そう!今日の予定は、
このスペイン旅ブログの最初に書いた「コローニャ・グエル」に行った日!
ここからその続き。
日本に帰って来て6週間と半分。記憶は薄れるが知識は増す。
16時にコローニャ・グエルの駅を出て、バルセロナに戻り17時40分にはグエル邸に到着。
19世紀末1890年ころ完成。世界遺産登録後7年かけて大修復され2011年に再公開された。
ランブラ通りから覗くとすぐわかる。
こんなのが見えるから。
整理券をもらって入場時間が来るのを待つ間(30分位)レイヤール広場散策とガウディ街灯を見に行く。
(前回夜だったので明るい時に見たかった)
3個ひと組を2段にして6個を納めた街灯。
ガウディーの若い時の設計。もっと沢山出来る予定だったが3本のみ。
グエル邸のファサードを見る。
ガウディー特有の大きな放物線アーチが2つある。
馬車が出入りするためで、こちら側は入り口、向こう側は出口!
持ち出し部分の床下(鷲の翼辺り)に小さな穴が二つ見えるだろうか。
路上の物乞いにその穴からお金を落とす装置、と聞いた。
扉も外壁上部装飾もスチールワーク
出入り口の門扉を守る竜
さっきのレイヤール広場の街灯にもいた。
彫刻と言うより優れ職人の鉄細工。竜の勢いを失っていない。
予定の時間よりほんの少し早く中に入れた。
ガウディーアーチの内側からスチールワークの門を見る
竜は鉄格子扉の蝶番下に絡まっている。
馬車庫のあった所 床は木製(木レンガではないと思う)音の軽減のためとの説明があった。
その天井
馬車が入る導入部(客や主人、グエル一家はここで馬車を降りるのだろうか)
壁と天井の接合部にこんな風に光を取り入れるのは結構大変なこと。
奥にはワインや作物用の倉や守衛室があった。
つまり1階(グランドフロア)は客を迎えるが同時にサーヴィスヤードでもある。
馬車と馬車使いは地下の馬房に降りて行く、その経路をたどる。
地下だが光も空気もたっぷり巡環している。
しかも外の喧騒からは隔離され、ここに住んでいた馬は幸せだったでしょう。
この建築を下から支えている構造、空間的にも素晴らしく、見ごたえがある。
アーチ下部の、この緩やかなスロープを下りて来る。
干し草庫や炭置き場、セレブな生活を支える全てがある。
馬の足を洗ったりする場所。水の流れがスムーズだったことがうかがえる。
上の写真のアップ
人と動物の距離が、まだ近かった頃の物語がある。
グエル氏が使っていたという馬をつなぐ金物。
一角獣か。美しい金具だがその上に使いこなれて美しさを増している。
少し上の階から下の厩舎を見る。
やはりこのアーチの形が独特。繰り返され実験から導きだされた形がきれい。
メイン階段横通路
優美な模様の入った黒い大理石。住宅部分も殆どこの大理石。
メイン階段
ここを上がると中2階の玄関(住宅部分の)になる。
上がり切った正面壁のステンドグラス。
カタルーニャの旗と同じ色。
玄関フロアからまた階段を上ると
メインフロア 部屋数9
サンドブラストガラスとステンドグラス
黒大理石の柱
ガウディーお得意階段手すりベンチ
廊下ステンドグラス
メインダイニングの椅子
皮に緻密な装飾絵。これもスペイン文化の誇り。
そして、とうとうサロン
天井のトップライトです。星空を見る時の快感と似ている。
建築というより工芸品。隅々まで神経の行き届いた工芸品の中に暮らす感じ。
どこに触れてもどこを見ても快感。
このくらいでないと満足しない五感の持ち主ということ。
コンサートが開かれ、金箔扉が開くと礼拝堂があった。
上の階の覗き窓からメインフロアを見る。
中3階は楽団室。ダンスパーティー用か。
3階はプライヴェート空間。居間や寝室が9室ほど
吹き抜けに設えられた窓から下の様子を眺めるグエル夫人。
その上の階が屋上。
この穴から煙がモクモク? あ~、見てみたい!
バルセロナ前半に泊まったホテルの前のカテドラルの尖塔!
