goo blog サービス終了のお知らせ 

めんどりと赤ワイン♪

ヨガ講師で1級建築士で主婦の日々を、ゆるく、たまにマニアックに書いてみよう。

バルセロナ2日目の朝

2014-08-21 14:27:06 | 特別

朝、部屋から見えるカテドラル♡


ブエノスディアス!「今日もいい天気ね。」


まずは、カテドラルにごあいさつ詣に。
昨夜のにぎわいはなく、ものごいの人が2人ほど入り口にいるだけだった。


毎週末には「サルダーナ」というカタルーニャ民族舞踊を輪になって踊るらしい。
残念ながら私たちはこの日曜日にはマドリードに行っていて遭遇できなかった。

13世紀から6世紀かけて完成されたカテドラル。
  




ステンドグラス



回廊に四方を囲まれた中庭にガチョウを飼っている。


どこかで「わー!あひる?動物園みたい!」ちいさな男の子の日本語が聞こえてくる。
都市で、人間以外の動物に会えるとうれしいのは大人も子供も一緒ね。





今日のミッションは、周遊バスに乗ってバルセロナ全体を大まかに知ること。
まずは、ホテルから近い地下鉄の駅「ジャウマ 1(プリメール)」から乗り、
「カタルーニャ広場」で降りること。ほんの3つだ。

と、その前に朝食しなくちゃ。
レタスやトマトを挟んだイタリアンサンドイッチとコーヒーを注文した。が、
このコーヒーに困った。
「エスプレッソ?カプチーノ?」と聞かれるが、どちらも朝からは飲みたくない。
「普通のコーヒー。砂糖もクリームもいらない。」これが分かってもらえない。
仕方なくカプチーノをオーダーした。
隣では私の欲しいコーヒーを飲んでいる人がいるのになぜ?


でもおいしかった。朝のそよ風に白いパラソルがつくる日陰。
街路での朝食はいい。
でも、日本みたいにお手拭きは出てこない、冷たいお水も出てこない。
今回日本から濡れティッシュを持って行ったので大丈夫。

この蛍光グリーンの制服を着た清掃の人たちが大勢、常時街を清掃している。
若い女性も多い。夏季アルバイトかな。
だからバルセロナは観光客がひしめいているのにきれいだ。
ただ、雨が降らないので街全体が臭い。



いざ、地下鉄に乗らん。
こちらに来る前、バルセロナの地下鉄で数人の強盗に囲まれた人の話を聞いていたので少し緊張して。

この地下鉄切符で大汗をかいた。
ベンディングマシンから切符が出てこない。
見かねたらしく駅員さんが助けに来てくれた。
私たちが格闘していたのは、カード専門用機械だとわかった。
それはわかった。が、投入したお金を返して欲しい。
それも分かってもらえて、
大きな機械のおおきな扉を開けると私が投入した2人分の4.3ユ―ロが床に転がり出てきた。
ムチェスグラシアス!

そして、まだ、難関が待っていた。
改札が通れない。
夫はスムーズに入れたが私のバーが開かない。
あきらめてもう1度切符を買い直し、今度はOKでした。
原因は?
私は、切符を通したのと違うレーンのバーを一生懸命押していたのだった。
あーぁ、2.15€損した。
でも、面白かった。

カタルーニャ広場に出て、バスのチケットを買う場所を探した。
ネットで予約はしてある。「ネットの地図ではこの辺りの筈なんだが・・。」
結局、
ビルを清掃している人に聞いて、
広場の半地下に通じる、大きなオレンジ色の「i」の看板教えてもらいました。

やっと、バルセロナ周遊バス待ちのライン並んで、2階の太陽サンサンの席に座れた。
旅先では、一つひとつに時間がかかる。そうとわかれば、分かるまでの過程を楽しめる。


白人たちはなぜあんなに太陽を恐れないんだろう?真夏なのに。
みんな、UVなんてへっちゃら!という感じ。
日傘はささないし殆ど裸同然で観光している。

手袋なんてとんでもない!   実際に、そう聞かれた。
「日本の女性は手袋している人が多いけれど、どうして?」
「Sun protectよ」と答えたが、「暑くないの?」とたたみ聞かれ、
「暑くないことはないけれど日焼け原因のシミのほうが怖いの」
といいたかったが、とっさには浮かばず
「う~ん、そうでもないわ」と答えた。

私たちが若い時にはチリチリと太陽に焼かれる感触を楽しんでいた。
毎年2回は。若い肌はきれいに焼けるし。
今の日本の若い女性たちからは狂気の沙汰扱いされるだろう。
ま、確かにこの年になって後悔しているが。


大切なことわざ「郷に入れば郷に従え」"When you in Rome,~あと何だっけ?You do Romans do.かな。」
という訳で。
次は、太陽サンサン、UV(Ultra Vaiolet)サンサンの、でも、視界抜群の車窓からリポート!



