ひとつの時代が終わった・・・

「　ひ　と　つ　の　時　代　が　終　わ　っ　た　・　・　・」

そう感じた野球ファンは多いでしょう。
アタシもそう思った一人です。

昨日、10月1日、
オリックスの今季最終ゲームが京セラドーム大阪で行われた。
清原和博選手の引退試合・ラストゲームだった。

残念ながら、清原の引退試合を地上波生中継されることはなかった。
その代わり、深夜に1時間引退試合の清原特番が関西テレビであった。

でもやっぱり気になったので、
ラジオのNHKでやってたオリックス戦を聴いていた。
（試合開始～第1打席までと、8時半前からの第4打席～引退セレモニーを聴いてた）

試合前に、対戦チームであるソフトバンクの監督、今季を持って勇退される
世界の王さんから花束が贈られ、清原が涙していると聴いて、
こっちも早くからウルウルしてしまった。（・_・。）
憧れの巨人から指名されなかった運命のドラフト。当時の巨人の監督が王さん。
その王さんからは
「生まれ変わったら必ず同じチームでやろう」と言われたそうで、
もぉそれを聞いただけでも泣けてくる。。(；ー；) イイハナシダナー
王さん、なんて素敵な人なんだー！

引退試合には、イチローも駆け付け、VIP席から観戦。
球団側がVIP席を用意したらしいけど、高い位置にあるのと、
捉えられたカメラではポツンとイチローしか映らないので、
なんだかとっても偉い人のように見えてなんだかなぁー。ｗｗｗ
ま、正装で拍手する姿は威厳があったけど。ｗ

阪神の下柳投手や、藤原紀香も来てたねー。

ＰＬからのＫＫコンビ・大親友の桑田も清原の最後の打席を見守った。
バックネット裏の上段席からの観戦だったそうだが、
最終打席（第4打席目）には前の方まで降りてきて、
バッターボックスに立つ最後の清原の姿を目に焼き付けたとか。。
桑田らしいよね。。　つД｀)・゜・。・゜゜・*:.。

試合は ローズが惜別の一発を放ったり、清原自らが花道を飾るタイムリー2ベース
を放ったりして、オリックスが勝った。

あの右中間へのタイムリー時の走塁、精一杯走る姿にジィーンときた。
最終打席の空振り三振、フルスイングしてスッキリした笑顔を見せたのが印象的。
対戦投手の杉内はオール直球勝負。清原は最後のボールを球審から貰ったけど、
そのボールに「杉内へ　最高の球をありがとう　清原和博」とメッセージを書いて、
杉内投手へ贈られたってーのがまたカッコイイ！！
あ、そうそう、清原の打席の時、西武→巨人→オリックスの応援歌が唱われた
応援団の粋な演出が良かったねー！

男の花道は見事に整えられ、涙の引退セレモニー。。

虎のアニキ金本が花束贈呈。アニキのアニキが清原だそうで。
金本が泣くなんて・・・本当に兄貴と慕ってたんやね。。

そして！！
（←スポーツ報知より）
「清原和博のために、歌います」と『とんぼ』を熱唱した長渕！
ラジオを聴いてて「な・長っ！ｗ」と突っ込んでしまったけど、
前日のリハーサルに3時間もかける力の入れようだったらしいよ。ｗ
でも、スタンドのファン全体の大合唱は鳥肌もんだったね。
思わずアタシもサビだけ一緒に口ずさんでしまったじゃないか！ｗ
ちょびっと泣きながらね。。ｗ
(つ∀`) ～♪あぁ幸せのとんぼよーどこへ お前はどこへ飛んでいくー