高いばかりがいいとは思っていないが見えるとうれしい。
このスペイン旅ブログの最初に書いた「コローニャ・グエル」に行った日!
ここからその続き。
日本に帰って来て6週間と半分。記憶は薄れるが知識は増す。
16時にコローニャ・グエルの駅を出て、バルセロナに戻り17時40分にはグエル邸に到着。
19世紀末1890年ころ完成。世界遺産登録後7年かけて大修復され2011年に再公開された。
ランブラ通りから覗くとすぐわかる。
こんなのが見えるから。
整理券をもらって入場時間が来るのを待つ間(30分位)レイヤール広場散策とガウディ街灯を見に行く。
(前回夜だったので明るい時に見たかった)
3個ひと組を2段にして6個を納めた街灯。
ガウディーの若い時の設計。もっと沢山出来る予定だったが3本のみ。
グエル邸のファサードを見る。
ガウディー特有の大きな放物線アーチが2つある。
馬車が出入りするためで、こちら側は入り口、向こう側は出口!
持ち出し部分の床下(鷲の翼辺り)に小さな穴が二つ見えるだろうか。
路上の物乞いにその穴からお金を落とす装置、と聞いた。
扉も外壁上部装飾もスチールワーク
出入り口の門扉を守る竜
さっきのレイヤール広場の街灯にもいた。
彫刻と言うより優れ職人の鉄細工。竜の勢いを失っていない。
予定の時間よりほんの少し早く中に入れた。
ガウディーアーチの内側からスチールワークの門を見る
竜は鉄格子扉の蝶番下に絡まっている。
馬車庫のあった所 床は木製(木レンガではないと思う)音の軽減のためとの説明があった。
その天井
馬車が入る導入部(客や主人、グエル一家はここで馬車を降りるのだろうか)
壁と天井の接合部にこんな風に光を取り入れるのは結構大変なこと。
奥にはワインや作物用の倉や守衛室があった。
つまり1階(グランドフロア)は客を迎えるが同時にサーヴィスヤードでもある。
馬車と馬車使いは地下の馬房に降りて行く、その経路をたどる。
地下だが光も空気もたっぷり巡環している。
しかも外の喧騒からは隔離され、ここに住んでいた馬は幸せだったでしょう。
この建築を下から支えている構造、空間的にも素晴らしく、見ごたえがある。
アーチ下部の、この緩やかなスロープを下りて来る。
干し草庫や炭置き場、セレブな生活を支える全てがある。
馬の足を洗ったりする場所。水の流れがスムーズだったことがうかがえる。
上の写真のアップ
人と動物の距離が、まだ近かった頃の物語がある。
グエル氏が使っていたという馬をつなぐ金物。
一角獣か。美しい金具だがその上に使いこなれて美しさを増している。
少し上の階から下の厩舎を見る。
やはりこのアーチの形が独特。繰り返され実験から導きだされた形がきれい。
メイン階段横通路
優美な模様の入った黒い大理石。住宅部分も殆どこの大理石。
メイン階段
ここを上がると中2階の玄関(住宅部分の)になる。
上がり切った正面壁のステンドグラス。
カタルーニャの旗と同じ色。
玄関フロアからまた階段を上ると
メインフロア 部屋数9
サンドブラストガラスとステンドグラス
黒大理石の柱
ガウディーお得意階段手すりベンチ
廊下ステンドグラス
メインダイニングの椅子
皮に緻密な装飾絵。これもスペイン文化の誇り。
そして、とうとうサロン
天井のトップライトです。星空を見る時の快感と似ている。
建築というより工芸品。隅々まで神経の行き届いた工芸品の中に暮らす感じ。
どこに触れてもどこを見ても快感。
このくらいでないと満足しない五感の持ち主ということ。
コンサートが開かれ、金箔扉が開くと礼拝堂があった。
上の階の覗き窓からメインフロアを見る。
中3階は楽団室。ダンスパーティー用か。
3階はプライヴェート空間。居間や寝室が9室ほど
吹き抜けに設えられた窓から下の様子を眺めるグエル夫人。
その上の階が屋上。
この穴から煙がモクモク? あ~、見てみたい!
バルセロナ前半に泊まったホテルの前のカテドラルの尖塔!
高いばかりがいいとは思っていないが見えるとうれしい。