               8月7日木曜日バルセロナ







羽田からバルセロナへ

2014-08-20 01:40:50 | 特別
建築家アントニ・ガウディーのグエル教会が印象に大きく、
今回旅記録の初めに書いたが時間を巻き戻し始めから始めよう。

6日午前10時半に羽田空港を発ち、シャルルドゴール空港16時着。夏時間なので時差-7時間。



18時発でバルセロナの空港着19時30分。ここは時差がない。
ドゴールでは「気温17度、雨。」のアナウンスがありびっくり。横浜は33度だったのに。
空港の中で過ごしたのでその気温は肌で感じられなかったがバルセロナはちゃんと夏でした。


ホテルは旧市街にあり、なんと目の前がカテドラル!






朝起きてこのカテドラルがベッドから見えるなんて、なんて幸せ!
ちなみに夜10時の明るさ。


荷物を放り投げて、ささ、タパス(つまみ)、セルベッサ(ビール)、ワイン!!!!




旧市街は道がクモの巣状、ひとつ入る道を間違えればとんでもない場所に行きつく。
で、帰りはとんでもない場所を迷路をうろうろ、ホテルにやっとの思いで帰りつく。
あーー、たのしかった。
途中清掃車が狭い道いっぱいに水を撒きながらブラシ回しながら前から来る。「え?!どうしよう」
ビルの入り口の柵のドアを開けて「入れ」と言ってくれる。
一瞬の躊躇はあったが遠慮なくお邪魔した。
清掃車は過ぎ去り、おかげでびしょびしょにならず、「ムチャスグラシアス!」

街路灯はLEDに換えてあるものが多かった。ガラスも外してある。(奥の5個)


これはガラスが付いている。


ガラスは残した方がいいと思う。
夜に照明が灯っていても、逆光の夕日にガラスが白く光るのも風情がある。

夜の旧市街




カテドラルの前広場の夜。
たくさんの人が集まって、音楽したり道芸したりおしゃべりしたり愛し合ったり 
階段でくつろいでいる。




ところで、こちらのトイレには必ず「ビデ」が付いている。



日本では殆どのところにうウォッシュレットが付いているせいもあり、
ビデは苦手意識がある。
トイレとは逆向きに使用、だが、う~んいまいち。慣れない。
比べれば、ウォッシュレットがいいが電気が来ないと使えない。


コロニア・グエル  Ⅲ

2014-08-19 13:57:10 | 特別
「名所旧跡」の保存が、点ではなく立体的なのだ。
観光写真に惹かれてやってきた人は「見た」というより、
「体感した」という満足感が得られる。
その量は3乗に比例する。

広大な工場跡地の駅に近いところはOFFICEとしてすてきにリニューアルされて現役。



住宅街の散歩中の出会い。


この家の子らしい。


もう1っ匹も


排水枡を覗いたり


雨水出口に溜まった枯葉を掻きだしたり


しぐさのかわいいこと!
ギュッと抱きしめてきた。
「イヤー」と言われたが。

お母さん猫はぐっすり。





コロニア・グエルの駅。ガラス張りのモダンな駅。







駅から教会までこんな風にブルーの足跡がついているので迷うことはない。


すずかけの並木に風の渡る音を聞きながらの気持ちのいい道。



PS/コロニア・グエル行き8月13日水曜日
  この日 モンセラートまで行く予定をここだけにした。

写真 D=189枚  M=197枚 計386枚





コロニア・グエル  Ⅱ

2014-08-18 12:52:05 | 特別
こんなすてきな礼拝堂が立っているのは、
父親をついで財をなしたE.グエル氏の事業の1つの紡績工場と
工場の為の街(労働者の住宅を含めた)の丘の上。





