春のそよ風夏の雨

嬉しいひととき。好きなこといろいろ書いています。

「イルマーレ」(映画・US版)

2024年08月19日 | 映画
「イルマーレ」

韓国の作品のリメイク版だそうですが、韓国の作品は見ていません。
「Lake House」が原題で、「湖畔の家」となるのでしょうか?

湖畔の家に住むことになった男性の元に手紙が届いた。
以前、その家に住んでいたという女性からなのだけど、何かがおかしくて・・・。

ファンタジックなラブストーリーです。
ん?と思うところもあるのですが、キャストの雰囲気がいいので、それほど気にならず
見ることができました。

そして、映画の中で流れているポール・マッカートニーの「This Never Happened Before
がとても素敵です。

韓国版もいつか観てみたいなと思ってます。
Amazonプライム有料かHuluなら配信で見られるみたいですね。
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「サイダーハウス・ルール」(映画)

2024年08月18日 | 映画
「サイダーハウス・ルール」

第二次世界大戦頃のアメリカが舞台。
孤児院で育ったホーマーは、孤児院の所有者ラーチ医師の手伝いをしていた。
ラーマー医師はホーマーを実の子のようにかわいがり、ずっと手元に置いて
あとを継がせようと考えていた。

ラーマー医師は、出鱈目な中絶行為で体を壊したりする女性が多いので、
そういう女性を減らすためにということもあって、不法ではあるがきちんと
した方法で中絶を行っていた。
ホーマーは孤児院以外には何も知らず、外に出て行きたいと願っていて、
ある日、中絶をしに来た夫婦に頼んで、孤児院を飛び出した・・・。

家族、自由、愛情、環境・・・。
かなりエグい事も含めて幅広い内容が描かれていて見応えがある映画でした。

この映画を見て、産婦人科医を主人公にした曽野綾子さんの小説「神の汚れた手」を
思い出しました。ラーマー医師と少し重なるところがあるなと。
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「シリアの花嫁」

2024年08月18日 | 映画
「シリアの花嫁」

イスラエルによって不法に占領下に置かれたシリアのゴラン高原。
そこに住む人々は「無国籍」となってしまった。

そんな「無国籍」な娘が、シリアに嫁ぐことになった。
夫婦になる2人は会ったこともないけれど、
シリアに渡ってしまったら、もうゴラン高原の家族とは会えなくなってしまう。

家族との別れを悲しみつつ、国境を渡ろうとした花嫁。
イスラエルの印を押して、シリアの手続きに行くと、
シリア人が、シリアに行くのに、なぜイスラエルの印があるんだ。
通すわけにはいかないと言われてしまう・・・。

なんとか、国境を越えられるようにとするイスラエル側と、頑なに拒否する
シリア側という描き方だなと思ったら、監督はイスラエル人で、
フランス・ドイツ・イスラエル合作だそう。

あえて言えば、女性の強さというか、やり遂げようとする意思のようなものを描いた
作品なのかなとは思うのだけど・・・。
かなりシリアを悪く描いているし(そもそもイスラエルが不法占領したことで起こった
状態であるのに)ちょっとなと思う部分も多かったかなと思います。

花嫁のお姉さんを演じているヒアム・アッバスさんという方が綺麗だなと思ったら、
この方が主役扱いのところもあって、一番有名な女優さんなのかな。
イスラエル出身のパレスチナ人の方で、紛争から逃れてイギリス、フランスと移って
来られた方なのですね。
「猫が行方不明」でデビューされたの?この作品は観ているのでちょっと親しみが。
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「グレイズ・アナトミー シーズン1」

2024年08月18日 | ドラマ
「グレイズ・アナトミー シーズン1」

医療ドラマ好きなんですよね。

この作品は、研修医たちの成長、友情、恋愛・・・などを描いた作品です。
研修医たちということで、若さからの楽しい雰囲気もあるのですが、
ちょっとドロドロ要素もありそうな恋愛部分がやや多めかなぁ・・・。
もう少しライバル関係&友情ものの要素が多い方が好きだったかも?

でも、評判も良いようだし、シーズン3まで持っているので、今後に期待して
います。
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「永遠のモータウン」

2024年08月13日 | 映画
「永遠のモータウン」

もう一つモータウン関係の映画を。

どうしても歌手に注目は集まるのですが、この映画で取り上げられているのは、
モータウンの音楽を支えた楽器を演奏するミュージシャンたち。
The Funk Brothersと呼ばれる彼らについてのドキュメンタリー映画です。

The Funk Brothersのメンバーだった方々や関連のあった方々が出ています。

ベースのJAMES JAMERSONという方と、
リーダーだったEarl Van Dykeという方はよく名前が出てきたので、
覚えました。

Youtubeでも、James Jamersonのベースが聴けました。

Ain't No Mountain High Enough」が最後に流れていましたが、
すごくいい曲ですよね。

Little Glee Monster(5人の時)が歌っていたのも好きなんですよね。こちら
50年以上経っても、全く古びてないしかっこいい。

たくさん素敵な曲が聞けて楽しかったです。
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「ドリームガールズ」

