こんにちは。
桑原通夫です。
トヨタが水で動くエンジンを開発・・
という驚きのニュース」です。
従来の燃料電池と似た仕組みだが
効率性と時速可能性に置いて
大きな進歩を成し遂げている。
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というのは、
水の電気分解によって生成される
水素と酸素を燃料として利用する・・
という仕組みで・・
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この新技術は車内で水を電気分解し、
その場で水素と酸素を生成するため、
外部からの水素供給が不要です。
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ここが従来と違って最大の革新とも
言える所以です。
車両に搭載された水タンクから供給される水は
特許取得済みの電気分解システムによって
水素と酸素に分解されます。
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そこで生成された水素は燃料として
エンジンに供給し、
酸素の方は燃焼プロセスで利用されます。
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排出されるのは再び水だけです。
ということで、ほぼ無公害で走れるのです。
これは環境問題も全てクリアーし、
資源枯渇の心配もなし・・ということで、
次世代のクリーンエネルギー技術として
非常に価値のある発明です。
従来の燃料電池は水素を
外部から取り入れるため、
その取扱や供給インフラ整備に多くの
課題がありました。
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ㇳヨタの新技術では、水素を外部から
取り込むのではなく
車内で水を電気分解して水素と酸素を
供給する・・という仕組みです。
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とてもシンプルで車内で生成された水素は
燃料としてエンジンに供給され
酸素も燃焼プロセスで利用されることになります。
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当然、エネルギー効率も高く
従来の燃料電池は約50%に対して
70%以上という効率性です。
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そして1リットルの水から得られる水素で
約20キロメートルの走行可能となる・・
ということです。
欧米がEV車にシフトした際も
トヨタは慎重に動き、ハイブリット車や
水素エンジン車の研究に力を入れて来ました。
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リチウムイオン電池の
発火の危険性がある・・
寿命年数が短く、劣化しやすい・・
温度変化に弱い・・
という欠点をカバーすべく
全固体電池の開発にも力を注いできました。
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2023年10月、トヨタは全固体電池の量産化、
サプライチェーン構築において
出光興産との協業を発表しました。
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実は全固体電池での協業は、2013年から
共同研究を進めてきた。
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全固体電池の研究開発においては、
両社とも歴史が長い。
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出光興産は硫化物系の固体電解質の研究を
2001年から開始しており、
トヨタも2006年から要素技術研究・開発に
取り組んでいる。
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なお、全固体電池に関する特許出願件数は
トヨタ・出光興産ともに世界トップクラスで、
両社の特許を合わせると195件にのぼります。
トヨタは・・2027年度には
国内に固体電解質のパイロットプラントを
稼働させ、
2027〜2028年に発売するEVに搭載して
商品化する予定・・ということです。
また、2030年には
電気自動車の販売台数を
2026年の目標値である150万台の
2倍以上となる350万台で、
そのうち次世代のバッテリーEVは
170万台としています。
その中に、数年以内に
全世界への投入を目指す全固体電池も
含まれてくるはずです。
そしてトヨタの全固体電池を搭載した
電気自動車は、
10分以下の急速充電が可能です。
しかも一回の充電で約1200kmを
走れることを目標に開発を進めている・・
ということです。
これは現行のEV車であるbZ4Xの
2.4倍にも航行距離が伸びる・・
ということです。
まさにトヨタの一人勝ち時代が訪れる・・
世界の自動車業界をリードするのは
やはりトヨタである・・という結論です。
最後までご覧いただきありがとうございます。