工場も、













街全体もよく残されていて












ここまでして、残す努力をしている。(ここはインフォメーションセンター)
捨ててしまったら、もう、戻って来ない。






こんな生活感にもほっとし、





「少し疲れたしな」と感じる頃、ブーゲンビリアに誘われて行くと、


小さな広場にちゃんとカフェがある。








こちらで生野菜はトマトだけ。きゅうりもキャベツもない。フライドならピーマン、ポテト。
でも、サラダを注文すれば緑の濃い生野菜もある。みんな野性っぽくておいしい。
お腹をこわすようなこともなかった。

2014年の夏 バルセロナ コロニア・グエル

2014-08-17 19:23:57 | 特別






大地から湧きあがりつつあるかのような礼拝堂を支える柱、柱。







「モコ、モコ」低く柔らかな音が聞こえる気がする。


 



父なる神に抱かれ、安らぐ、空間があった。











ここは、コローニャ・グエル、地下礼拝堂。
この上に礼拝堂が出来る筈だったが、完成図は残されているが未完。

バルセロナから電車で30分程かかるからか観光客は少ない。
この礼拝堂で何時間を過ごしたことか。










外にでるとカタルーニャの日差しは強く、陰と日向のくっきりとした境界線。






何か壁に張り付いているし



楽しい気持ちがふつふつ底から沸いてきて数が増えて来る。
私たちが持っている感覚、触覚とか視覚とかが起きてくる。

入り口手前のポーチ部。



その横、待合い的な、外だけど内部空間。昼寝に最高そう。






最後にもう1度インテリアを味わって





さ・よ・う・な・ら





柵は無粋。




松の樹。





この旅前半で見たグエル公園もそうだったが、
ガウディ―の柱と松の樹の幹は保護(色、形)関係にあって見分けにくい時がある。




レジデンツの窓から

2013-12-07 13:22:08 | 特別
目を外に向けようとして出会う窓


ステンドグラス


2階の窓からオデオンプラッツ。


ティアティーナ教会


通りの向かいの窓の装飾は描いてある。おちゃめだな。




フランス落とし金物


ドアノブ


開いた扉。


閉じた扉。


赤い模様の大理石のドア枠



同じ大理石の柱脚部


頭部(酔いそうなほど、石そのものにパワーがある。)


2階の鏡の間。
  

これぞシャンデリア




階段の照明器具、これは現代のものかも。


続きは小さなかわいいモノ達。




レジデンツ

2013-11-03 22:35:39 | 特別
ミュンヘンの駅周辺の地図を見たってこのレジデンツは群を抜いて大きい建物。
ヴィッテルスバッハ家(バイエルン王家)の本宮殿。(1385年から1918年まで)
いくつかの中庭をかかえた巨大な宮殿は、何回もの増改築を経ているらしい。

ドーン!と
内部に入るとこの、圧倒的なホール(アンティクアリウム)




貴族のように、どんなに着飾って踏み込んだとしても圧倒されそうな空間。
奥行き69メートル
見渡す限りフレスコ画が描かれ、半歩ごとに古代彫像に出会う。
空間自体は単純な長方形だがきらびやかで贅沢の限りを尽くしていて、でも、居心地はいい。
ベンチ状の石段に座って、寝転んで、いくらでも楽しんでいられる。

ホール出口付近の石の象嵌絵。


この、レジデンツは修理中のためか、入り口は小さな中庭(と言うより裏庭)からだった。
美術館ではいつもなのだが、荷物を全部預ける。任意ではなく強制される。
でも、カメラはOK。

順路を辿ると初めに出会うのが、
  
中庭に面して壁が貝殻で埋め尽くされ、彫像になっている。見ての通りちょっと薄気味悪い。
平面図で見るとわかるが、この部分が先程のホールの4隅のうちの1つ角が突き出ているのだ。
突き出てしまった角をなんとか納めるためにこんな彫刻にしたのかな、等と想像しつつ。