2024年08月13日 | 映画
「ドリームガールズ」

音楽を感じられる映画って好きなんですよね。

そんなわけで見たのがこの映画。
デトロイトの音楽レーベル「モータウン」に所属していたスプリームスという
グループをモデルとした作品。

3人の黒人の娘たちが、歌手への夢を目指してオーディションに参加。
そこから、有名歌手のバックコーラスになり・・・。

3人だけではなく、モータウンに所属した人たちの中には、黒人の音楽の地位を
高めたいという思いがあった人も結構いたのかなと思いました。
白人と競うとか、そういうものではなくて、黒人の音楽もこれだけ認められて、
誰もが聞きたいと思うものなんだと証明したいという感じで。

ドロドロとしたところや、感情のすれ違いなども描かれていて、
夢を抱いていた人たちが、一つの区切りをつけるまでという感じで、
ほろ苦さも感じつつ音楽を堪能できる作品でした。
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「ロルナの祈り」

2024年08月10日 | 映画
「ロルナの祈り」

ベルギー映画で、フランス語です。

この映画を見るのは二回目なのですが、気が重くてもう一回見ることができるのかなと
ずっと思っていた作品です。
ついにという感じで、二回目を見たのですけど、やっぱり辛かった。

アルバニアからベルギーにやってきたロルナ。
ベルギーで生活するために、薬中の青年クローディと偽装結婚している。
そして、その後の計画もあったのだが・・・。

ロルナとの出会いから偽りの結婚と知っていても、ロルナに助けてもらって薬をやめて、
仕事も見つけたらもしかして・・・と思うクローディはある意味子供のようなピュアな
ところもあるような気がして・・・。
ほっとけないような気持ちや、愛しさにも似た気持ちを感じるのは分かるような気がしました。

こういう割り切れなさって、人間だなと思います。

未来はどこまでもなくて、とても悲しい。

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「トリュフォーの思春期」(映画)

2024年08月08日 | 映画
「トリュフォーの思春期」

「アデルの恋の物語」と同じくフランソワ・トリュフォー監督の作品。
フランス映画です。

小学校高学年くらいの男の子たちを描いた作品です。
メインという感じの男の子は何人かいるのですが、主人公という感じの子はいなくて、
物語を描いたというよりも、いくつかのエピソード、いくつかのスケッチからなるような
作品です。

恋もあり、犯罪もあり、友情もあり、虐待も・・・。
しんどいようなエピソードもあるし、決して甘い作品ではないのですが、
全体的に温かさを感じて、しんどいこともあるけれど、みんながんばって生きていけと
応援の気持ちを持って作られたような作品だなと思いました。


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「アデルの恋の物語」(映画)

2024年08月08日 | 映画
「アデルの恋の物語」

フランス映画です。
何かで紹介されているのを見て、見てみようと思って・・・から何年?
やっと見ました。

「レ・ミゼラブル」の作者ユゴーの次女を主人公とした作品。
実話に基づいているそうです。

恋するピンソン中尉を追って駐屯地であるカナダまでやってきたアデル。
ところがピンソン中尉はつれなくて・・・。

恋というよりも執着を描いた作品だなと思いました。

実際に、アデルがカナダに渡ってきたのは33歳の時だそうで、
19世紀ということを考えると、もう後がないと切羽詰まったような思いがあった
のかなと思ったりもしました。

映画だと、若くて美しい女性なので、そういう切羽詰まった感じはなくて、
魅力的で美しい女性の狂気を描きたかったのかな・・・と思ってしまうのですけれども。

ある種の美しさはあるのかもしれないけれど、なんというか感情は動かされない作品
だったかなと思います。
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Amanda Craig「The Other Side of You」

2024年07月31日 | 英語
Amanda Craig「The Other Side of You」

Quick Readsという、読書が苦手な人のための本をというプロジェクトの一冊。

具体的には、有名作家による安価で、文字が大きくて、易しめの文章、
それほど長くない(8歳くらいの児童書程度)の作品からなるプロジェクトです。

盗みや暴力が当たり前の荒れた地区に住む少年が主人公。
おばさんが殺されて、自分もこのままでは殺されるとなんとか逃げ出してきた。
見つけたのは、放置されたままの温室。
植物に囲まれた中で、1人暮らし始めた・・・。

「美女と野獣」をモチーフにした、ちょっとおとぎ話の雰囲気もあるお話です。
大人向けというよりは、中学生くらいのティーン向けかな。
(主人公が10代半ばくらいなので。)

大きい字で読みやすくて、気持ちよく読めました。
ちょっと安易な感じもあるけれど、いいお話でした。
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