めんどりと赤ワイン♪

ヨガ講師で1級建築士で主婦の日々を、ゆるく、たまにマニアックに書いてみよう。

8月12日(中標津~羽田空港)旅行最後の日

2015-09-02 19:44:41 | 特別
中標津空港から帰るので、昨夜は中標津(ナカシベツ)のホテルに泊まりました。
トドワラから野付半島の付け根まで戻ったあたりが標津(シベツ)。

今朝、中標津のホテルから標津まで戻ってサーモンパークへ。
鮭の孵化、放流と回遊研究の広報などを行っている立派な建物。


タワーから見下ろす標津川。
放流した鮭の稚魚が3、4年を経て9~11月頃この川に戻ってくる。

その光景を見たい。
地球スケールで泳ぎながら成魚になり、生まれた川に戻ってくる。神秘。
なぜそんなことができるのか、又は、しなくてはならないのか。
私たち人類には備わっていない能力と体力。


ほかにチョウザメを育てている。写真なし。
チョウザメはキャビアで有名。昔、仕事でイランに1か月滞在した夫は今もキャビアが大好き。
日本では小さな壜詰めでしかお目にかかれないし価格もすごく高い。
鮫の仲間ではなく1億年前から生存の魚類で軟骨魚類にも硬骨魚類にも進化しなかった。
肉もとてもおいしいらしい。

ドクターフィッシュ

水槽に指を入れると素早く寄ってきて角質を取ってくれるとのこと。
こんなふうに。

ユムシ

不思議生き物、腸みたいな、この膨らみがツィーッと移動していく。呼吸器のように。
全体的に説明は生物学的記述より、どう食べるかを重点に置いて記載されていた。

キツネの剥製


紋別のオホーツクタワーにもいた、ウツボの仲間かな。

名前がわかったら書き加えます。

アヒルや


カラスの



なにげない日常のひとこまを見る。

お昼におそばを食べ、  
そういえば北海道は水がおいしいと思う。
旅、いいな。次はオホーツク海の流氷と鮭の遡上見たい。

再度中標津に戻りレンタカーを返し

この車がよく走るのでびっくり。ホンダ フィット。
信号等で車が止まるとエンジンも止まる。ブレーキを緩めるとエンジンがかかる。
キーは持っていれば近づくと開けてくれる。スグレモノ。
「この車はいい」と、横浜にもどってから親しい友人に話していたら、
ロードスターとフィットに乗っている彼女も賛同だった。
今回の総走行距離は概算950㎞。

普段のうちの車は食欲旺盛で、ガソリンをゴクゴク消費してすぐお腹が減ってしまう。
税金も高いし、今年夏前にクーラーを取り換え、今は坂道にさしかかると
「チリチリ」異音がする。トランスミッションに問題があるらしい。

走行距離はもうすぐ、たぶん今年中に20万㎞に達する予定。そして家族全員から愛されている。
猫もこの車だと乗せられても文句を言わない。
フィットのようにとどこおりなくよく働いて、うちの車のように愛せる奴がいないかな~。
「ご自分の愛する車の中身を水素車にそっくり取り換えます」なんていう隙間産業があればいいのに。

そうか、もしかして愛せるやつって、テマヒマかかるっていうことなのか。
面倒な奴ほど愛せるってことなのか。
もう充分遅いが人生の見直しが必要かも知れない。

中標津空港。出発時刻14:35







羽田空港。到着時間16:20


飛行機の離陸が見られる席でカフェタイム。














外に出たらムッとする暑さを想像していたが、以外にもそれほどでもなかった。
この日を境に天気と気温は総崩れで人々はホッとした。



出発の7日、朝、羽田空港までの往きのリムジンバスが、
高速道路でトラックの事故があり30分以上遅れ、
心配したがお茶をする時間がなくなっただけで飛行機には間に合った。

2015年7月半ばから8月始め頃の横浜はとても暑く、
暑さには強いつもりの私でもひるみそうで夕方から空調をつけていた、この夏。
9月に入ってしまった。もう暑くなっても、秋。

5日目(ウトロ~トドワラ)

2015-09-02 15:15:33 | 特別
旅行中の朝は私にとって早い。
ホテルの朝食とチェックアウトを済まして遊覧船に乗った。
知床半島を岬まで行かず半分くらいまでクルーズする。
前回行った時は満員で乗れなかったのだと思う。
ゴジラみたいな「ゴジラ岩」

を見つつ船に乗り




知床半島と海の境目をクルーズしながら




海と大地と空のダイナミックな造形を身体に余る程真近に感じさせてくれた。



昔この滝の下に番屋があり硫黄を採取していた。
今でも小屋跡の残骸が残っているのが見える。


硫黄が流れ込む



1時間半ほどの観光船旅でした。

漁港











道端


まだ成鳥になっていないウミネコ。


幼鳥、どうしたのかな。巣から落ちちゃったのかな。


そういえば横浜に帰って次の日に、
このウトロ漁港の沖合にヒグマが泳いでいて一時騒然としたというニュースがあった。
ヒグマは人間に追い立てられて疲れ果てた様子だったとも。


ちょうどお昼時。
出る前に目を付けていた店「ウトロ漁協婦人部食堂」は
バイク旅行者などで大繁盛だった。


ウトロから羅臼まで知床半島を横断します。
5年前と逆コースです。
4月から11月までは通行できない。

知床峠。
国後島が見える。




国後島を見ながら峠を下りると羅臼。


帰浜後ロシアのメドベージェフが択捉島を訪問の記事を見る。


羅臼(ラウス)でお昼御飯を食べ

ここは野付半島付け根辺り。羅臼から50㎞位。
道路の左側は外海、右は内海側。



野付半島の付け根からトドワラまでは20㎞位。

また、会えたね。
トドワラ



同じように静か、だが、あの時の抱かれる様な親密感を感じられなかった。
感じ方はその場に身を置く時刻は大きな要素だが私自信の気持ちの要素も大きいのかも知れない。

空を羽ばたきながら飛んでいく海鳥たち




ネイチャーセンター前バス停

















上の写真は外海側


ここからは内海側
エゾシカの群れ





湿原に人が入らないよう小さな柵があるので鹿はとてもリラックスしている。
フカフカの枯れ草。柔らかい土。
サロベツビジターセンターで見た泥炭にこの枯葉がたくさん含まれていた。
だから泥炭はとても軽い。



小鹿。ピョンとジャンプするのがかわいい。


群れの後ろで靄が立ち始めた海面。





護岸工事の重機。
柔らかさ優しさの野付半島には不要な気がする。