ヴィッテルスバッハ家歴代の肖像画が飾ってあるギャラリー






礼拝堂


なんの部屋だか忘れてしまった。


たぶん日常の廊下。床は赤と白の大理石。天井は漆喰の装飾


廊下の突き当たりの彫像


アルテミス



たぶん使用人通路、

簡素でほっとする。


晩餐会に使われた豪華な銀食器類

貴婦人や貴族達。晩餐会はどんな食事でどんな服装でどんな会話をしていたのだろう。
笑いさざめきを想像してみる。う~ん楽しいばかりとも言えなさそうかな。

ベッドルーム


王様は夜も完全なリラックスは出来ないに違いない。または、
生まれた時から王様になるべくして育つと、このベッドでもぐっすり眠れるのかしら。





ただいま、ミュンヘン

2013-11-03 21:41:21 | 特別
ミュンヘンにかえってきましたぁ~!
ホテル。とても駅ちか。




さ、さ。
ドイツ最後の夜を楽しみに、街に出て。なつかしいなぁ。

今夜はここで、晩餐を。


中庭に席を決め



まずは、ミュンヘンビールでしょ!


ゴーラッシュスープ


牛肉の煮込み。ポテトサラダがた~ぷりついていて。
お皿の上の方にある白っぽい千切りは、生姜のようなもの。
生姜の3倍強烈でちょっと食べられなかった。
が、食べ慣れたらきっとこれなしでは食べられない、そんな薬味。

これで、充分とおもったけれど、ウエイターが「え?これぽっち?二人でしょ?」
と、言うので。って言葉ではなく、表情で。


ミートボールのクリーム煮。追加オーダーしたら、やっと納得顔。
「そうそう、その位食べなくちゃだめだよ」って。
パスタがた~ぷり。ドイツ人が好きな、大きな塩を落として食べるプレッッツェルも食べた。
もちろん白ワインも。最後の夜に乾杯。

この店は店内が広大でトイレに行ったら戻れなくなりそう。


懐かしいノイハウザー通りを夜散歩。

ビールジョッキ

こんなお店は夜がいい。


小さな子供やおばあさん


虫の音楽家たち、お花の精たち


子供音楽隊


ティーセットやミシン、調理ストーヴとか

かわいらしさ全開。

きれいなストリートミュージシャン。ちゃんとスポットライトが当たっていい場所。





バイバイ、ケルン。

2013-10-31 18:33:12 | 特別
ミュンヘンに帰る電車。運転席のすぐ後ろ。こんな席もある。
特別席のように見えるが、そうでもないらしい。





見ていて気持ちのいい運転席。


長~い貨物列車。



こんなに長い。

小さい時、中野に住んでいたころ、従姉の家に行くのに踏切があった。
目の前を長い、長い貨物列車がガターン、ゴトーンと通り過ぎて行く。
ところどころ車両のつなぎ目で一瞬向こう側が見える。
いつも数を数えいたが25とか。覚えてない。

「せっかくだから」と訳のわからない理由で、フランクフルトの駅。





フランクフルト・アム・マイン駅周辺でお茶をして、
また電車に乗ってミュンヘンを目指す。

車窓から、ブドウ畑。


風車


ニュルンベルク等大きい駅周辺はそれなりに大きい建物もある。


でも、すぐにのどかな田園風景


馬がいる。


小さい川。


大きい川。

隠し撮り。

3人兄弟の真ん中の子。
お父さんの膝に乗ったり、腕で首に巻き付いたり、絡まるように甘えている姿が垣間見える。
下の弟とふざける、ふたりでお父さんに本を読んでもらう。
休暇帰りなのか、男の子たちが押し寄せる合間はワインを飲みながらパソコン仕事のおとうさん。
大きな身体で包み込むようなやさしさ。が垣間見える。

太陽光パネル


お日様が沈み


夕方前の静寂



ケルン最後の日

2013-10-15 23:29:25 | 特別
さてさて朝起きたら、ケルン最後の日となり、
ホテルのチェックアウトを終え、大きいバッグを預け、
なごり惜しい街歩き。

ホテルから大聖堂への通り。


昨日ジーゲン行きの列車から見た、ライン川を渡る橋の「鍵」を見に行く。

全部鍵!恋人たちの想いがぎっしり。隙間もない。

ケルン駅への線路


ちょっとやそっとでは見きれない大聖堂、もう1度。


中へ


ユウモラスな彫刻

犬とライオン、手を取り合っている、のかどうか。
キリスト教上なにか逸話があるのかも。

修復作業進行中


こんな仕事は好き。私にとって憧れの仕事。
とても平穏な心になれそう。





大聖堂真ん前のカフェでお茶をして




ケルン、バイバイ。