misty green and blue

Life is like an onion...

困惑

2017-01-16 | one ok rock / my first story


1/9にNHK総合で放送された『ONE OK ROCK 18祭(フェス) ~1000人の奇跡 We are~』を5日遅れで観た (14日)
ワンオクの地上波TV初出演となったこの企画は、彼らと全国各地から選ばれた1,000人の18歳世代(17~19歳)がコラボレーションする1曲1回限りの奇跡のステージ

選ばれた1/1000人の数人の当日に至るまでの心情に密着、この企画を通して仕事や勉強、恋愛や将来の目標など個々人が抱える悩みを超えて各々の夢や希望に立ち向かう新たなステップとなるべく、投稿動画に寄せられた彼らの熱い思いを受けて楽曲に取組んだONE OK ROCKの制作現場や18歳世代だった頃のインタビューなどを織り交ぜつつ番組が進行、去る2016年11月13日、遂に奇跡の数分間が幕を開けた―

 No ground beneath your feet
 Now here to hold you
 'cause we are, we are
 The colors in the dark

 足元が覚束なくとも心配はいらない
 君を支えるから
 だって僕らは互いに
 暗闇を照らす希望の光だから

熱いビートに乗せて、熱いハートが迸る―
その一瞬一瞬が眩しくて、感動的で......思わず目頭が熱くなった

We are ~18Fes ver.~ / ONE OK ROCK
 


We areはNHKの『ONE OK ROCK 18祭(フェス)』とリンクして作られた曲だと語っていたTaka
なるほど、そういうお膳立てがあった訳だ

悩み多き18歳世代との“合唱”―
ニューアルバム『Ambitions』の象徴的な楽曲と言いたいところだが......
実際、この番組が新譜を聴きたいと思う気持ちを後押しした (15日)

『Ambitions』には様々な“意志”が汲み取れる
・8枚目
 → 目標と願望の達成のため、その直観力で持てる才能を高次元に発揮する“時”と“場所”
・好奇心を掻き立てる書道風カリグラフィー
 → 予てからの大いなる望みをいよいよ具現化させるための“挑発”
・黄色
 → 未来を創っていくバンドとなるべく布石を打つ、今がその“転機”

まさしくジャケットが暗示する如くの作品だった
驚嘆とほんの少しの失望....

Takaの唄にフォーカスを合わせた本作、変幻自在の声調にはただただ圧倒されるも、バンドとしての存在感をあまり感じられない
空間を埋め尽くすが如く縦横無尽に放たれるTomoyaの流麗なドラミングが密かに好きだった私、その彼が影を潜めた今回の仕上がりは、ひどく物足りない

We areはロックだ
けれども、象徴的な楽曲とは言えない
全体を覆うエレクトロポップとJ-POPがミックスされたような、軽い耳触り―
むしろ異色とも言える、Taking OffとWe are


初めて耳にした時の、これが私の印象である
置いてけぼりにされたかのような、僅かの寂寥感.....

 次は違うことに取り組んでいるかもしれない
 僕は同じ夢を持つ仲間とその夢を叶えることが、どんなに素晴らしいかを、皆に見せいだけなんだ
 
そう語るTakaの隠されたメッセージは、We are Taking Off “together”

既存のロックに阿ない、好奇心の赴くままに独自の音楽を突き進む姿勢は、ある意味ロック的と言えるかもしれない


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