラの秘密を知った時には激怒して自分の事しか考えてなくて罵倒しまくったんだけど、自分の地位が安泰だと知るとコロッと態度が変わって優しくなるわけで。まぁ、それがノラにとっては“本当の自分”を愛してくれているわけではないってことに繋がっていくんだろうけど。でもでも、夫はともかく(?)子供たちを置いて出ていくなんて、それがちょっと引っかかるんですよね~。
う~ん、1回観ていろいろ汲み取るのは私には難しいのですが、じっくりパンフ読んで理解するしかないのかな…
。その後のノラはどうなったのか、知りたい気もします。
ま、共感はできなかったけど芝居はよかったです!!舞台女優なりえちゃんを見れたことは大きな収穫でした♪
あ、堤さんといえば来春、劇団☆新感線の舞台出演が決まったようです!いのうえ歌舞伎『蜉蝣峠(かげろうとうげ)』。永作博美さんは初参加かな?東京は3月13日から赤坂ACTシアター、大阪は4月21日から梅芸メインホールで上演だそうです。う~ん、どうしようかなぁ。
ここまで読んでくださりありがとうございました!上手くまとめられないので、またまた長文になってしまった…
。次は翌日のサイゴン観劇日記です。忘れられない観劇になりました(笑)。つづく。
↓気が向いたら押してやってください♪

というわけで、9日の夜は渋谷に移動して『人形の家』というお芝居を観てきました。公演は今月いっぱい続きますがちょこちょこネタバレします。
~人形の家~
【9/9(火)18:30~/Bunkamuraシアターコクーン/1階B列センター】
ノラ…宮沢りえ(主人公。ヘルメルの妻)
ヘルメル…堤 真一(弁護士)
クロクスタ…山崎 一(トラヴァルの友人)
リンデ夫人…神野三鈴(ノラの友人)
乳母…松浦佐知子
メイド…明星真由美
ストーリーは公式サイト(こちら)を見ていただいて…(今気付いたんだけど、思いっきり初っ端に結末が書いてありますね~

これはイプセンの有名な戯曲。100年以上前に発表されたものだそうで、当時の時代背景等から考えるとノラの決断は大問題だったそうです。それを思うと今の時代、女性は不自由もあるけど自由なんだなと感じました。
この舞台の演出はデヴィッド・ルヴォーさん。3年前に『ナイン THE MUSICAL』の演出を手掛けた方です。この舞台、別所さんが出てたので観に行ったんですけど、斬新というか水を使った演出がすごかったんですよね~。なので今回の舞台も楽しみにしてました。
中に入ってみると、四角い舞台が中央にあり白い紗幕というか布で覆ってあり、四方を客席で囲んでいる状態。私の席は普段は舞台上って感じかな。席につくのに舞台横を通って行ったわけですが、スネくらいまでの高さでした。中では3人の子供たちが遊んでいるんです。それもまだ開演前ですよ(笑)。時間になったら乳母だったか、子供たちを呼びにきます。4人がいなくなると、白い布がサッと下に落ちて始まりました。舞台上にはソファーや椅子やかわいらしい小物が置いてあるのですが、無駄にゴチャゴチャしてなくて良かったです。
で、その舞台が回転するので、いろんな角度から見えましたね~♪演者も360度見られてるわけだから大変だったと思います。両サイドから出たり入ったりするようになってて、私から見て右側が玄関、左側がヘルメルの書斎、舞台がリビングという感じだったかな。
とにかく、宮沢りえちゃんが出ずっぱりで膨大な台詞の量でした!あの細い体で最初は可愛く、だんだんと声色も変わって自我に目覚めたというか強い女性に変化していく様は良かったですね~。それに衣装がどれも素敵だったんですよ♪全部で3幕あるのですが、幕ごとに衣装を変えて出てきてとても似合ってました。3幕の最後、通路を通るのですが、私の斜め後ろで止まって舞台上の堤さんと会話し始めたので思わずガン見(爆)!本当に可愛くて綺麗でしたよ~

堤さんは、なんかフツーだったなぁと思って(爆)。もちろんカッコよかったですよ~。何気に好きな俳優さんですから

それから、りえちゃんとキスしまくりでしたね~。堤さんファンはどうだったんでしょうか(笑)。濃厚なのもあったけど、外国人なのでチュッ、チュッなのが多かったかな(笑)。歯の浮きそうな台詞を初っ端から言ってたのには吹き出しそうになりましたけど(爆)。
他のキャストさんも良かったです。クロクスタ役の山崎さん、ノラとの対峙シーンは見応えありましたね~。リンデ夫人役の神野さんもノラに適切なアドバイスをしてあげてて良かったです。ある意味この人が“自立”してると思うんだけど。
ノラは夫に秘密がバレてしまっても、自分の思っていた通りに自分を守ってくれると信じていたのに、その通りにはならなかった。夫は自分の気持ちに気付いてくれないし、自分は“人間”ではなく“人形”として扱われていた。親からもそうだった。で、知らず知らずのうちに抑えていた気持ちが爆発しちゃったんでしょうね~。3幕は舞台上でノラとヘルメルが向かい合って座り、ノラが本心をぶちまけるんですよ。結局、自分の足で立って生きていきたいようで、家族を捨て家を出ていくわけですが…。小さい子供がいるのにそう簡単に出て行ってしまっていいの~?乳母がいるにしても、それって無責任すぎやしませんか?なんか、いきなりすぎる感じもして納得できないというか共感できないというか…。
ヘルメルも、ノラの秘密を知った時には激怒して自分の事しか考えてなくて罵倒しまくったんだけど、自分の地位が安泰だと知るとコロッと態度が変わって優しくなるわけで。まぁ、それがノラにとっては“本当の自分”を愛してくれているわけではないってことに繋がっていくんだろうけど。でもでも、夫はともかく(?)子供たちを置いて出ていくなんて、それがちょっと引っかかるんですよね~。
う~ん、1回観ていろいろ汲み取るのは私には難しいのですが、じっくりパンフ読んで理解するしかないのかな…

ま、共感はできなかったけど芝居はよかったです!!舞台女優なりえちゃんを見れたことは大きな収穫でした♪
あ、堤さんといえば来春、劇団☆新感線の舞台出演が決まったようです!いのうえ歌舞伎『蜉蝣峠(かげろうとうげ)』。永作博美さんは初参加かな?東京は3月13日から赤坂ACTシアター、大阪は4月21日から梅芸メインホールで上演だそうです。う~ん、どうしようかなぁ。
ここまで読んでくださりありがとうございました!上手くまとめられないので、またまた長文になってしまった…

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