その後、清原からの引退の挨拶。。
（↓【清原和博あいさつ全文】スポニチより↓）
　皆さん、本日は清原和博のために、そしてオリックス・バファローズのために
来てくださり、本当にありがとうございました。
　プロ入りして２３年間、いろいろありましたけれども、きょう子供の頃、
いつもテレビで見ていた世界の王さんから花束を頂き、心から感謝しております。
　そして１１年間、僕を育ててくれた西武ライオンズ。きのう、渡辺監督はじめ
西武ナインに、そしてファンの皆さまに胴上げをしていただき、この場を借りて
お礼を申したいと思います。西武ライオンズ、ありがとうございました。
　そして自分の夢であったジャイアンツで９年間お世話になり、
つらいこと悔しいこと、たくさんありました。それでも一番の僕の心の支えは、
球場に帰ってきた時、ファンの皆さんの温かい声援と拍手でした。
ジャイアンツファンの皆さん、９年間どうもありがとうございました。
　そして、オリックス・バファローズに入団しましたが、思うように活躍できず、
大阪そしてオリックス・バファローズの皆さん本当に申し訳ありませんでした。
　でも、今年はチームはクライマックスに進みます。僕は出場できませんが、
オリックスの若い選手が必ずやってくれると信じています。
そしてこのユニホームを着させてくれた天国の仰木監督。
きょうはイチローもシーズンを終えてすぐ来てくれました。ありがとうございます。
　阪神タイガースの金本選手は僕が足をケガしたら、ファンの中に交じって
治療器を持って立ってくれるような、そんな男でした。金本選手、かねもっちゃん、
ほんまにありがとう。
　本当に、大阪そしてオリックスのユニホームを着たことを誇りに思い、
きょう引退させていただきます。全国のプロ野球ファンの皆さん、
２３年間応援どうもありがとうございました。


↑清原和博、号泣…プロ生活２３年にピリオド（SANSPO.COM）

良い挨拶だったよね。自然で。。
最初からウルウルしながら聞いてたけど、ジャイアンツのくだりでアタシも号泣！
「つらいこと悔しいこと」だよ。憧れ続けてやっとFAで入団した巨人なのに…
過剰な？肉体改造と怪我との戦い。球団との確執。そして戦力外だもんな…
そんなジャイアンツ時代、「一番の僕の心の支えは、球場に帰ってきた時、
ファンの皆さんの温かい声援と拍手でした」って！！・゜・(PД`q。)・゜・
「ジャイアンツファンの皆さん、９年間どうもありがとうございました」と、
球団巨人軍ではなく、ジャイアンツファンへ感謝の気持ちを素直に伝えてくれた！！
。・ ゜・。* 。 +゜。・.。* ゜ + 。・゜・(ノД`)
「そしてこのユニホームを着させてくれた・・・天国の・・・・・仰木監督！」
ここももぉ～だめっ！！(´；ω；｀)ブワッ
仰木監督はきっとドームに来てたよ！そばで見守ってたと思うよ！！
「金本選手、かねもっちゃん、ほんまにありがとう」と、まんま関西弁のとこも、
とってもあったかくて、涙・涙。。。


２　３　年　間　、　本　当　に　お　疲　れ　様　で　し　た　。
清原和博選手、アナタは本当にプロ野球界のスター選手でした。
大きな拍手を送ります。そして、ありがとうキヨハラ！！！


ＰＬ時代から見てきた選手、桑田と清原の引退は、
先にも書いたように、“ひとつの時代が終わった”としみじみ感じます。
思えば、父の影響でものごころ付いた時からなにげに巨人ファンだけど、
プロ野球を自分から真剣に見るようになったのは、この二人がきっかけだもんな。
プロ野球の楽しさ・厳しさ、選手達の汗と涙・努力・辛さ・悔しさ・喜び、
色々と知ることが出来たし、プロ野球ファンになって良かったと思うよ。
選手としての桑田・清原の時代は終わったけど、今後はプロ野球界のために
監督やコーチ、なにかしらで“野球”に携わって力になってもらいたいです。
次の新たなＫＫ時代を期待しています。

ひとまず、膝を、身体をゆっくり休ませてください。


引退セレモニーの後、50分間もの記者会見があったそうですね。
◆語り尽くした　キヨ５０分会見…
　あのストレートを空振りして　あ、終わった（スポーツ報知）
「悔いが残るとすれば、息子たちに、もう１本、ホームランを見せてあげたかった」
と言う清原。そうだね、ファンも、豪快なホームランを1本見たかったなぁー。。

◆関係者の清原へのメッセージは→こちら

◆清原和博引退フォト集～激動の２３年～（SANSPO.COM）



初めて東京ドームに観戦に行った時（2001年7月14日-対広島）、
清原のサヨナラホームランでジャイアンツは勝ったんだぁー。
あの興奮は忘れません。。







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